異世界に萌える【アニメアウトブレイク・カンパニー#12（終）】

2013/12/21(Sat) 09:16

TVアニメ「アウトブレイク・カンパニー」エンディングテーマ『私の宝石箱』
(2013/11/06)
ペトラルカ・アン・エルダント三世(CV 渕上舞)

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アニメ　アウトブレイク・カンパニー
第12話(最終回)　侵略者を撃て！

異世界・エルダントにて芽吹いたモノ―

大好きだから―

オタク文化が育んだ絆

オタク文化を利用して
文化侵略を仕掛ける腹の日本政府
交流を深めたエルダントの人々への想い
大好きなモノを「利用」されることへの忌避から
シンイチは日本政府の方針に反旗を翻す
そうして政府にとって邪魔な存在となった
彼の身に自衛隊の魔の手が迫る―

築いた絆が集まって大きな力になる
ミュセル、エルビア、ブルーク
ミノリさんによるシンイチ救出作戦からの
ペトラルカによる日本政府への牽制
全員参加の最終回らしい展開
ラストのオチ、その脱力感も
この作品らしくてよかったですね

アニメシリーズとしては原作よりも
パロディを前面に押し出し
萌え、コメディにふった印象
その分、万人ならぬ万オタク受け度が増して
全体として手堅く仕上げてきたという印象

ただ個人的には
原作の雰囲気
コメディしつつ
文化侵略部分のシリアスさを
わかりやすくもしっかりと描き
ピンチでシンイチの築いたモノ、絆が
事態打開の助けとなるの熱さ
そのバランス感が好きなので
悪くないけど
物足りなかったなというのが正直なところでしょうか

アニメで印象深かったのは
お役人・的場さん
人の良さげな笑顔の裏にあるモノ
狸親父という言葉が似合う
上からの命令という大義があれば倫理など踏みにじる
されど上を盲目に信仰しているわけではなく
自らの保身を第一に考えている
お役人オブザお役人
声がばちっとはまっていて
今後原作を読むときは
脳内ボイスは確実にこの声が響きそうです＾＾