自分の個人情報を売って、年間最大180円のお小遣いをゲットできるよってお話 #TpointToolBar
全国のTポイントファンの皆様に朗報です。
なんと、Internet ExplorerにTポイントツールバーという素敵なソフトウェアをインストールするだけで、年間最大180円ものお小遣いがゲットできます。
その対価として必要なのは、ちょっとした自分の個人情報。どのような個人情報かはTポイントツールバーの利用規約に詳しくは書かれています。ただし、現在あまりの人気に利用規約のページがつながりにくくなっているので、こちらで引用しておきますね。
「あれ?送信されるのはツールバーによる検索キーワードだけじゃないの?」と思われた方も多いことでしょう。でも、Tポイントツールバーを提供するCCCことカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社さんとしては、あの「Tポイント」を上げるのですからそれだけではちょっと足りないと判断されているようです。
検索キーワードに加え、閲覧したURL、ファイル名及びアクセス日時等の履歴情報(これをCCCは「WEB閲覧履歴」と呼ぶそうです)が対価として必要です。ええ、閲覧したURLすべてです。しかも、SSLのサイトでも大丈夫。URLはちゃんと平文(暗号化していない状態)で送ります。
そのかわり、同意した皆さん(Tポイントツールバーをインストールしたら同意したものとみなされます。手間いらずですね。)には、以下のように検索1回につき検索スタンプが1個付与されます。1日1個という上限がありますが、頑張れば毎月最大30個ももらえます。このスタンプ2個でTポイント1ポイントなので、毎月最大15ポイント、年間にして最大180ポイントがもらえるのです。Tポイントは1ポイント1円ですので、なんと180円にもなります。
あ、あとついでにですが、この「WEB閲覧履歴」をもとに以下のように「有益な広告」までお届けしてくれます。
CCC以外の第三者に情報を譲渡しますが、これにより「有益な広告」を受け取る事ができます。
ここでポイントになるのが、いわゆるビッグデータって奴です。思い出してください。日本中、いや世界中のTポイントスクロールバーを入れた方々全員の「検索キーワード、閲覧したURL、ファイル名及びアクセス日時等の履歴情報」といった膨大な情報が集められるのです。それらが、分析された上で「有益な広告」を配信してくれます。
いちいち、皆さんが「この分野に興味がある」なんて知らせる必要はないのです。普段、何気なく行なっている「WEB閲覧」を元に、分析してくれるのです。
これがどんなに便利かというと、新しくPCを買い換えようと複数のサイトを探していたら、PCの安売り情報などの「有益な広告」がやってきたり、ちょっと人には言えないようなマニアックな趣味のサイトなどを見ていたら、普通に検索していたら見つけることができなかったような超マニアックな情報が「有益な広告」としてやってきたりするのです。
これまで縁のなかった、見たことも聞いたこともない会社から、いろいろと「有益な広告」が送られてくることになるのです。すごいですね。
え?誰にとって有益かって?
そんな野暮なことは言いっこなしですよ。
こんなお得(?)なニュース。自分だけの秘密にしてちゃ、悪いですよね。もっとたくさんの方にこの記事をご紹介ください。
本情報に関する参考記事
Tポイントツールバーを導入するとSSL通信の履歴までもが盗聴可能になる | 徳丸浩の日記
個人のアクセス履歴の換金ツール:Tポイントツールバー - 発声練習
NetAgent Official Blog : TポイントツールバーによるWeb閲覧履歴について
そして、いずれ書かれるであろう高木浩光先生の日記も載せておきます。
高木浩光@自宅の日記
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なんと、Internet ExplorerにTポイントツールバーという素敵なソフトウェアをインストールするだけで、年間最大180円ものお小遣いがゲットできます。
その対価として必要なのは、ちょっとした自分の個人情報。どのような個人情報かはTポイントツールバーの利用規約に詳しくは書かれています。ただし、現在あまりの人気に利用規約のページがつながりにくくなっているので、こちらで引用しておきますね。
第6条(履歴の収集)
1.利用者は、当社が提供した本ツールバーをインストールした利用者端末による全てのWEB閲覧履歴(閲覧したURL、検索キーワード、ファイル名及びアクセス日時等の履歴情報をいい、以下「WEB閲覧履歴」といいます)が当社により取得されることをあらかじめ承諾するものとします。
