15分あれば完成！チーズとコショウたっぷりのシンプルパスタ「カチョエペペ」がたまらん美味さ

こんにちは。料理研究家の河瀬璃菜です。

新年度が始まって早1カ月！超大型連休だったGWも終わってしまいましたね……。新社会人の皆さんもようやくお仕事に慣れてきた頃でしょうか？

なかには新しい生活に慣れるのに精一杯で、ご飯を作っている余裕がない！という方もいらっしゃるかもしれません。

というわけで今回は自炊に慣れていなくてもパパッと作れるパスタ、「カチョエペペ」を紹介します！

使う材料はたった4つ！パスタ、チーズ、バター、黒コショウとシンプルですが、これがめちゃくちゃ美味い！！！

「いつも市販のパスタソースをかけるだけ」「決まった味付けになりがち」という人もぜひ挑戦してみてくださいね。では、さっそく紹介します！

超シンプルなのに激ウマ！本格カチョエペぺ

あとで簡易版レシピも紹介しますが、カチョエペペは材料4つのシンプルなパスタ。だからこそ材料にこだわってほしいのです！

というわけで、まずは本格派な作り方を紹介しますね。

材料（1人分）

• パスタ・・・100g
• ペコリーノ・ロマーノ・・・30g
• バター・・・10g
• 黒コショウ・・・少々

ペコリーノ・ロマーノとは、イタリアのハードチーズ。羊の乳から作られていて、旨味が強いのが特徴です。某カルディなどに行けば手に入りますよ！このチーズを使うのがポイントなのです。

作り方

1. ペコリーノ・ロマーノをチーズおろし器でおろす。
※チーズおろし器がない場合は大根おろし器で代用できます。その際、大根おろし器の歯にアルミホイルをかけて削るとチーズがくっつかず、洗うときも楽です！

2. たっぷりのお湯に塩（湯1Lに対して10g）を入れ、パスタをアルデンテに茹でる。

3. フライパンにバターを溶かし、2の茹で汁をおたま1杯分入れてフライパンをゆすり乳化（水と油を均一に混ぜ合わせること）させたら、火を止めて1を加え、混ぜ合わせる。

4. 3に茹で上がったパスタを入れ、よく混ぜ合わせたら、仕上げに黒コショウをふる。

ポイント

• 工程3の際にフライパンを揺すってバターと茹で汁を乳化させる
• ペコリーノ・ロマーノを入れる際は火を止める
• ペコリーノ・ロマーノを入れたら、すぐにパスタを混ぜ合わせる

こんなシンプルなのに、食べてみるとめちゃくちゃ美味しいんです……！お好みで追いペコリするのも◎

このチーズを使うのがポイントではあるのですが、近くに売っていない、今すぐ作りたい、チーズおろすのが面倒……という場合は粉チーズでも作れます！

というわけで、よりいっそう簡単なレシピも紹介しますね。

簡易版カチョエペぺ

材料（1人分）

• パスタ・・・100g
• 粉チーズ・・・20g
• バター・・・10g
• 黒コショウ・・・少々

作り方

1. たっぷりのお湯に塩（湯1Lに対して10g）を入れ、パスタをアルデンテに茹でる。

2. ボウルにバターを入れたら、そこへ茹で上がったパスタを入れ、よくかき混ぜて乳化させる。

3. 2に粉チーズとたっぷり黒コショウをかけ、混ぜ合わせる。

ポイント

• 工程2の際に、パスタは湯切りをしっかりめではなく甘めに、あるいは一度ザルにあけるのではなく鍋から直接パスタを取り出してボウルへ移す。

ペコリーノ・ロマーノの美味しさには敵わないのですが、家に何もないよ～というときにも作れるのがこのパスタの良いところ！そんなときには粉チーズでも十分です

こちらの簡易版レシピでは、ペコリーノ・ロマーノ版よりもたっぷりの黒コショウを使うのが個人的にはオススメ！ 

超シンプルだからこそ、素材や作り方にこだわりたいカチョエペぺ。慣れてしまえば15分くらいあればサクッと作れてしまうのも魅力です。

こんなに少ない材料でこんなに美味しくできるなんて！と感動すること間違いなしですよ！ぜひお試しくださいね。

著者プロフィール

河瀬璃菜　りな助（料理研究家・フードコーディネーター）

1988年5月8日生まれ。福岡県出身。

レシピ開発、商品開発、食の企画やコンサル、レシピ動画制作、企画執筆、編集、イベントメディア出演、料理教室など食に纏わる様々な活動をしている。

SONY XperiaのCMやKIRIN本麒麟の広告への出演などその活動は多岐にわたる。

近年では地方を元気にするための6次化商品の開発に力を入れている。

著書「ジャーではじめるデトックスウォーター」「決定版節約冷凍レシピ」「発酵いらずのちぎりパン」 など

Blog： http://lineblog.me/linakawase/
Twitter：https://twitter.com/linasuke0508