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選考基準に適合しない「自称オール沖縄」の候補に宮古島の平和な未来を託すことができるのか?

宮古島より:


関連記事:12月5日、宮古島市の市長選でのオール沖縄候補一本化を求め21名の女性が連名で記者会見。
http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/blog-entry-250.html


分断される宮古島

自衛隊配備推進派(与党)も二人出馬、分裂の様相でしたが、官邸に呼ばれ、「疑惑のデパート」の現職に1本化されるようです。
  
与党の市議には、一人当たり500万円、という噂も流れています。地方の離島の市長選が、国政選挙並の不気味さを帯びてきました。

我々、配備反対派も1本化で、どうしても勝たねばならない、島の未来を決する市長選にもかかわらず、どんな「力」が働いているのか?
  
以下のような、奇妙な事態に陥っています。
  
オ-ル沖縄で、闘い勝った「初の女性県議」が、なぜに彼女を支援し、共に選挙戦を闘った前県議である市長候補ではなく、市民から信頼を得ることのできない候補を推し続けるのか??なぜ、オール沖縄に分断を持ち込むのか??
  
以下をご覧ください。

緊急投稿: 宮古島より

来年1月の宮古島市長選をめぐって、「自衛隊配備反対」の足を引っ張る「自称オール沖縄」が、信じられないことに新しい宮古島選出初の女性県議もからんで、地元では悪名高い、とんでもない候補を引っ張り出し、「オール沖縄」前県議の奥平一夫候補や候補者一本化への努力をする人々へあらぬ批判を向けています。

沖縄島では、まんまと乗せられた県議会会派や労組まで、このとんでもない候補に推薦状を出すと言う大変な誤った事態が起こっています。静観や黙認していては、宮古島の平和な未来はつぶされてしまいます。
 
12月10日宮古入りして、この問題の候補に推薦状を渡した福島瑞穂さんや社民党の県議に触れて、自衛隊配備反対の仲間であるはずの人が、「福島さんがオール沖縄選定候補を推薦するのは自然なことと思います」とか「社民党としては推薦状を出さざるを得なかった」とか、えらくご理解ある発言をしているようですが、この候補の選考過程の一部始終を知る者としては見過ごせません。

どう自然だというのでしょうか! この候補者は選考基準に適合した「オール沖縄候補ではない」のだということは地元民の多くは知っています。

選考委員会の決定過程が間違っており、間違ったプロセスで決められた候補者選定は無効だと言うことです。過程が間違っても、結果オーライというケースも世の中にはありますが、結果がこの人選では最悪ではありませんか!
 
来島した社民党の方々の会話が「正式にアキラを選定したのに奥平が分裂させたみたいな会話でした」とも書いているようですが、まず、この候補は「正式に選定され」ていないし!「奥平氏は分裂させ」てもいません!

誰誰がこう言う状況の中でこう言った(のはいたしかたあるまい)と紹介しつつ、否定も異論も唱えることなく理解を示すことは、同意そのものであり、その人自身の見解だということになります。このように書く人は各選考委員の証言を聴いたのでしょうか?結論ありきの選考委員会へ、イエスマンとして招集された選考委員ではない委員の方々(この真っ当な委員の方々は苦悩されています)の証言を聴いてみてください。

また、オール沖縄を「政治家の枠組み」だと、散々述べていらっしゃるようですが、ご自身は、国会議員各氏にコンタクトし、机上の論戦を張ることの重要性を強調され、一方で「警察が特高化してきているので、市民による実力阻止という選択は重たいものになっていく」とおっしゃっていますが、どの程度「重たい」かどうか、高江・辺野古へ行って、1週間でもいいですから滞在し、「特高化してきている警察権力」と全身で対峙して来られてはいかがですか? やる前から、やらない理由をならべているように見られてしまいます。

辺野古でも、高江でも、非暴力不服従の抵抗の座り込みと、机上やネット上の作業が調和し、頭脳と肉体を駆使し融合した運動が、何より小異を捨て大きな団結を作り出して闘い続けているからこそ、新基地建設を遅らせ、全国への発信を拡大できる力が生まれているのです。 合意形成を否定し、団結を軽視した運動に道は開けないでしょう。


toukou2016 1212



再掲

宮古島での県議選挙、参議院選挙でオール沖縄の立場で頑張った女性達が心配して話し合いを行い、21名の女性が連名で宮古島市の市長選に関し記者会見、オール沖縄を名乗る候補が2人出馬している宮古島市長選挙を憂い1つにまとまるように発言しました。


自衛隊配備に反対し民主的な宮古島市政を実現するための情況への発言

利権がらみの不祥事が続く住民無視の現市政を変え、子どもたちに平和な未来を引き継ぐために、私たち宮古島市民は市政を一新する市長を選出しなければなりません。
 
そのためにふさわしい候補者が登場することを、私たちは見守りつつ、候補者擁立への道筋についての疑問を有志数名が、11月8日付けで、候補者選考委員会へ、別紙「要請書」を提出し、説明を求めましたが、未だに説明を受けておりません。
 
数名の選考委員には個別にお会いし、「要請書」を手渡し、直にお話ししました。そして、判明したことは、報じられていることとは異なる部分もありました。
 
「全会一致」と言われていますが、異論は封じられたと言う委員、抗議して辞任した複数の委員、承認の拍手をしなかった複数名の委員もおられたとお聞きしました。

今日現在の情況は、いわゆる「オール沖縄」陣営からは2名の候補者が出馬を表明し、分裂の様相を呈しています。市民の間では、失望や困惑が湧き起っています。平和な島の未来への私たちの想いを託す候補者を見定めなければなりません。
 
私たちは、この宮古の命の水と平和な暮らしを守るため、口先だけでなく、市民の先頭に立ち、身を投げ出す覚悟をもって、市政にあたる市長を希求しています。
 
その実現のために、決して諦めず、投げ出さないで、この困難な情況が改善されることを求めて、以下のように発言します。

1 候補者選考の過程が不明瞭であることに対して、市民有志が選考委員会へ提出した要請書に応えていただくことを選考委員会役員に求めます。

2 どの候補者が、命の水を守り、島の平和を守るために、私利私欲ではなく、ぶれない信念で先頭に立ち、市民と共に歩んで行くか、選考基準に照らして見極め、大きな目的達成のため、候補者の一本化への努力を両陣営に求めます。

3 このような情況の中、民意が作り出した共闘体制である「オール沖縄」に向けて、一部批判なども見受けられますが、批判は現市政や、自衛隊誘致しようとする勢力へ向けられるべきであり、私たちに今、大切なことは、島の平和な未来を脅かす圧政に対抗して、団結を強くし、決して棄権しないで投票することです。
  
一致団結して、子や孫のために“宮古島の平和を守る市長”選を勝利に導きましょう!
2016年12月5日

自衛隊配備に反対し民主的な宮古島市政を実現するために発言する市民女性有志
21名

(個人名略)


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Author:ryukyuheiwa


「宮古島千代田目」
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「石垣島平得大俣目」

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「平和な島に自衛隊・米軍はいらない!」
軍隊が守るのは「国民」や「住民」ではなく、軍上層部が帰属する支配者だけ。
奄美・与那国・宮古・石垣への自衛隊の配備に反対します。

笠原利香さんイラスト:
笠原利香さんイラスト

17分程度のアニメを中心にしたビデオです、ぜひご覧ください!
本当にこれでいいのですか?宮古島
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2015年2月27日「下地島空港を軍事利用しないよう求める」県庁前集会


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