GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は12月2日、同社の脆弱性調査・研究チーム「GMOイエラエ」が「SECCON CTF 13 Quals(SECCON CTF 13 予選)」を国内1位、世界2位で通過したと発表した。
「SECCON」は日本における実践的な情報セキュリティ人材の発掘・育成、技術の実践の場の提供を目的として設立された情報セキュリティコンテストイベントで、カンファレンスやワークショップのほかに攻撃・防御両者の視点でサイバーセキュリティの総合的な技術力を試すハッキングコンテストや、テーマにあわせて作成したプログラムを披露するプログラミングコンテスト「ハッカソン」などを開催している。「SECCON CTF」はSECCONのメインイベントとなるハッキングコンテストで、予選を勝ち抜いた世界各国のチームがサイバーセキュリティの技術力を競い合う。
「SECCON CTF 13 Quals(SECCON CTF 13 予選)」はオンラインで合計653チームが参加し、GMOイエラエは 4,060ポイントを獲得し国内1位、世界2位(世界1位のチームと179ポイント差)で予選を通過したとのこと。
「SECCON CTF」の決勝では、国際チームが競う「International Finals」と国内上位チームが競う「Domestic Finals」の2種類の大会が開催され、予選から勝ち上がった8チームが2025年3月1日から2日に東京・浅草ヒューリックホールで行われる決勝に進出する。GMOイエラエは日本国内チームで唯一「SECCON CTF 13 International Finals(SECCON CTF 13 国際 CTF 大会 決勝)」に進む権利を獲得している。
同社サイバーセキュリティ事業本部 執行役員の小池悠生氏は「「SECCON CTF13 Finals(SECCON CTF 13 決勝戦)」では参加人数4人までという制限が入ることや、会場でギャラリーが見守る中で競う緊張感など、より技術的にも心理的にも厳しい戦いになるとことが予想されます。チーム一同、世界1位を目指して頑張ります。」と決勝に挑む意気込みを語っている。