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2005(Sun) 12:00

交響詩篇エウレカセブン#15「ヒューマン・ビヘイヴュア」

映像関係

第五次健康ブームって……月光号を強奪してからのこの三年で、半年に1回のペースで起こっていたって事なんでしょうか?

さて、今回はレントンの過去が少し分かるお話ですが、「英雄王アドロック・サーストン」を身内に持つ事の重荷を描いているようです。
出てくるレントンの叔父という人物は、苗字が違うことから…たぶん母方何でしょうね。
パンチャの実を取りに行った三人が出会ったのは、町にある大きな「アドロック」の看板に、ビール。そして、天候不順によって高値になっていた目的のパンチャの実。

今回、叔父さんの妄想癖ということがクローズアップされてました。
レントンが指名手配されている月光号の顔写真入りポスターをみて、とっさについた嘘「軍学校の先輩と同級生」という話から、エウレカをレントンの婚約者にした挙句に、優秀な学校の生徒という風に変えてしまいます。
また、アドロックを称える歌を元軍人仲間と思われる爺さんたちと歌うんですが…。この辺の凝り固まった思考とかは、旧日本軍の兵士が辛くて仲間といえども語り合えないで沈黙しているか、仲間と一緒にはっちゃけ、自分の行為を意気軒昂と語るシーンに似ているなぁと思うわけですよ。
と、そんな想像をするぐらい、アドロック・サーストンがコーラリアンと「闘って」いた時代は凄い時代情勢だっただろうなぁと思うわけで。

で、アドロックを称える歌を途中でさえぎった時のレントンって言うのが、彼が散々故郷で背負わされてきたモノだったのかなと。
彼が、エウレカに以前言った「レントン・サーストンだから」という言葉には、結構な思いが含まれているわけですね。
父親を英雄に祭り上げられるというのはどういう感じがするんでしょうか。

さて、叔父さんですが…。あれは身内が英雄となった事(しかも、その英雄はすでに死んでいる)への、どうしようもない感情から来ている行為に思えます。妄想癖というか、大事にするというか、嘘が旨いというか。どうしても、アドロックとその一家を称えないと何かやっていけない感情があると思えますし、もうその行為も後に引けなくなっているのでしょうね。
ラストで州軍に家宅捜索され、連行されるときは、余りに大きすぎた嘘のツケを払わされたのでしょう。甥を守りたかったんでしょうが、その行為(好意)は時代に追いついていかなかったか…。

また、パンチャの実が出来ない天候不順ですが……もはや、「王」は「アドロック」から「レントン」へと移行しているため、ソレまでの行幸の数々も消え始めた。というところでしょうか。

レントンが操縦したニルバーシュ(早速、カッコよく操縦してますね。彼が倒したKLFですが、頭部に座席があるとすると、彼らは脱出しているんでしょうか?していないとしたら、レントンがその意味に気がつくのは何時なのか…)。それをみて、「あんなのはニルバーシュじゃない」と否定するエウレカ。エウレカから見た正しいニルバーシュって言うのはどんなものなんでしょうか。
今回も「レントンの怒りの感情にてトラパー濃度が急激上昇」という結果が現れています。やはり、金枝篇の言うところの「次代の王」というのはレントンに移行されている?

・今回の注目
パンチャの実の産地が、レントンとダイアンの幼い時すごした場所だと知った瞬間の、ホランドの変わり身。
やっぱり、まだ好きですかホランドさん!(笑)

タイトルのヒューマン・ビヘイヴュアは直訳すると「人間の品性」って事らしい。……どう訳すのが一番か?

来週は……
うわー、久々にドギー兄さん登場?つーか、ギジェット(15歳)とナニやってんですかーーー><

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