TポイントとTカードの総合サイト[T-SITE]
「あれ?送信されるのはツールバーによる検索キーワードだけじゃないの?」と思われた方も多いことでしょう。でも、Tポイントツールバーを提供するCCCことカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社さんとしては、あの「Tポイント」を上げるのですからそれだけではちょっと足りないと判断されているようです。
検索キーワードに加え、閲覧したURL、ファイル名及びアクセス日時等の履歴情報(これをCCCは「WEB閲覧履歴」と呼ぶそうです)が対価として必要です。ええ、閲覧したURLすべてです。しかも、SSLのサイトでも大丈夫。URLはちゃんと平文(暗号化していない状態)で送ります。
そのかわり、同意した皆さん(Tポイントツールバーをインストールしたら同意したものとみなされます。手間いらずですね。)には、以下のように検索1回につき検索スタンプが1個付与されます。1日1個という上限がありますが、頑張れば毎月最大30個ももらえます。このスタンプ2個でTポイント1ポイントなので、毎月最大15ポイント、年間にして最大180ポイントがもらえるのです。Tポイントは1ポイント1円ですので、なんと180円にもなります。
■TポイントツールバーでのTポイントの貯め方について
・ウェブ検索をすると、検索1回につき、検索スタンプ1個が付与されます。
・検索スタンプについては、スタンプ帳をご確認ください。
・検索スタンプ2個で、Tポイント1ポイント貯まります。
・ウェブ検索は何度でもご利用いただけますが、検索スタンプ付与は、1日1個を上限とします。
・ウェブ検索する際には、無意味な文字列や連続する文字列で検索されても、検索スタンプ付与対象にはなりませんので、あらかじめご了承ください。
・各月Tポイントに変換されなかった検索スタンプは、翌月以降に持ち越され、そのスタンプは12ヶ月間有効となります。
例)8月末時点で検索スタンプ13個が付与されている場合、8月分のTポイントは6ポイント(12スタンプ分)が付与され、余りの検索スタンプ1個は翌月に持ち越されます。
Tポイントツールバー - T-SITE
あ、あとついでにですが、この「WEB閲覧履歴」をもとに以下のように「有益な広告」までお届けしてくれます。
第6条(履歴の収集)
2.当社は、前項に基づき取得した利用者のWEB閲覧履歴を蓄積し、①T会員規約に基づき当社が保有する利用者の購買履歴等の会員情報とWEB閲覧履歴を組み合わせて当社が利用者にとって有益であると判断する広告の表示並びに広告メール及びダイレクトメールの送付等を行うためのデータベースとして利用すること、②個人を特定できないマーケティング情報として加工し利用(第三者への譲渡を含む)することができるものとします。
Tポイントツールバー - T-SITE
CCC以外の第三者に情報を譲渡しますが、これにより「有益な広告」を受け取る事ができます。
ここでポイントになるのが、いわゆるビッグデータって奴です。思い出してください。日本中、いや世界中のTポイントスクロールバーを入れた方々全員の「検索キーワード、閲覧したURL、ファイル名及びアクセス日時等の履歴情報」といった膨大な情報が集められるのです。それらが、分析された上で「有益な広告」を配信してくれます。
いちいち、皆さんが「この分野に興味がある」なんて知らせる必要はないのです。普段、何気なく行なっている「WEB閲覧」を元に、分析してくれるのです。
これがどんなに便利かというと、新しくPCを買い換えようと複数のサイトを探していたら、PCの安売り情報などの「有益な広告」がやってきたり、ちょっと人には言えないようなマニアックな趣味のサイトなどを見ていたら、普通に検索していたら見つけることができなかったような超マニアックな情報が「有益な広告」としてやってきたりするのです。
これまで縁のなかった、見たことも聞いたこともない会社から、いろいろと「有益な広告」が送られてくることになるのです。すごいですね。
え?誰にとって有益かって?
そんな野暮なことは言いっこなしですよ。
こんなお得(?)なニュース。自分だけの秘密にしてちゃ、悪いですよね。もっとたくさんの方にこの記事をご紹介ください。
本情報に関する参考記事
そして、いずれ書かれるであろう高木浩光先生の日記も載せておきます。
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