石垣市、4公民館の頭越しに5月16日開南・於茂登両地区、31日川原・嵩田地区と「意見交換会」を強行。
- 2018/06/07
- 15:02
石垣島より:
関連記事:なにが「手続きの範囲内」だ!防衛局の石垣島陸自配備用地買収を前提とした測量業務などの入札公告を許さない!http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-616.html
6月6日には健康福祉センター検診ホールで、
「沖縄防衛局など要請報告と意見交換会」を開催
6月7日の八重山毎日紙面
6月7日の八重山日報紙面
質問書への沖縄防衛局の回答:
6月4日の八重山毎日紙面
どうしても「周辺住民の意見を聞いた」とのアリバイを作りたいのか? 5月31日(木)夜、
石垣市は会場を健康福祉センターに移し、川原・嵩田地区限定の「意見交換会」を強行。
6月1日の八重山毎日紙面
6月1日の八重山日報紙面
6月1日 八重山毎日
陸自配備「絶対止めて」と訴え
意見交換会には住民一人が出席。中山義隆市長や部課長らが「絶対止めてください」と訴えに耳を傾ける=5月31日夜、石垣市健康福祉センター検診ホール
意見交換会に先立って開かれた抗議集会に参加する人たち。「石垣市民全体でもっと綿密に話し合った上で意思決定を」との声明を確認する=5月31日夕、石垣市健康福祉センター芝生広場
戦争体験、80歳男性が唯一出席 嵩田・川原住民意見交換会 4公民館ら抗議集会
平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画をめぐり、石垣市は5月31日夜、嵩田・川原地区住民を対象にした意見交換会を市健康福祉センター検診ホールで開いた。川原から戦争体験者の男性(80)が唯一出席、「この施設を造れば標的になる。絶対止めてください」と訴えた。周辺地区住民に限定した意見交換会に反発する4公民館は開始前に芝生広場で抗議集会を開き、「市民全体でもっと綿密に話し合った上で意思決定していくことを強く求める」との声明を出した。幅広い市民との意見交換会について中山義隆市長は早急に対応方針を明らかにする考えを記者団に示した。
市は当初、川原小学校体育館で予定したが、同校が「学校教育上支障がある」として使用許可を取り消したことを受け、急きょ会場を変更した。開南公民館の小林丙次館長は集会で「通知を出して6日後に開催する催しがあるか。さらに1日前の変更は非常識。あり得ない。仕切り直すのが常識で、ごり押しはあまりにもひどい」と怒りをぶつけた。
意見交換会に参加した男性は、自らの戦争体験を紹介した上で「石垣島につくるのはお金のムダ。この施設で防衛ができるのか。かえって危ない。標的になる」「予定地には僕の畑も入っているが、農地を潰して生産能力のない施設を造るのか」「基地が隣にある開南には人が住まなくなる」などと声を上げた。
地対艦・地対空誘導弾の配備について中山市長は「『ミサイル基地』をつくるのではなく、誘導弾は車両でどこにでも移動する装備」と説明したが、男性は「移動したところが標的になる」と危機感をあらわにした。
中山市長は「反対意見を防衛省にしっかり伝える」と応じ、男性は取材に「何も言わないと反対派は来なかったという口実を逆につくられる」と参加理由を説明した。
4公民館と石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会(共同代表・上原秀政氏ら5人)が開いた集会には約80人が出席。「自衛隊配備について意見を交わしましょう」と市民に呼び掛ける声明も発表した。
嵩田公民館の高宮耕館長は「受け入れ表明もないのに候補地が決まり、測量が進められようとしているのはおかしな話。まずは市民合意の上で決めるべきだ」と述べた。
集会では、のぼりやプラカードが掲げられたため、市は施設の管理規則に抵触するとして中止を指導。中山市長は「言っていることとやっていることが矛盾する」と批判した。
4公民館の声明 :
住民連絡会の声明:
5月31日の八重山毎日紙面
石垣市は陸自ミサイル部隊受け入れを進める段取りとして強引に開南・於茂登地区で意見交換会を行なったのに続き、今度は5月31日(木)の夜に川原小学校で川原・嵩田地区限定の意見交換会を強行する模様。予定される会場の川原小校長は会場提供を断った。
5月31日の沖縄タイムス紙面
5月30日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より
市民連絡会は5月28日、沖縄防衛局に陸自手続きの中止を要請
「丁寧な説明」など宮古島でもした事は一度も無い!
