独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月3日、スマートフォンアプリ「すかいらーくアプリ」における2つのアクセス制限不備の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。三井物産セキュアディレクション株式会社の金子俊介氏、佐藤竜 氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
Android アプリ「すかいらーくアプリ」バージョン 6.2.13 およびそれ以前
iOS アプリ「すかいらーくアプリ」バージョン 6.2.13 およびそれ以前
株式会社すかいらーくホールディングスが提供するスマートフォンアプリ「すかいらーくアプリ」には、2つのアクセス制限不備の脆弱性が存在し、ユーザの端末にインストールされた他のアプリを利用し、当該製品の WebView 上に任意のサイトを表示され、不正なサイトに誘導される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。