「家二郎」で検索すると
ボロボロとレシピがヒットする昨今
このブログでは
独自のコンセプトと理論でレシピを紹介しよう
*独自1 金をかけない
*独自2 手間をかけない
*独自3 こだわることにこだわらない
*独自4 この通りに作れば誰も失敗しない
あと、これを書いている俺が
元々プロのラーメン職人だったと言えば
よりテンションは上がっていただけるだろか
さらに体脂肪の数値も半端ねぇとカミングアウトすれば
より信頼度が増していただけるだろうか
●材料:約4人分
*スープ
ゲンコツ 2本:時間あるなら1本でもよし、幹の部分が太いのを選ぼう
豚肉ブロック 500gありゃ分厚いのが四枚取れる。売っていれば腕肉、無かったら脂身の多い肩を
背脂 400g~500g 肉のハナマサで100g¥19ハナマサなければ肉屋にお願いすれば買えたりする
にんにく 適量 中国産の安いムキニンニクで十分(逆にあまり売ってないけど)
生姜 適量 あなたの好きな二郎は生姜効いてる?お好みで
*麺
山岸さんのつけ麺:良くスーパーで売り出している生麺の中ではベスト¥248位 またはつけ麺用とかの極太麺
*カエシ
醤油 300ml:店で一番安いやつ。安いやつじゃないとパワフルなスープに隠れるよ
みりん風調味 100ml 「風」がいいのだよ「風」が
酒 50ml 雰囲気で入れただけ無くても別に。
塩 小さじ2
味の素適量
*具
キャベツ 1/4
もやし 一人一袋は余裕で食べちゃう
ニンニク
●さ、開始開始
1 ゲンコツ割っちゃう
手に持ちトンカチのはじっこでバンバン叩けば割れる
この時に二本分割っちゃいな!
2 圧力鍋に入れちゃう
流水で洗ったゲンコツ1本(ここは1本だよ)、豚肉ブロック、背脂を入れヒタヒタになる位水を投入し加熱
シューシュー言ってから30分、30分経ったら火を止めて30分放置
*圧力鍋を使うなんざ邪道と思う?いやいや、結果から見ると圧力鍋を使った方が
断然簡単で仕上がりもよくなる事実!ただ圧力鍋が無い人は
こちらが参考になるはず3 カエシ作っちゃう
圧力鍋を待つ間、カエシを作ってしまおう
上記材料を入れて弱火にするだけ。煮すぎると味が丸くなりすぎて
仕上がり時に醤油のインパクトが無くなるから注意。沸騰させなくても良いくらい。
出来上がったら容器に移して冷ます。
味の素は少量をパッパと振りかけるだけで醤油のカドが取れるので前後味見をして確かめると
おぉ!ってなるはず。
この時余りそうなニンニクと生姜を大胆にぶった切って放り込んでおくと
深みがあからさまに増すのでおすすめ
4 トッピングのニンニクを刻んでおく
食べる直前に刻むと結構辛い時があるので、時間あるときにさくっと
5 圧力鍋終了
スープと材料を大きい鍋に移し新たに水を足して一時間煮込む
*圧力鍋を使うとこの時点で背脂の液状化が始まる
液状化した脂をさらに炊くことによって家の火力でも余裕で乳化が促進。
濃厚で密度の高くまったりとした乳二郎スープが目指せるってわけ。
火加減は中火~強火位
6 一時間後
豚肉を取り出し、かわりにもう一本のゲンコツを投入!水量が減ってきたら追加
火加減は中火~強火位でさらに煮込む
7 豚を作っておこうそうしよう
取り出した豚肉をカエシに漬け込む
30分も漬けりゃ十分。ヒタヒタにならない場合は15分ずつ裏返せばOK
30分経ったら荒熱を取ってラップでグルグルにし放置
8 あとはニンニクとか生姜とか入れて炊くだけ
15分おき位に水を足したりかき混ぜたりしながらワクワクするべき。
圧力鍋からトータルで3~4時間したらニンニクとか生姜を入れてさらに炊く
いちをこの時点でのポイントなどをあげると
*ニンニク好きだからといってスープに入れすぎない
結構支配されちゃう時があるので、入れても1房を半分にぶった切ったやつ
生姜も半かけをスライスした位で十分
*出来上がりの家二郎はどこを目指すかを明確にする
簡単に言うとあなたの好きな二郎は結構乳化してる?それともしてない?ってこと
乳化をしているのが好きならガンガン炊いちゃいな
この時フタをすればさらに乳化が促進するから試してみて。
逆にいわゆる醤二郎が好きならコトコト炊くこと。
ゲンコツからは最大8時間は出汁が出ると言われているからじっくりじっくり炊いて
旨みを閉じ込めておこう。
*背脂どうしよう
ゴロゴロさせたい?ジュルジュルにしたい?
あまり強火で炊いたり長時間炊いたりするとどうしても液状になってしまう
このまま炊いたら塊がなくなっちゃうのではと心配になったら
途中で背脂の塊を別皿に取り除いちゃえばOK。食べる直前にまた入れたら良い。
9 圧力鍋から合わせて5時間も炊けば間違いない
完成は間近だ
麺茹で用のお湯を沸かしたり豚とか切ったり。
10 キャベツも切ってもやしとか茹でちゃおうぜ
お湯が沸いたらまずヤサイを茹でておこう
*もりつけ時に冷めていたら結構悲しい気持ちになる
だから我が家では電気グリル鍋で別途茹でながら盛り付けているが
無い場合は
一度茹でてザルに置いておき、麺がゆで終わったら茹で湯を
ヤサイにぶっ掛けてあっためてはどうだろう
11 さあ作るよ
●まず下準備
丼に
*カエシを60ml~70ml入れる
*味の素を小さじ1杯入れる
*ゴロゴロの背脂を入れて程よく潰しておく
●麺を茹でる
山岸さんの麺は茹で時間が確か5分だったが
盛り付け云々に絶対時間がかかるので4分位でOK
●鍋に浮かぶ背脂をなんとなく掻き分けながらスープを注ぐ
*いちを分量的には300cc位
ここで味見をしてカエシがしょっぱいなと感じる位がちょうど良い
ま、足りなかったらあとで足せばいい
●麺を投入!
●ヤサイ盛っちゃいな!
●豚盛っちゃいな!
●ニンニクぶりぶり入れて完成~
家二郎は完全にエンターテイメント
ラーメン好き集めてやると
最強にテンションがあがります。
タイトルにも書いたように
この通りに作れば失敗はしないはず!
ただ例えば
安い醤油は安い醤油でもどこの安い醤油がより美味いか
化調を変えるとどんな変化をするか
いやはや違う肉の部位はどうだろう
等など
どうぞこだわりはじめてください
そこには浪漫が必ずあるでしょう
そしてその先には
こんなに馬鹿ウマで楽しい時間を過ごす機会をくれた二郎はやっぱりすげーな
という気持ちになるはず
二郎ありがとう二郎
それにしても沢山自作をした一年だった俺は食い物をまずそうにしか撮れないので
今日の画像も全てこの
こんなの食べましたから借りた
どうもありがとう
また作ろう
10点
質問などありましたらツイッターでもどうぞ~→
@endomild*私の監修した記事です
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いろんなレシピからここにたどり着きました♪
最近インスパイアのお店に通いつめているので味はそこに近づけるように、ネギ、人参、玉ねぎプラスで初挑戦!
出来上がりは、、、
本当まじで近い!!
てか麺以外ほぼ一緒!
食後の煙草との具合いも一緒!
本当に本当にありがとうございます・