目的
自分仕様のboxファイルを作成するでは自分仕様のboxファイルを作成しました。
私の場合、それをベースに色々なプロジェクトで使用する予定である。
そう考えるとプロジェクトによってはCPUコア数を2つにしたり、メモリ数を2GBにしたり、ネットワークの転送もしたいでしょう。そのたびにboxファイルを作成するのは、あまりにもあれである。今回はVagrantfileの編集のみで実施します。
カスタマイズ内容
ここでは、以下3つに限定して説明をします。
- CPUコア数の変更
- メモリ数の変更
- ネットワークのポート転送
カスタマイズの前に
Vagrantfileのどこにカスタマイズ部分を入れるかですが、下記を見てください。
Vagrantfile
Vagrant.configure(2) do |config|
config.vm.box = "centos7"
# ここに書く
end
CPUコア数の変更
ここではCPUコア数を2つに変更しています。
Vagrantfile
Vagrant.configure(2) do |config|
config.vm.box = "centos7"
config.vm.provider "virtualbox" do |vb|
vb.cpus = 2
end
end
メモリ数の変更
ここではメモリ数を2,048MBに変更しています。
Vagrantfile
Vagrant.configure(2) do |config|
config.vm.box = "centos7"
config.vm.provider "virtualbox" do |vb|
vb.cpus = 1
vb.memory = 2048
end
end
ネットワークポートの転送
ここではホストOSのポート:8888番を、ゲストOSのポート80番に転送します。
Vagrantfile
Vagrant.configure(2) do |config|
config.vm.box = "centos7"
config.vm.provider "virtualbox" do |vb|
vb.cpus = 1
vb.memory = 1048
config.vm.network "forwarded_port", guest: 80, host: 8888
end
end
開発環境として利用するには多分ですが、これだけ知っていれば十分だと思います。