名古屋で「ザ・コーナー」のハンバーガーを食べないなんて…!とめどなく流れ出る肉汁にきっと感動する

名古屋駅から徒歩圏内、円頓寺商店街の街角に、絶品のハンバーガー店「THE CORNER  Hamburger&Saloon(ザ・コーナーハンバーガー&サルーン)」があります。本場ニューヨークに負けない本格的なハンバーガーが食べられるとして有名な人気店です。店名を冠した「コーナーバーガー」は、まるでステーキのような肉肉しさを味わえるつなぎ無しの100%ビーフパティ、自家製スモークチーズ、かりっと焼いたベーコン、エッグ、トマト、レタス……といった具合に、多彩な具材が挟まれているにもかかわらず、すべての味がきれいにまとまっているそうです。ハンバーガー以外にも美味しい料理が豊富で人気なので、予約してから行くのがオススメ。名古屋でハンバーガー?と思われそうですが、食べないと損というくらい美味しいお店です。(名駅のグルメ・バー・バル・ダイニングバー)

名古屋で「ザ・コーナー」のハンバーガーを食べないなんて…!とめどなく流れ出る肉汁にきっと感動する

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名古屋在住Webデザイナー兼ライター兼会社員のCatNoseです。

名古屋に来たら何を食べるべきか。味噌カツ?味噌煮込みうどん?ひつまぶし?「名古屋めし」という言葉があるように、名古屋には名物グルメがたくさんある。

しかし今回ご紹介したいのは「ハンバーガー」だ。「いやいや、名古屋行ってまでハンバーガーなんて・・・」と思った方、ちょっと待ってほしい。ここでご紹介するハンバーガー屋さんは只者ではない。

アメリカンなお洒落なお店で、世界のビールを楽しみつつ、本場ニューヨークにも勝る勢いの超絶品ハンバーガーを食べることができる極上のお店なのだ。

 

名古屋の街角にニューヨーク

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ご紹介したいのは「THE CORNER  Hamburger&Saloon」。名古屋で最も古い商店街として親しまれる「円頓寺(えんどうじ)商店街」の街角(コーナー)にある。外観からすでにニューヨーク感がある。タイムズスクエアの裏路地にありそうだ。

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店内はカウンター8席と、4名がけテーブルが2つ、2名がけテーブルが2つの計20席。人気店なので、満席になってしまうことも多い。開店直後でも、予約で席がほぼ埋まっていることがあるので、予約してから行くのがオススメだ。

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内装もアメリカンだ。メニューを記した黒板からポスター、壁掛け時計まで、隅から隅までアメリカン。名古屋のありふれた街角とは思えないお洒落な世界がそこにある。

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西洋の酒場(サルーン)を意識した店内のバーカウンターは、一人で行くにはもってこいだ。もちろん、デートで隣同士に座るのにも最適。外国感に満ちた非日常的な空間と近い距離とに、いつも以上にドキドキすること間違いなし。

そんなお洒落な店内だが、カウンター席には下に荷物掛けの取っ手が着いていたり、壁にはコート掛けのハンガーがあったりと、お洒落ながらもささやかな心遣いがありがたい。

 

こだわり抜かれた絶品ハンバーガー

お店自体のみならず、THE CORNERは料理すべてにもこだわりが詰まっている。豊富なフードメニューがあるが(後ほど詳しく紹介)、イチオシはやっぱりハンバーガー。コレが絶品過ぎて、名古屋駅からの徒歩も苦にもならないのだ(アクセスについても後ほど詳しく紹介)。

今回はお店の名を冠した「THE CORNER Burger(コーナー・バーガー)」と、ガーリックの文字に心惹かれて「Garlic Burger(ガーリック・バーガー)」を選ぶ。

コーナーバーガー

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まずはコーナーバーガー(税別980円)から。パティとともに挟まれた具材は、定番のトマトとレタス、オニオンに加えて厚切りベーコンとエッグ、そしてスモークチーズだ。なんでもこのスモークチーズは自家製で、店外の特製燻製機(!)でじっくりスモークされ、さらにバーナーで軽く炙るというこだわりっぷり。チーズが挟まれたハンバーガーは世の中に数多くあるが、特製燻製機で作られた自家製スモークチーズが挟まれたハンバーガーというのは、なかなか味わえるものではない。

