今回、沖縄の自治体ではどういう動きなんでしょう。
また、沖縄や九州の出身の方は、どういう対応をされていますでしょう。
①玉城(実は、「たまぐすく」であるが、便宜的に「たましろ」で済ましている。
しかし、東京や大阪にいる息子や兄弟や従兄弟は、
職場では「たまき」と「たましろ」と「たまぐすく」で生活している。
②東国原(祖父は、「ひがしこくばる」だ! と言っていたが、
自分は、銀行口座もすべて、「ひがしこくばら」で通している。
ただし、子供の頃に、Higashikokubaru でパスポートを作った記憶がある。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000898400.pdf
https://www.soumu.go.jp/main_content/000898401.pdf
次のような方もいるかもしれないですね。全国的な話です。
③旧仮名遣いの関係です。
親が作った生命保険契約で、受取人として、「やなゐ」となっているらしいが、
今は、「やない」で生活している。
受け取り請求のとき、書類が面倒くさそうです。
(注)【表音本則】により、 「ゐ(ヰ)」「ゑ(ヱ)」「を(ヲ)」を
用いる語は、すでに(昭和21年)、
ア行の音で表すことで決着しているようです。
ただ、これが人名にも適用になっているのか、私にはわかりません。
人名では、斉藤、齊藤、斎藤、齋藤、高橋、髙橋という漢字の旧字体
が認められているにも関わらず、読み仮名では認めれていないという
のも、どういうバランス感覚なのか、よくわかりませんけども。
●なお、パスポートに係るローマ字表記で、
「WI」「WE」「WO」が
存在している可能性があるのか、よくわかりません。
戦前にパスポートを作った人、また、そのローマ字で
海外で学位を取得した人、こんな人も少数でしょうけど、
いるでしょう。そんな人は昭和21年当時、
いったいどうしたのでしょう。
海外で提出されている論文も古いローマ字表記だったはず。
外務省でのパスポートローマ字では、
文部省のローマ字の件とは、
そもそも、別の動きをしていますゆえ。
外務省は原則としてヘボン式、
文部省が原則として訓令式となっています。
せっかくの論文が、検索でヒットしないと、
悲しいですね。日本としてもマイナスです。
読み方の揺れは結構ありそうですね。かつては読み方は、揺れていても放置で
済んでいましたが、今回、役所の登録で確定してしまうわけです。
以下はそのパターンです。
④うちは、「もてぎ」なのか、「もぎ」なのか、不明。
本家や親戚にあった書類は、全部空襲で焼けてしまった。
もはや、調べるのは大変。
⑤うちは、祖父が、
引っ越した時に、「はぶ」が「はにゅう」になってしまった。
隣町に、「はにゅう」が多かったので、あえてそうしたらしい。
⑥うちは、「わたなべ」だが、
故郷の総本家の当主が先祖をしらべたら、「わたべ」だったらしい。
しかし、ずっと「わたなべ」で通している。
総本家の従兄は、「わたべ」に戻すことを考えているらしい。
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