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ルッキズムについて考えよう(編み物でも見ながら)

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第1回

文字起こし

容姿で「得をした・損をした」経験はありますか?

2024年12月26日 60min

授業の概要

日本社会には「ルッキズム」という根深い問題があります。

「見た目で人を判断してはいけない」とよく言われますが、現実には見た目が影響を及ぼす場面も多く、どこからが「見た目による差別」にあたるのか、その線引きは決して簡単ではありません。

また、SNSの普及により、「ルッキズム」という言葉が本来の意味とは異なる形で使われることも増えています。

本授業では、まず「ルッキズム」とは何かを整理し、その問題点を哲学的な視点から一緒に考えていきます。

※そして今回は、出演者の外見にとらわれず内容に集中してほしいこと、また重いテーマをリラックスした雰囲気で楽しみながら知識を深める場にしたいこと、という理由から編み物をしているところだけを映しながらフリートーク形式で進めます。

是非お楽しみください。

 

【授業アジェンダ】(予定)

1. 身の回りに実はあるルッキズム(無自覚にやってしまいがち)

2. 改めてルッキズムとは?

3. 職場に絞ってルッキズム問題を見てみよう!

4. そもそもルッキズムって何が問題なの?

 

【ターゲット】

メインターゲット:日頃容姿を気にし、嫌な思いをしてきた人
サブターゲット:自分の見た目で悩んだことはないが、ルッキズムによる不平等について嫌気がさしている方

 

【授業ゴール】

・無意識におこっている外見に基づく偏見に気づく

・この世の中で何が起きているのかを言語化できる

 

【その他】

research map:https://researchmap.jp/kotegawa

プロフィール:https://www.kokugakuin.ac.jp/account/91873

授業紹介コメント

  • 小手川 正二郎
    先生

    小手川 正二郎

    「人を見た目で判断してはいけない」と思いつつ、自分や他人の外見をつい気にしてしまうことはありませんか?「外見なんて一切気にしない」とも「結局見た目でしょ!」とも言い切れない現実のなかで、どこからが「見た目に基づく差別」(ルッキズム)となってしまうのか、それの何が問題なのかを一緒に考えられたらと思います。