高円寺の「餃子処たちばな」で0円餃子を12人前食べてきた!【東京別視点ガイド ぐるなび支店】

松澤茂信さんによる「東京別視点ガイド ぐるなび支店」。今回紹介するのは高円寺の「餃子処たちばな」さん。なんとお酒一杯につき、餃子一人前が無料!!という何が何だか分からない「無限餃子」仕様。これは行ってみたい!一体どんなシステムがそこに?(高円寺のグルメ・餃子)

高円寺の「餃子処たちばな」で0円餃子を12人前食べてきた!【東京別視点ガイド ぐるなび支店】

突然ですが、問題です。

 

 

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こちらの餃子、いくらだと思いますか?

 

鉄板にのっかった熱々の羽つき餃子10コである。

参考までに大手チェーンの値段を記載しておこう。

 

  • 餃子の王将 6コ240円
  • 宇都宮みんみん 6コ230円
  • 日高屋 6コ210円

 

1コあたり30円~40円が相場といったところ。その計算でいくならば、40円×10コ=400円が妥当なところ。というか、これで400円ならかなり安い。

あなたの予想も、400円程度ということでよろしいだろうか?

 

 

 

 

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正解は0円である。

 

 

 

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高円寺パル商店街にある居酒屋さん「餃子処たちばな」では、正真正銘、ガチもガチに餃子がタダで食えるのだ。

ただし、もちろん条件はあって、注文したドリンクの数だけ無料なのだ。アルコール、ソフトドリンクは問わない。

たとえば、ビール2杯にウーロン茶1杯を頼めば、3皿までは餃子がタダ。1皿5コだから15コの餃子を0円で食えるというわけだ。

 

 

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窓にも「餃子0円!」の文字が躍る。

飲めば飲むほどタダで食えることから、人びとはここの餃子を「無限餃子」と呼ぶ。

 

 

 

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店先に掲げられた看板には「日本一安い手作り餃子!」の文字が。なんせ0円だから、安いという次元じゃない。

 

 

 

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くだけたムードで飲みやすい店内。若者が多いようだ。ビールケースを裏返して作った座敷席はアイデア賞ものだ。

 

 

 

 

  • 無限餃子の宴がはじまった!

 

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▲ウーロンハイ 420円

 

テーブルについて、いよいよ無限餃子の宴がスタートした。

3人で来店。ウーロンハイ(420円)や生ビール(480円)など思い思いにドリンクを3杯注文する。

店員さんの「餃子はどうしますか?」の問いに、迷わず「3人前焼いてください」とレスポンス。

 

 

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待つこと10分。

餃子が15コ運ばれてきた。もちろん、0円である。

 

 

 

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1コ食べても

 

 

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2コ食べても

 

 

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3コいっぺんに食べても、0円。

価格を見ずにショッピングする富豪の気持ち、なんだかちょっと理解ができた。

 

餃子があれば、酒もはかどる。

1杯目を飲み干して、各自2杯目のドリンクを注文したら……

 

 

 

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やってきました、二度目の餃子15コセット。

あまりニンニクの強くない餃子なので、パクパクといくらでも食べれちゃう味わい。

 

餃子を食べれば酒がすすみ、酒がすすめば餃子が食える。

まわり続ける輪廻がごとく、この絶えることのない循環こそが、無限餃子といわれる所以であろう。

 

 

 

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▲手もみきゅうり 350円

 

餃子だけでは寂しいので、さっぱりとした手もみきゅうりや特製ピザも注文した。餃子と餃子の合間につまめば、いいアクセントになる。

 

 

 

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とはいえ、メインはやはり餃子。2杯飲み進めたところで、餃子も2人前追加する。入店から1時間、すでに8人前40コの餃子を食べている。

餃子にのびる手もやや重くなった頃合で、1人遅れて宴に参戦。

 

 

 

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駆けつけ1杯のアルコールと餃子1皿が運ばれてくる。

 

 

 

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ラストスパートと言わんばかりに、さらに2杯のアルコールと2皿の餃子を平らげて、2時間半の宴は終了。

4人で計11人前55コの餃子を食べ、たらふく酒を飲んで、1人2,000円程度であった。なんというコストパフォーマンス。

 

あなたもぜひ、無限餃子の輪廻にハマりこんでみてほしい。

 

 

 

お店の情報

作者:松澤茂信(まつざわしげのぶ)

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東京別視点ガイド編集長。
るるぶとか東京ウォーカーが積極的に載せないようなとこばっかし巡ってます。
そういう人生です。けっこー楽しいです。
(編集:編集プロダクション studio woofoo by GMO)

 

東京別視点ガイド:http://www.another-tokyo.com/
Twitter:https://twitter.com/matsuzawa_s

 

 
                           
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