5月28日 NHK沖縄 NEWS WEB
石垣島の陸自配備計画で住民抗議
石垣島に陸上自衛隊を配備する計画について、住民で作るグループが「地元の合意がない」などとして沖縄防衛局に対し、配備に向けた手続きを中止するよう求めました。
防衛省は、南西地域の防衛体制を強化するため有事などの際に初動対応にあたる陸上自衛隊の警備やミサイルの部隊などを石垣島に配備する計画を進めています。
これについて地元の住民で作るグループが28日沖縄防衛局を訪れ、「市民が抱える安全や環境などへの懸念に防衛省は十分応えていない。地元の合意がなく断じて容認できない」として抗議しました。
その上で、部隊の配備に向けた手続きを中止するよう求めました。
これに対し、防衛局の中嶋局長は「引き続き地元への丁寧な説明を行い、部隊を配備できるよう手続きを進めていく」と答えていました。
グループの共同代表の上原秀政さんは「小さな島に危険な基地は要らない。子や孫の将来のためにも部隊配備は受け入れられない」と話していました。
5月29日の琉球新報紙面
5月29日の沖縄タイムス紙面
要請書:
質問書:
中山石垣市長は、配備先の4公民館に対して約束をほごにした事の謝罪をし「手続き了承」を撤回したうえで、
あらためて4公民館の意見を聞くべきである。
石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」は、
部隊配備に係わる調査などの入札公告の中止・撤回と、手続きについての事実経過を明らかにすること、
自衛隊配備問題について広く市民との「対話集会」(仮称)を開催することを求めています。
5月19日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より
5月20日の沖縄タイムス紙面
5月19日の八重山毎日紙面
たった7名の参加で、
5月16日、石垣市は開南・於茂登両地区住民との意見交換会を強行
5月17日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より
5月17日の琉球新報紙面
5月17日の沖縄タイムス紙面
市民連絡会の中山市長への要請書:
石垣市は、開南と於茂登の住民だけを対象とする「意見交換会」を5月16日に開くという文書を、
公民館の頭越しに住民に配布するという暴挙に出ました!
「正式受け入れ表明」にまっしぐらの中山石垣市長
住民を分断し反対する4公民館の切り崩しを進め、「最終判断」の一材料とするであろう「住民の意見を聞いた」と言うアリバイ作りのために「意見交換会」開催の強行突破を図る。
中山市長は「周辺4公民館の意見も聞いた後に判断する」と約束しながら、これを実施せずに配備に向けた諸手続きの開始を了承。 それに対して4公民館は、約束をほごにした事の謝罪と手続き了承の撤回を求めています。
防衛省は、独自の判断として18年度予算で用地取得などの費用136億円を確保するなど、配備に向けた準備を着々と進め、2018年度には用地測量のほか補償物件調査、不動産鑑定評価、現況調査(土地)造成検討など6業務を予定し入札公告の準備を進めています。
5月15日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より
5月15日の琉球新報紙面
5月15日の沖縄タイムス紙面
5月13日の八重山毎日紙面
5月12日の沖縄タイムス紙面
5月11日の琉球新報紙面
5月11日の八重山毎日紙面
5月11日 八重山毎日
陸自配備計画、住民と意見交換会 石垣市 16日夜、大本小体育館で
公民館長「地域の分断招く」と反発
防衛省の平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画をめぐり、中山義隆石垣市長が、候補地周辺の開南・於茂登地域の住民に、意見交換会の開催を9日付で通知していたことが分かった。大本小学校体育館で16日午後7時半から。
総務部によると、これまで4公民館長に調整を依頼してきたが、まとまらなかったとして、公民館という組織対象ではなく、住民という個人対象で実施する方針に切り替えた。公民館長からは「地域の分断を招こうとしている」と強い反発の声が上がっている。
