YAPC::Hokkaido2016でC会場を担当していました。
ここは電源を提供することを主目的とし、併せてA会場のサテライトとしての役割も担うことになりました。
ここではサテライト中継の構成について書きます。
システム構成
<送信側>
各ソース
↓
Rolandのミキサー
↓
USB接続で音声と映像を取り込み
↓
Let's Note CF-Y8 (Core2 duo / 2GB mem / Windows10) + Skype
↓
WiFi AP
<受信側>
WiFi AP
↓
Intel Stick PC (Atom / 2GB mem / Windows10) + Skype
↓
HDMI
↓
会場備え付けのProjector
(音声はBluetoothで接続したBoseスピーカーから再生)
ソフトウエア
前日に諸々な手段を検討した結果、今回はSkypeが最適であるという結論となりました。
回線
会場Wifiも使えたのですが、利用者が多い想定1でもあり、実行委員長判断でWiFiルータで公衆回線を経由させることとなりました。
実際、回線はギリギリの感じで、Skypeからも回線品質は「低」で赤いアイコンが出ている状況でした。
品質等
まあそこそこ。
低コスト(作業コスト的に)の割にはよかった。
文字が小さいものはつらい。
文字が大きなものは十分いける。
音声は十分に聞こえる。
利点
SkypeだからP2Pなので、原則非公開のチャネルが維持できる。
回線品質が低いなりにコンテンツをコントロールするので、およそ連続8時間程度の中継を行ったが、一度も回線が切れることはなかった。
何とか乗り切りました。
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実際には悪天候のため、飛行機の欠航が相次ぎ、欠席者続出であったが、延べ参加者数は180人以上となった。 ↩