そこで、自分が作成したオリジナルのGopherをネットに公開したりグッズに使うために気をつけること、すなわち、Gopherのライセンスについて調べてみました。
Gopherのライセンスについての記述はどこ?
公式サイトのFAQに「What's the origin of the mascot?」として記載されています。
[抜粋] The mascot and logo were designed by Renée French.The logo and mascot are covered by the Creative Commons Attribution 3.0 license.
The gopher images are Creative Commons Attributions 3.0 licensed. That means you can play with the images but you must give credit to their creator (Renee French) wherever they are used.
これらにより、Gopherには「Creative Commons Attribution 3.0 Unported(日本語版)」のライセンスが付与されていることがわかります。
略称は「CC BY 3.0」で、「Criative Commons(日本版)」という組織が発行しているライセンスで、バージョンは「3.0」、種類は「表示」であることを表しています。
種類は、CCサイトの「クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは」に記載されており、Gopherの場合は「表示(BY)」です。
【表示】原作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示することを主な条件とし、改変はもちろん、営利目的での二次利用も許可される最も自由度の高いCCライセンス。
「二次的著作物(derivative work)」とは?
今回の話題でいえば「自分で作成(描いたり作ったり)したGopher」になります。
「二次的著作物」のライセンス制約
表示ライセンスは、二次的著作物でも原著作者のクレジット表示が条件です。
原則、二次的著作物のライセンスは原著作者のライセンスより緩められません。
原則、二次的著作物のライセンスは原著作者のライセンスより緩められません。
これらにより、自分で作成したGopherを公開する場合は、原著作者のクレジットも表示する必要があり、さらにCCライセンスを付与するなら、原則「表示」以上の制約を持つ種類になります。
「二次的著作物」の公開
CCライセンスで作品を提供する場合に、気をつけることはありますか?
Web上に公開する場合、クレジット表示は二次的著作物と同一のベージが望ましいです。
これらにより、自分で作成したGopherにCCライセンスを付与した場合は、自分のクレジットも表示させることができ、Web上に公開する場合は、自分で作成したGopherと原著作者のクレジット、CCライセンス付きなら自分のクレジットを、なるべく同一ページに配置するようにします。
結局、どうすればよい?
Renée French氏が作成した公式サイトのGopher画像を使ったり、自分が作成したGopherをCCライセンスなしで使う場合は、
「Gopherの原著作者はRenée Frenchさんです。」
といったクレジットを、自分が作成したGopherをCCライセンス付きで使う場合は、
「このGopherは○○○○が作成しました。
Gopherの原著作者はRenée Frenchさんです。」
といったクレジットとCCライセンス情報を一緒に公開するだけでO.K.です。
つまり
2014.08.09 二次的著作物をCCライセンス付きで公開する場合には、原著作者の種類に関わらずCCライセンス情報を提示するように修正。
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