市総務部によると、ことし4月にも4地区公民館長らに打診したが、3地区で館長が代わるなどして調整がつかなかったため、候補地に近い2地区から先に実施する方針を決めたという。総務課の職員が9日、「地域住民各位」宛ての出席依頼文書を各世帯に配布。「候補地が示されたことから公民館をはじめ周辺住民からいろいろな意見や要請、抗議などを賜っているが、意見を直接うかがいたい」と記している。今後、嵩田、川原両地区でも予定している。
中山市長は、2016年の12月定例石垣市議会で、反対する周辺4公民館の意見も聞いた後に判断すると答弁したものの、同年12月26日、これを実施せずに配備に向けた諸手続きの開始を了承すると防衛省に伝えた。
中山市長は「詳細な情報を得るための手続き了承で、受け入れ可否の最終判断ではない」としているが、防衛省は、独自の判断として18年度予算で用地取得などの費用136億円を確保するなど、配備に向けた準備を着々と進めている。
これに対し4公民館は「手続きが進めば着工となるのは当たり前。市長は約束をほごにした。まず謝罪し、手続き了承を撤回すべきだ」と反発して話し合いに応じていない。
今回の意見交換会について開南公民館の小林丙次館長は「対象を4地区から2地区に、公民館から住民にずらしており、地域の分断と力の分散を狙っているのだろう。4公民館の謝罪と白紙撤回の要求に対し、市長は何ら回答していない。まずは意思表示をしてから、意見交換会を開催するのが筋ではないか」と指摘している。
4公民館は今後、今回の意見交換会について対応を協議することにしている。
関連記事:なにが「手続きの範囲内」だ!防衛局の石垣島陸自配備用地買収を前提とした測量業務などの入札公告を許さない!http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-616.html
6月6日には健康福祉センター検診ホールで、
「沖縄防衛局など要請報告と意見交換会」を開催
6月7日の八重山毎日紙面
6月7日の八重山日報紙面
質問書への沖縄防衛局の回答:
6月4日の八重山毎日紙面
どうしても「周辺住民の意見を聞いた」とのアリバイを作りたいのか? 5月31日(木)夜、
石垣市は会場を健康福祉センターに移し、川原・嵩田地区限定の「意見交換会」を強行。
6月1日の八重山毎日紙面
6月1日の八重山日報紙面
6月1日 八重山毎日
陸自配備「絶対止めて」と訴え
意見交換会には住民一人が出席。中山義隆市長や部課長らが「絶対止めてください」と訴えに耳を傾ける=5月31日夜、石垣市健康福祉センター検診ホール
意見交換会に先立って開かれた抗議集会に参加する人たち。「石垣市民全体でもっと綿密に話し合った上で意思決定を」との声明を確認する=5月31日夕、石垣市健康福祉センター芝生広場
戦争体験、80歳男性が唯一出席 嵩田・川原住民意見交換会 4公民館ら抗議集会
平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画をめぐり、石垣市は5月31日夜、嵩田・川原地区住民を対象にした意見交換会を市健康福祉センター検診ホールで開いた。川原から戦争体験者の男性(80)が唯一出席、「この施設を造れば標的になる。絶対止めてください」と訴えた。周辺地区住民に限定した意見交換会に反発する4公民館は開始前に芝生広場で抗議集会を開き、「市民全体でもっと綿密に話し合った上で意思決定していくことを強く求める」との声明を出した。幅広い市民との意見交換会について中山義隆市長は早急に対応方針を明らかにする考えを記者団に示した。
市は当初、川原小学校体育館で予定したが、同校が「学校教育上支障がある」として使用許可を取り消したことを受け、急きょ会場を変更した。開南公民館の小林丙次館長は集会で「通知を出して6日後に開催する催しがあるか。さらに1日前の変更は非常識。あり得ない。仕切り直すのが常識で、ごり押しはあまりにもひどい」と怒りをぶつけた。
意見交換会に参加した男性は、自らの戦争体験を紹介した上で「石垣島につくるのはお金のムダ。この施設で防衛ができるのか。かえって危ない。標的になる」「予定地には僕の畑も入っているが、農地を潰して生産能力のない施設を造るのか」「基地が隣にある開南には人が住まなくなる」などと声を上げた。