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パティの焼き加減も選ぶことができ、自分好みのハンバーガーに仕上げてもらうことができる。サイドメニューは定番のフライドポテトだけでなく、マッシュポテト、コールスロー、オニオンリングから選べる。ダイエット中で揚げ物を避けたい人にもありがたい。

かぶりついて食べるときには、ナイフやフォークとともに用意されている紙袋を使う。ちなみに、ナイフとフォークを使って食べるという選択肢もある。以前友人とこのお店に来たとき、友人はナイフとフォークを使って、フランス料理のごとく上品に平らげていた。あいにく、そのような高度なスキルは持ち合わせていないので、豪快にかぶりつくことにする。

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ハンバーガーの厚みがかなりあり、紙袋に収めるのも一苦労だ。そして肉汁がすごい。とめどなく流れ出てくる。この肉汁をコントロールし、スマートに食べきることができれば、きっとデート相手もメロメロである。

このハンバーガーの最大の魅力は、パティにある。つなぎ無しの100%ビーフだ。絶妙な塩気と肉感、そして焼き加減(ミディアムで注文した)。

ハンバーグというより、ステーキに近い。ひき肉で作ったとは思えない、圧倒的肉感である。「ベーコンとかチーズとかで、パティの味はよう分からんやろ」というごまかしがない。バンズとパティだけでもうまいぞこれは。

そこに畳み掛けるように新しい味を運んでくる素材たち。かりっと焼いたベーコンの歯ごたえに新鮮なシャキシャキ野菜、スモークチーズのほのかな酸味、自家製オニオンバターソースのコクが加わり、それをまとめるエッグ。これだけたくさんの具材が挟まれていても味にまったく違和感なく、それはもう美しい芸術品のごとく、綺麗にまとまっているのである。

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トマトもちょうどよい厚みで、他の具材をまったく邪魔しない。レタスも細かくちぎってあるため「ハンバーガーにかぶりついたらレタスを噛みちぎることができずに全部ひきずり出てしまう」あの悲劇が起こらない。このレタスが溢れ出る肉汁をガードしてくれるおかげで、バンズがウェットにならずに済む。

ちなみに、バンズだけをかじってみたらほのかに甘みがあった。この甘みのあるバンズも、塩気のある具材と調和して、ハンバーガーに一体感をもたせているのだろう。うま。

ガーリックバーガー

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続いてガーリックバーガー(税別1,130円)。想像以上ににんにくが入っている。

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丸ごとオイル漬けされたにんにくは、塩茹でされておりホクホク。ふかしたイモのような柔らかい食感だ。これがジューシーなパティとの相性が抜群。

にんにく臭さはほとんどないにも関わらず、旨味は感じられるという、にんにくのイイトコ取りである。これでもかというほどのにんにくを、ウマすぎるパティといっしょに食べる、この上ない幸せ(と背徳感)を味わえるのは、このガーリックバーガーならではだ。最高すぎ。

 

サイドメニューにもこだわりが

ハンバーガーに唯ならぬこだわりを感じたが、実はサイドメニューもかなりのこだわりっぷり。なんと全て手作りしているというのだ。冷凍食品を揚げるだけというお店も多い中、ハンバーガーにあれだけ注力しながらもサイドメニュー作りにおいても隙を見せないその徹底ぶりには 、感服するしかない。

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今回選んだのはフライドポテトとオニオンリング。フライドポテトは大きめにカットされており、外はカリッと、中はほくほく。ゴロゴロと食べ応えがあり、イモ感がしっかりと感じられる作りになっている。

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オニオンリングは、まるでドーナツのような大きさだ。衣のカリカリした食感のあと、甘い玉ねぎのトロトロ感がやってくる。これだけでおつまみとして成立するような完成度の高さだ。プラス200円で大盛りができるが、もう1品サイドメニューを追加することもできるので、胃袋に余裕があるならぜひ2種類とも楽しんでほしい。

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なお、両方ともに添えられている黄色いソース。たっぷりとつけて食べるとこれがまた絶品で、もう止まらない。揚げ物にめちゃくちゃよく合うのだ。チーズベースで非常に濃厚。もしも瓶詰めで売られていれば、即買い&猛リピートである。

 

