radiko(ラジコ)録音ソフト「radika」 ver1.71(聴けない対処法あり)
その他の録音ソフト
radiko(ラジコ)専用録音ソフト「radikool」
良くある質問(読んでおきましょう!)
http://koukaijo.seesaa.net/article/176731429.html
2010/3/15に試験配信が始まったradikoですが、早速専用の録音ソフトが登場しました。
それがradiko録音ソフト「radika」です。
flv、もしくはm4a、aac、mp3ファイルとして録音(保存)出来て、また予約録音も可能です。
また、録音だけではなく再生することも可能です。
ver1.45からNHKのサイマルラジオ放送「らじる★らじる」、ver1.66からコミュニティFMのサイマルラジオにも対応しました。
公開サイト:つくったもの公開所
現在、radikoの仕様変更に伴い、何とか録音出来るようにされたバージョンをリリースしています。
radikoから、仕様変更という形で「録音ソフトを認めない」というメッセージが発せられたとのこと。
ストリーミング録音は今後出来なくなるかも知れません。
ということで、ループバック録音(ストリーミング保存ではないが、PC操作音が入らない録音方式)を搭載されました。
2012/10/27現在の最新版はver1.71です。
ラジコの仕様変更に対応。
また、現在はさらなるradikoの仕様変更のためそのままでは録音・再生が出来ません。
「AYTHKeyGet-Alternative 2」というファイルが必要になります。
radikoプレミアムにも対応しています。インストールの仕方はこの後解説します。
dsuz/AYTHKeyGet-Alternative-2 · GitHub
https://github.com/dsuz/AYTHKeyGet-Alternative-2
この「radika」は、「AMFMラジオ録音さん」というソフトなど、いろいろなソフトを開発されている山元司さんの手によるものです。
動作には.NET Framework 3.5(http://msdn.microsoft.com/ja-jp/netframework/cc378097.aspx)のインストールが必要になります。
.NET Frameworkを使用するフリーソフトは結構多いので、この機会に是非インストールしましょう。
パソコンの性能にもよりますが、インストール完了まで10~20分かかる場合があります。
ver.1.70
「全局」メニューの追加。
対応USBラジオチューナに「PCA-RCU2」を追加。
「HNK番組表(HTML)」が取得できなくなっていた不具合を修正。
「復興ラジコ」を削除。
フック系のチューナで放送停止中の無音状態だと録音が開始できなかった不具合を修正。
イコライザが16khzの部分のみしか有効になっていなかった不具合を修正。
記事内容はver1.66のものですが、画像はver.1.00のものを使用しています。
また、使用前には必ず同梱のReadme.txtをお読みください。
※録音・再生できない際の対処法
Windows7 64bit版でのやり方を記します。
RadikaのフォルダはC:\Radikaとします。
まず、RadikaフォルダのAYTHKeyGet.exeのファイル名を変更して下さい。何でも構いません。
次に以下のサイトの「実行ファイル(バイナリ)のみ欲しい方」と書いてあるリンク先からzipファイルをダウンロードし、解凍して下さい。
dsuz/AYTHKeyGet-Alternative-2 · GitHub
https://github.com/dsuz/AYTHKeyGet-Alternative-2
この中から以下の4つのファイルをRadikaフォルダにコピーして下さい。
AYTHKeyGet.exe
csExWB.dll
Interop.ComUtilitiesLib.dll
ComUtilities.dll
続いてRadikaフォルダでShiftを押しながら右クリックし、「コマンドウィンドウをここで開く」をクリックします。
コマンドプロンプトが開いたら、「%systemroot%\SysWoW64\regsvr32 C:\Radika\ComUtilities.dll」と入力してEnterを押して下さい。
これで準備は完了です。
起動画面
最初に起動すると、設定ウィザードが起動します。
これに沿っていくだけで初期設定が出来てしまう優れものです。
ウィザードを終えると、現在radikoに参加している局と現在放送中の番組、パーソナリティ、番組コメントが表示されます。
他地域の局を表示する事も可能ですが、当然ながらエリア外の局は聴くことが出来ません。
ですので、余分な局は右クリックから削除しましょう。
追加する時も右クリックから可能です。
ソフトを最小化するとタスクトレイ収納され、アイコンをダブルクリックするとradikaの画面が再び現れます。
録音するには、上カラムの録音したいラジオ局の項目を右クリックして「録音」を選択します。
録音を止める時には、「タスク」タブに切り替えてから項目を右クリックして「録音停止」を選択します。
録音予約も可能で、番組表を起動したら録音したい番組を右クリックして「予約する」を選択すれば簡単に出来ます。
また、メインウィンドウで録音予約したい局の上で右クリックして、好きな時間で予約を行うことも可能です。
サスペンド状態(スタンバイ、休止状態)からでもタイマーで起動し、録音することも出来ます。
録音ファイルはデフォルトではm4a形式で保存されます。
オプションにてflv、AAC、mp3、wavで保存するように変更することが出来ます。
録音ファイルの保存場所は、デフォルトではradikaのあるフォルダです。これもオプションで変更が可能です。
ファイル名はデフォルトでは「録音開始した年月日 + 時間 + 番組名.拡張子」となります。
これもオプションで変更出来ます。
録音した後のファイル管理がとても楽ですよ。
うーん、時代は変わりますね・・・radikoの良さを最大限に利用したソフトだと思います。
ちなみに保存したflvファイルを再生するには「FLV動画のWin版再生ソフト」というサイトを参照のこと。
Windows Media Playerなどで再生したいという人は、FLV splitterとffdshow(リンク先は日本語版)をインストールしてください。
FLV splitter
http://www.gigafree.net/media/codec/flvsplitter.html
ffdshow
http://sourceforge.jp/projects/ffdshow-tryout/