地対艦・地対空誘導弾の配備について中山市長は「『ミサイル基地』をつくるのではなく、誘導弾は車両でどこにでも移動する装備」と説明したが、男性は「移動したところが標的になる」と危機感をあらわにした。
中山市長は「反対意見を防衛省にしっかり伝える」と応じ、男性は取材に「何も言わないと反対派は来なかったという口実を逆につくられる」と参加理由を説明した。
4公民館と石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会(共同代表・上原秀政氏ら5人)が開いた集会には約80人が出席。「自衛隊配備について意見を交わしましょう」と市民に呼び掛ける声明も発表した。
嵩田公民館の高宮耕館長は「受け入れ表明もないのに候補地が決まり、測量が進められようとしているのはおかしな話。まずは市民合意の上で決めるべきだ」と述べた。
集会では、のぼりやプラカードが掲げられたため、市は施設の管理規則に抵触するとして中止を指導。中山市長は「言っていることとやっていることが矛盾する」と批判した。
4公民館の声明 :
住民連絡会の声明:
5月31日の八重山毎日紙面
石垣市は陸自ミサイル部隊受け入れを進める段取りとして強引に開南・於茂登地区で意見交換会を行なったのに続き、今度は5月31日(木)の夜に川原小学校で川原・嵩田地区限定の意見交換会を強行する模様。予定される会場の川原小校長は会場提供を断った。
5月31日の沖縄タイムス紙面
5月30日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より
市民連絡会は5月28日、沖縄防衛局に陸自手続きの中止を要請
「丁寧な説明」など宮古島でもした事は一度も無い!
5月28日 NHK沖縄 NEWS WEB
石垣島の陸自配備計画で住民抗議
石垣島に陸上自衛隊を配備する計画について、住民で作るグループが「地元の合意がない」などとして沖縄防衛局に対し、配備に向けた手続きを中止するよう求めました。
防衛省は、南西地域の防衛体制を強化するため有事などの際に初動対応にあたる陸上自衛隊の警備やミサイルの部隊などを石垣島に配備する計画を進めています。
これについて地元の住民で作るグループが28日沖縄防衛局を訪れ、「市民が抱える安全や環境などへの懸念に防衛省は十分応えていない。地元の合意がなく断じて容認できない」として抗議しました。
その上で、部隊の配備に向けた手続きを中止するよう求めました。
これに対し、防衛局の中嶋局長は「引き続き地元への丁寧な説明を行い、部隊を配備できるよう手続きを進めていく」と答えていました。
グループの共同代表の上原秀政さんは「小さな島に危険な基地は要らない。子や孫の将来のためにも部隊配備は受け入れられない」と話していました。
5月29日の琉球新報紙面
5月29日の沖縄タイムス紙面
要請書:
質問書:
中山石垣市長は、配備先の4公民館に対して約束をほごにした事の謝罪をし「手続き了承」を撤回したうえで、
あらためて4公民館の意見を聞くべきである。
石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」は、
部隊配備に係わる調査などの入札公告の中止・撤回と、手続きについての事実経過を明らかにすること、
自衛隊配備問題について広く市民との「対話集会」(仮称)を開催することを求めています。
5月19日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より
5月20日の沖縄タイムス紙面
5月19日の八重山毎日紙面
たった7名の参加で、
5月16日、石垣市は開南・於茂登両地区住民との意見交換会を強行
5月17日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より
5月17日の琉球新報紙面
5月17日の沖縄タイムス紙面
市民連絡会の中山市長への要請書:
石垣市は、開南と於茂登の住民だけを対象とする「意見交換会」を5月16日に開くという文書を、
公民館の頭越しに住民に配布するという暴挙に出ました!
