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monitでping監視

Last updated at Posted at 2014-05-08

サーバの死活監視を手軽に設定したかったので、monitを使ってみることにしました。

参考にさせていただいたサイト

株式会社シャノン技術ブログ: 15分で始めるmonitによるサーバ監視

Monit でお手軽に外部のサーバを監視する - akishin999の日記

環境

  • OS : CentOS release 5.9 (Final)
  • monit : 5.5

インストール

DAGリポジトリ(rpmforge)を設定済みだったので、yumでインストール可能でした。

yum install -y monit

設定

設定ファイルは共通となるものが「/etc/monit.conf」、さらに「/etc/monit.d」の中に監視対象を細かく分けて書いていきます。

/etc/monit.conf

自分の場合は変更したのは初期設定から二点だけでした。

メールサーバの設定

set mailserver mail.example.com

httpdの設定

monitは状態を確認できるhttpデーモンを起動しています。
初期設定だとローカルからしかアクセスできないようになっているので、
これを外部からも見られるようにします。

set httpd port 2812 and
    allow 192.168.0.0/24   # アクセスできる範囲を指定
    allow admin:monit      # ベーシック認証のIDとPASSWORD
    allow @monit           # allow users of group 'monit' to connect (rw)
    allow @users readonly  # allow users of group 'users' to connect

これで
http://monithost:2812
にアクセスすると、ステータスを監視できます。
(monithostの部分はmonitを動かしているホストかIPに変えてください)

/etc/monit.d/ping.conf

個別の設定は/etc/monit.dの中に書いていきます。
ファイル名はなんでもいいので、ここでは「ping.conf」とします。

set alert [email protected]
set alert [email protected] not on {INSTANCE}

check host myhost01 with address myhost01
    if failed icmp type echo with timeout 4 seconds
    then alert

check host myhost02 with address 192.168.0.10
    if failed icmp type echo with timeout 4 seconds
    then alert

これで全てです。
set alertの後に、異常発生時に送信したいメールアドレスを指定します。
ただ、それだけだとmonit自体の停止・起動時などもいちいちメールがくるので、
それが嫌な場合は「not on {INSTANCE}」をつけておきます。

check host〜の後に、監視したいサーバの状態を書いていきます。
with addressの後が実際に監視するサーバの情報で、ホスト名かIPアドレスを指定します。

テスト実行

以下のコマンドで試しに実行可能です。

monit -vI

終了はCtrl+Cです。

設定反映

service monit restart

最後に

monitは初めて使ってみましたが、とてもお手軽に設定できて便利です。
今回はpingの監視だけでしたが、他にもmysqlのチェックなど様々な事が可能です。
一度使ってみてはいかがでしょうか。

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