「もつ焼 塩田屋」の「中身焼き」は究極のモツ料理だ!ホルモン天国は福岡にあった

福岡・博多の名物といえばモツ鍋。しかし、福岡にはモツ鍋を超えるインパクトを持つ究極のモツ料理「中身焼き」が存在するのです。中身焼きを食べられるのが名店「もつ焼 塩田屋」(福岡県福岡市中央区春吉3-25-10 王丸ビル1F)。センマイ、タン、ハツ、小腸と、内臓もとい“中身”のオールスターズが集結しており、それぞれの美味しさを存分に噛みしめることができます。特製の味噌ダレとの相性も抜群です。〆には、モツの脂と旨味が溶け出した鉄鍋で作るうどん(あるいはガーリックライス)がオススメ。カウンターのみの小さなお店なので、少人数かつ予約してからの来店がベターですよ。ホルモン好きの方は一度訪れてみてください!(博多 忘年会・新年会)

「もつ焼 塩田屋」の「中身焼き」は究極のモツ料理だ!ホルモン天国は福岡にあった

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福岡が誇る名物グルメ、福岡に来て食べたいもの一つといえば、やっぱり「モツ鍋」。

……なんて言ってるそこのあなたは、ちょっとだけ甘い!!!

(モツ鍋も美味しいから、ハズせないんだけどね)

 

福岡には、モツ鍋を超える“究極のモツ料理”を出す名店があるんです!

 

グルメ激戦区で、燦然と輝く豚ちゃん…

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目指すは、福岡一の繁華街・中洲にもほど近い「春吉」エリア。数多くの名店が立ち並ぶグルメ激戦区に、噂の店はあります。

 

何とも風格ある佇まい。でも、豚ちゃん提灯がとってもキュート♡ドキドキしながら暖簾をくぐると……。

f:id:morika0812:20170925230907j:plain気さくな料理人さんがお出迎えしてくれました♪ カウンター席がメインで、入口側には小さな個室もあります。こちらは、かつて福岡の和食居酒屋の総本山として名を馳せた「たらふくまんま」(現:女とみそ汁)出身のオーナー・塩山憲ニ郎さんが手がける、牛と豚のモツ料理専門店。

頭上を見上げればご覧の通り!

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「レバー」や「丸腸」といった定番のモツに加え、「ぺてん」「ぶれいん」「はつ下」「たん芯」……!? 何やら見慣れぬ名前にワクワクします♡

 

こりゃ、ホルモンヌの血が騒ぐぜぇ~~~!!!

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無類の内臓好きである私。ですが、はやる気持ちを押さえてまずは乾杯♪ キンキンのビールと白ワインをキュッと一口。

 

すぐさま供されたお通しも、うまっ!

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2種のもろみ味噌にすりおろした野菜を合わせてあるそう。甘味と旨味、この舌触りがクセになる~。

まずは絶対にハズせない名物を!

さて、気合い入れてガンガン注文しちゃいますよ~♡

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ピンク色でプリップリ!超鮮度のモツ刺身!

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ふ、ふつくしい……(感涙)!!!

1品目は、見た目からもその鮮度が伝わる極上の「モツ刺身」。単品注文もできますが、オススメ5種を楽しめる「盛り合わせ」(1,980円・税別)がお得です♪

 

まずは、タン芯!

いわゆる上タンといわれる部位ですね。

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箸で持ち上げた瞬間に感じる、たゆんとした重み。口に運べば舌にしっとりと寄り添い、さっくり歯切れて、旨味の余韻がふわぁ~。こ、この一口で腰が砕けそう…(悶)。コリッコリの動脈やセンマイ、新鮮すぎるハツやタン先も、旨すぎ泣いた(震)。

 

巨大な銅鍋の中身は……?

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カウンター上にドカンと鎮座するこちらのお鍋も名物料理の一つ。

トロットロじわぁ~な牛肉とうふ

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こちらも人気料理の一つ「牛肉とうふ」(1,200円・税別)。味がしっかりと染みた、トロットロの絹豆腐と牛スジ! 牛バラは注文が入ってから銅鍋に投入して、サッと火を通しています。

ああん、もう我慢できない! 早速いただきま・・・

店長さん「ちょっと待った! こちらをお忘れではないですか……?」 

このフワフワは一体……!?

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店長さん「フワフワに泡立てた、こちらの卵を付けてどうぞ♪」

 

目の前で何をシャカシャカ泡立てているのかと思ったら、卵だったんですね!

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早速牛バラをくぐらせて、フワッフワの卵衣でおめかししましょ~♡

普通に溶いた卵と違ってしっかりと絡みつき、口当たりも極上に滑らか。

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柔らかな牛バラととろける牛スジ、豆腐……。ふわっとろん♡ ふわふわっとろろん♡ 至福の無限ループ! もう、お箸で食べてる場合じゃない。スプーンで卵ごとしっかりすくって食べ尽すわよ!!!

モツ鍋を超える!? 究極の「中身焼き」

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「牛肉とうふ」にふけっていると、何やらジュワジュワという音、猛烈な香りが立ち込め……。目の前に熱々の鉄鍋がドーーーーン!!!