「正式受け入れ表明」にまっしぐらの中山石垣市長
住民を分断し反対する4公民館の切り崩しを進め、「最終判断」の一材料とするであろう「住民の意見を聞いた」と言うアリバイ作りのために「意見交換会」開催の強行突破を図る。
中山市長は「周辺4公民館の意見も聞いた後に判断する」と約束しながら、これを実施せずに配備に向けた諸手続きの開始を了承。 それに対して4公民館は、約束をほごにした事の謝罪と手続き了承の撤回を求めています。
防衛省は、独自の判断として18年度予算で用地取得などの費用136億円を確保するなど、配備に向けた準備を着々と進め、2018年度には用地測量のほか補償物件調査、不動産鑑定評価、現況調査(土地)造成検討など6業務を予定し入札公告の準備を進めています。
5月15日の八重山毎日紙面 西表(竹富町)の方より
5月15日の琉球新報紙面
5月15日の沖縄タイムス紙面
5月13日の八重山毎日紙面
5月12日の沖縄タイムス紙面
5月11日の琉球新報紙面
5月11日の八重山毎日紙面
5月11日 八重山毎日
陸自配備計画、住民と意見交換会 石垣市 16日夜、大本小体育館で
公民館長「地域の分断招く」と反発
防衛省の平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画をめぐり、中山義隆石垣市長が、候補地周辺の開南・於茂登地域の住民に、意見交換会の開催を9日付で通知していたことが分かった。大本小学校体育館で16日午後7時半から。
総務部によると、これまで4公民館長に調整を依頼してきたが、まとまらなかったとして、公民館という組織対象ではなく、住民という個人対象で実施する方針に切り替えた。公民館長からは「地域の分断を招こうとしている」と強い反発の声が上がっている。
市総務部によると、ことし4月にも4地区公民館長らに打診したが、3地区で館長が代わるなどして調整がつかなかったため、候補地に近い2地区から先に実施する方針を決めたという。総務課の職員が9日、「地域住民各位」宛ての出席依頼文書を各世帯に配布。「候補地が示されたことから公民館をはじめ周辺住民からいろいろな意見や要請、抗議などを賜っているが、意見を直接うかがいたい」と記している。今後、嵩田、川原両地区でも予定している。
中山市長は、2016年の12月定例石垣市議会で、反対する周辺4公民館の意見も聞いた後に判断すると答弁したものの、同年12月26日、これを実施せずに配備に向けた諸手続きの開始を了承すると防衛省に伝えた。
中山市長は「詳細な情報を得るための手続き了承で、受け入れ可否の最終判断ではない」としているが、防衛省は、独自の判断として18年度予算で用地取得などの費用136億円を確保するなど、配備に向けた準備を着々と進めている。
これに対し4公民館は「手続きが進めば着工となるのは当たり前。市長は約束をほごにした。まず謝罪し、手続き了承を撤回すべきだ」と反発して話し合いに応じていない。
今回の意見交換会について開南公民館の小林丙次館長は「対象を4地区から2地区に、公民館から住民にずらしており、地域の分断と力の分散を狙っているのだろう。4公民館の謝罪と白紙撤回の要求に対し、市長は何ら回答していない。まずは意思表示をしてから、意見交換会を開催するのが筋ではないか」と指摘している。
4公民館は今後、今回の意見交換会について対応を協議することにしている。