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VimAdvent Calendar 2015

Day 23

Vimで各言語のreplをすぐに開きたい…そこでrepl.vim!

Last updated at Posted at 2015-12-22

この記事はVim advent calendar 2015の23日目の記事です!

昨日の記事は
プログラミング初心者が某氏が提言していた「 Vim駆動学習 」をやってみた
でした!

某氏、一体 何ぶささんなんだ…。

そこでrepl.vim

 はい! 今貴方は小物のプログラムを書いています!
はい、今classを書きました!!

(コードの内容を理解する必要はありません)

class Kawaii
  def initialize
    @messageList = [
        'おはよう、よく眠れましたか?',
        '朝ごはん、もうできてますよ! ずんだもち。',
        "モナド? 単なる自己関手の圏におけるモノイド対象だよ。\n何か問題でも?",
        'むちむちじゃありません! もちもちです!',
        "皆のハート打ち抜くぞ〜\nずんだアローシュート!",
        "お口開けてください、あーん♡\nたこ焼き味のずんだもちです!"
    ]
  end

  def message(_)
    n = rand(0 .. @messageList.count() - 1)
    @messageList[n]
  end
end

 アッアッ、このクラスをロードしたい、今したい。
そう…なんというかこう…チェック用のコードを書くまでもなく…すぐ動かしたい!

そこでrepl.vim

ruby_repl_vim.png


repl.vim

 repl.vimはujihisaさん作の、quickrun.vimをrepl用にしたためたかのようなVimプラグインです。 ( ※この感想は個人のものです )
上記では、編集中かつ、未保存のコードをRubyのインタプリタ(irb)に読み込ませています。

  • 対応言語 (2015-12-17時点)
    • Haskell (ghci)
    • Ruby (irb)
    • Python (python (python2もしくはpython3))
    • Erlang (erl)

※ JavaScript (node.js repl) に対応しました! (2016-02-06)

また、各言語に対応するインタプリタはユーザ側で指定可能です。
( filetype 'python'に対して 'python2' を起動する…など )

repl.vimの役に立ち力

即実行力の強さ

 はい! 今貴方は小物のプログラムを(以下略
今度はHaskellとしましょう。

以下のようなコードを書きました

data List a = Nil | Cons a (List a) deriving Show

emp = Nil :: List Int
uni = Cons 10 Nil
xx  = Cons 10 (Cons 20 Nil)

fromGeneral :: [a] -> List a
fromGeneral []     = Nil
fromGeneral (x:xs) = x `Cons` fromGeneral xs

xxx = fromGeneral [1,2,3]

 Rubyであれば、下の方に動作チェック用のコードを付け足せばすぐに動かせますが、
Haskellの場合はmainを書かなければいけません。
具体的には以下のようなもの。

main :: IO ()
main = do
  print emp
  print uni
  print xx
  print xxx

動作確認のためにこれを書くのは面倒です。
そこでrepl.vim!

 repl.vimを使えば、List型及びそれ以下の関数を読み込んだHaskellのインタプリタを起動することができます。

haskell_repl_vim.png

終わりに

 使ってみてね★

 全く別の話なのですが、この前repl.vimのコミット権を貰えたので
最近repl.vimにコミットとかしてます。

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