 

こちらが噂の「中身焼き」(1,480円)。手前から時計回りに、センマイ、タン、ハツ、小腸と、内臓もとい“中身”のオールスターズが集結しています。 

 

早速、特製の味噌ダレを付けてパクリ……!

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食べる前から結果はわかっていたよ。美味しいに決まってるって、わかってた。でも、でも、

なんなのこれ~~~! 超絶旨いじゃねーかコノヤロ~~~!(泣)

 

シャコっとしたセンマイと弾力のあるハツの歯ざわりがカ・イ・カ・ン♡

小腸は脂の甘味がじゅわ~んとトロケて、噛むほどに旨味が染み出るタンもうまぁッ!

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モツの脂や旨味をしっかりと吸ったキャベツ、弾けるトマト、カイワレもイイっ!

モツの鮮度はもちろん、丁寧な下処理や絶妙な火入れの技術があってこその逸品ですね。モツのいろんな部位を真剣に味わうなら、モツ鍋より絶対にこっちをおすすめ!

タレまでなめ尽くしてやりたいです(真顔)。

 

ものすごく真摯にモツと向き合う私に、ちょっと吹き出し気味の店長さん。

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店長さん「ハハハ、ハラミの串焼き、お待たせしました!」

 

牛串焼 ハラミ「横隔膜」(580円・税別)

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そう、塩田屋さんでは福岡では珍しいモツの串焼きもしっかりと楽しめます。

たっぷりのネギと一緒に登場した「ハラミ」は、噛むと肉汁がじゅわ~!!!

 

牛串焼 テール「尾肉」(480円・税別)

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一度炊いてから、串打ちして焼いた「テール」は、表面がカリッと香ばしく、中はとろろん♡しっかりとコラーゲンも留まっている感じで、まったりとした旨味の余韻がたまりません。

 

豚串焼 しろ「直腸」(180円・税別)

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こちらは豚の「直腸」。臭みはなく香ばしい~♡ コリッとした食感とジュワっと広がる脂の甘味が格別です。これも、丁寧な下処理と高い焼きの技術があってこその美味しさですね。

 

豚串焼 パイカ「あばら」(280円・税別)

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こちらは「パイカ」と呼ばれる豚のあばら肉。脂がしっかりとのった部位なので、表面はカリカリに焼けて、中から脂の甘味がじわり♡ こりゃビールが止まらんばい(喜)。

 

豚串焼 ぺてん「頭肉」(280円・税別)

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串物最後は、ぺてんという豚の頭肉! こちらでは、「かしら(頭)」と「こめかみ」の2種の部位を交互に串打ちしています。ムチッというか、プリッというか、この独特の食感がクセになる~♡

串焼きはこうして1本ずつ頼めますが、何を食べていいか迷ったら「おまかせ5本」を注文するといいですよ♪

 

〆は、“あの鉄鍋”を使って……!?

さて名物を一通りいただいたところで、そろそろ最後の〆へと参りましょう!

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先程いただいた「中身焼き」。その食べ終わった後の鍋を使って、〆うどん(680円・税別)を作っていただきました♪

 

鰹節と鍋底が焼けた香ばしい香り、黄金色に輝く卵が食欲を駆り立てます。

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鍋に残ったモツの脂、肉汁をしっかりと吸ったうどんは、言うまでもなくめちゃ旨い!そのまま食べてもいいですが、残った味噌ダレにつけるとさらに格別です。

ちなみに、ご飯を入れてのガーリックライス(680円・税別)も楽しめますよ♪

 

モツ好きの楽園へ、さぁ出かけよう!

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「塩田屋」さんには、この他「ブレインのバターホイル焼き」という豚の脳みそをいただく料理や「ハツユッケ」「ハラミ炙り」「レバーの自家製くんせい」など、最強のモツ料理がめじろ押し!

 

モツ好き、ホルモンヌさん、モツにまみれたいあなた! コレを食べなきゃ、福岡のモツは語れませんよ。早速今夜にでも出かけませんか?(席に限りがあるため事前電話後の来店がオススメです)

 

紹介したお店

もつ焼 塩田屋

住所:福岡県福岡市中央区春吉3-25-10 王丸ビル1F
電話:092-712-2040
営業時間:18:00~翌1:30(最終入店)、日祝日~22:30(最終入店)
定休日:不定

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※掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。

 

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著者・SPECIAL THANKS

えり もりか

えり もりか

福岡・九州の編集プロダクション・シーアール所属。福岡生まれ博多湾育ちの呑み喰い道楽女子(グルメライター)。Twitterでの食べ歩き日記をきっかけに、編プロへ電撃移籍。グルメ情報誌ソワニエや福岡ウォーカーの編集・ライティングを中心に、年間300軒以上のグルメ取材をこなす。得意ジャンルはラーメン以外。高級ランチから路地裏の酒場までオールマイティに、日々放浪中。

Instagram:https://www.instagram.com/morika0812/

 
                           
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