メニューがとにかく豊富

ここまでハンバーガーとそのサイドメニューについて述べてきた。THE CORNERはハンバーガーで有名なお店だが、ハンバーガーのメニューが充実しているのはもちろんのこと、他のフードメニューやアルコールメニューも非常に充実している。

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ハンバーガーはグランドメニューも多いが、トッピングも非常に多い。BBQソースやタルタルソース(もちろん自家製)などの定番からブルーチーズやメープルシロップなどちょっと珍しいものまで、20種類以上ある。

他のフードメニューは、サラダからおつまみ、さらに肉料理まで、ハンバーガーなしでも十分に楽しめる幅広さ&種類の多さだ。ハンバーガーに挟まれていた自家製スモークチーズも、おつまみとして提供されている。ナチョスやバッファローウィングといったアメリカンなメニューも豊富だ。

ハンバーガーもとてもとてもオススメなのだが、それだけで腹を満たすのはもったいなく感じるほどの品揃えである。

 

アルコールの品揃えが凄い

「ハンバーガー専門店&BAR」という説明書きのとおり、アルコールの品揃えにも驚いた。なにせ、そのへんの小洒落たバルよりもよっぽど豊富なのである。壁一面に、アルコールの瓶が立ち並ぶ。

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ビールは世界各国のビールが勢揃い。アメリカやメキシコはもちろん、ドイツ、ベルギー、フランス、スコットランドなどのヨーロッパ、さらにはジャマイカまで。ハンバーガー専門店で、ここまでアルコールのラインナップが充実しているお店はなかなかないだろう。ビール以外もウォッカやワインなど、かなりの種類が置いてある。必ず好みのアルコールが見つかるはずだ。

さらに、リキュールの数も多い。メニューでハンバーガー屋らしくシェイクもあるのだが、なんとお好みでリキュールを追加して、特製アルコールシェイクにしてくれるそうだ。「ハンバーガー専門店&BAR」らしい、味わってみたすぎるドリンクである。(今回は満腹だったので、次回のお楽しみにとっておく)

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ちなみに、嬉しいことに平日は「ハッピーアワー」なる時間帯があり、平日限定で17:30〜19:30の間は生ビールが200円引きとなっている。これはもう、さっと仕事を終わらせて、飲みに行くしかないだろう。 

ハンバーガー目当てに行くのもいいが、充実すぎるフードメニューとアルコールメニューを見れば、きっと次回は飲むために行きたくなるはずだ。近くに住んだら、間違いなく常連になるだろう。

 

アクセス

最後に、お店へのアクセスについて簡単に。名古屋駅からは徒歩15分弱、あるいは地下鉄桜通線で名古屋駅の隣駅、国際センター駅からは徒歩7分程で着く。近くにコインパーキングがかなりの数あるので、アルコールを飲まないなら車でも問題ない。ただし、一方通行が多いので運転にはご注意を。

名古屋駅から歩く場合は、新幹線口から出たら地下鉄方面へ向かってほしい。俗に「金時計」と呼ばれる広場に出るので、そのまま直進して外へ。斜め左方向へ向かって進み、横断歩道を渡れば、後はマップアプリの力を借りて到着できるだろう。

なお、デリバリーサービスもある。名古屋駅周辺での集まりのときに利用するのもアリだろう。

 

名古屋に来るならぜひTHE CORNERへ 

絶品ハンバーガーをがっつり食べるもよし、豊富なフードメニュー&アルコールで飲むのもよし。ぜひ、名古屋にお越しの際には、ちょっと足を伸ばしてTHE CORNERに立ち寄ってみてほしい。ここでしか味わえない絶品料理の数々が、観光地のあまりない名古屋への出張(または旅行)のいい思い出となるはずだ。

※このページの情報は、2017年9月時点のものです。

 

店舗情報

店名:THE CORNER Hamburger & Saloon(ザ コーナー ハンバーガー&サルーン)
住所:愛知県名古屋市西区那古野2-18-7
電話:052-565-8008
URL:https://r.gnavi.co.jp/8fex939b0000/
公式HP:http://saloon-thecorner.com/

書いた人

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CatNoseです。名古屋在住Webデザイナー兼ライター兼会社員。
「LITERALLY」というブログと「サルワカ」というWebメディアを運営中。飼っているのは犬。

 
                           
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