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ペトロール・エアヒーター
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ペトロール・エアヒーター

残暑という言葉をとても恋しく感じる今の寒さ熱帯に通っていたことからもバレてるかも知れませんが、僕は冬はとても苦手なんですエンジンという熱源を持つクルマはこの程度の低温は問題じゃないどころか調子が良いくらいですが、これもちゃんとサーモスタットで水温が調節されているからのことサーモ全開だとヒーターが効かなくなってくるし、ヒーターの効かないクルマって本当に寒いんですよねわかりづらいけど味がある画像を見つ...
reforma 取り扱いアイテム一覧(2024/12/23更新)
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reforma 取り扱いアイテム一覧(2024/12/23更新)

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MiEV
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MiEV

僕は10年以上、三菱のEVを所有してきました1台目は興味本位で買ったアイミーブ(i−MiEV)2009年の新車価格は約460万円(税込)で、国のEV補助金を適用した実質負担額は約320万円うちは初期型、アイミーブには珍しい高走行距離の中古をかなり安く買うことが出来ましたアイミーブは大量生産のモノコックEVとしては世界初の市販車、さらに軽自動車には珍しい後輪駆動古臭い、官僚的と揶揄されることの多い三...
ドラッグスリック2(M&H)
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ドラッグスリック2(M&H)

ドラッグスリックについて改めて書いてみた前回そのドラッグスリックを最初に造ったのはM&Hでした1930年代のマサチューセッツ州、ハリーとマーヴィンの親子はタイヤショップをオープンリキャップ・タイヤと呼ばれる再生バイアスタイヤを販売していました使い古したバイアスタイヤの古いコンパウンドを削ぎ落し、新しいコンパウンドを貼り付けたもので、リトレッド(retread)やリモールド(remold)という言い方もします当...
スライドバルブ・キャブレター2
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スライドバルブ・キャブレター2

スライドバルブ・キャブレターの続きです日本ではバイク用キャブをクルマに使用する場合、ミクニやケイヒンの超高性能キャブを選択するのが自然な流れ欧米では適当なバイク用キャブをただ外してクルマに装着してみたという人が昔も今も結構いますトラクターとか芝刈り機用の小さなシングルバレル・キャブを大排気量のV8につけちゃったという人も絶えず、挙句の果て、趣味で自作キャブを開発するという無駄にクリエイティブな人も...
ノヴァ・グルジェウ
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ノヴァ・グルジェウ

個人的な興味から2回も取り上げたブラジルの珍車メーカー、グルジェウグルジェウ・モトーリスグルジェウ・X151990年頃の輸入車解禁で経営が悪化し、1994年に倒産創業者ジョアン・グルジェウは8年間の闘病生活を経て2009年に亡くなっています狙ってか必然だったのか、グルジェウ・デザインは基本的にエキセントリックそして、個性溢れる過去の遺物には後になって拗れたファンがつくものです実際、ポルトガル語で検...
レトロデザイン・スロットルボディ
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レトロデザイン・スロットルボディ

最近は日本での装着例も増えてきたウェーバー形状のレトロデザイン・スロットルボディ発表された当初から興味がありましたが、やっと身近な車両に導入することになりそうなので取り上げてみます良く知られているのは英国ジェンビー・ダイナミクスのヘリテージ・シリーズGTCエンジニアリングというアストンマーチンのスペシャリストとの共同開発の末、2016年に発表されました最初はサイドドラフトのDCOEタイプのみでスタ...
カットオフ・スイッチ
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カットオフ・スイッチ

キルスイッチという物騒な名前でも呼ばれる安全装置このスイッチをOFFにすればバッテリーからの電力が止まって、イグニッションも燃料ポンプも即停止産業車両や競技車両には必須の装備ですが、レースに出ないストリートカーにも装着する理由はいくつかあります1.電装系のどこかに何かがあって、バッテリー上がりしやすいので、がレージでは配線から遮断しておきたい2.バッテリー近くに設置して、修理などの作業時に簡単にOF...
ランチア
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ランチア

好ましくないニュースばかり聞こえてくるステランティス斜陽ブランドの集合体なのでいつか崩壊するのは必然の運命なのですが、この困った負け犬集団には僕が好きなメーカーがいくつも含まれていますその中のひとつ、ランチアについて好き放題書いてしまおうというのが今日のテーマデザインのイメージに一貫性があり、常にカッコいいランチアのロゴ1906年に創業、1969年にフィアット傘下に入り、1970~90年代の25年...
ドラッグ・リアエンド
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ドラッグ・リアエンド

ドラッグマシンで最も特徴的な部分と言えばデフ廻り、少しカッコよく言うとリアエンドでしょう巨大なエンジンパワーに負けない耐久性、ナロートレッドによる優れた直進性、実現し得る最高のトラクションこれらを同時に満たす仕組みがトレッド幅を狭められたリジッド・ディファレンシャル・アクスル、日本での通称ナローデフですホーシングという古い自動車用語がありますが、これは和製カタカナ語Rear end housingのハウジングを誰...
スコーチド・マスタング
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スコーチド・マスタング

故ケン・ブロックが駆った数々の車両の中でも象徴的な一台と言えばHOONICORNでしょうHOONIGANのHOONとUNIKCORN(ユニコーン)を組み合わせた造語が名称になっていてこういう言葉遊びは有名なレースチームや自動車メーカーもよくやりますそれにしても、初代フォード・マスタングをベースにあんな魔改造、モディファイを行った例はなく、10年前にジムカーナ7を観て衝撃を受けた人は多いはずその辺り...
スライドバルブ・キャブレター
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スライドバルブ・キャブレター

パフォーマンス・キャブレターについて妄想を繰り広げる以上、避けては通れない今回の話日本製の超高性能スライドバルブキャブレターミクニ・TMRバイク用キャブレターをクルマのエンジンにも、ということで90年代のオートワークス誌でサニーやホンダエンジンへの装着記事を目にした頃からずっとずっと気になっています当時はケイヒン・FCRの方が先に脚光を浴びていたという記憶FCRは48Φまであったのがクルマ用として...
ウェット・フロー・ランナー
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ウェット・フロー・ランナー

インテーク・マニフォールドは自然吸気(NA)と過吸気では機構的な違いから、形状も異なるものになりますこのブログでは基本的にNA仕様に話題が偏りますが、そのNAでもコンピューター制御(EFI)とキャブレター仕様ではインマニ形状に違いが生じますインジェクターとキャブレターという燃料供給装置の特性や形状の違いによって、インマニもそれぞれ適した設計になる、ということですね現代の市販モデルの場合、全車がEF...
バイアス・プライ
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バイアス・プライ

ラジアルタイヤを最初に市販化、大量生産したのはミシュランです(1946年)その30年ほど前に試作した英国人がいましたが、ここはミシュランの功績ということで良いでしょう2年後には当時の手駒だったシトロエンの純正タイヤに採用していますラジアルはそれまで主流だったバイアス・プライ構造より製造コストが高いのですが、燃費、乗り心地、耐久性、グリップ等、ほぼ全てで改善される為、乗用車用タイヤの主流になりました...
ブルックス・スティーブンス
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ブルックス・スティーブンス

インダストリアル・デザイナーとして大きな実績を残し、VWやジープなど数々の車両デザインをしながらも自動車の世界では無名に近いブルックス・スティーブンス当ブログではブリッグス&ストラットンのハイブリッド・コンセプトで紹介しました彼を有名にした初期の作品はこちら、オスカー・メイヤーのストリームラインアイスクリーム販売車両としてかなりの数が製作されましたジープとは数々の仕事をしています1942年、米軍向...