★途中やラストに何がしかの真相が明かされ、怒涛の展開・どんでん返しがあるためネタバレを先に絶対に知ってはいけないと思われる小説であること。
★この作品、絶対おもしろいから読んで欲しい、もちろんネタバレ見ずに読んで欲しい、そして驚いて欲しいと回答者が強く思う作品であること。
★ミステリー小説はあえて除外してください(ごめんなさい)。ホラー作品ならミステリ要素あってもOKとします。それ以外のジャンルももちろんOKです。
★回答者様のお言葉での作品の紹介や感想(もちろんネタバレはなしで)もお願いします。
ジョナサン・キャロルの小説は、途中まではたいへん居心地のいい世界なのですが、最後の最後に待ち受ける、読者を奈落の底に突き落とすようなどんでん返しが特長です。その中でも特に切れ味が鋭いのがこの2冊。
英国の鬼才イアン・バンクスのデビュー作。犬にペニスを噛み切られて以来、学校にも行かず小動物を殺したりしている少年のもとに、兄が精神病院から脱走したという連絡が入る…という、全編にわたってたいへん厭な話です。しかも結末にはあっと驚くオチが。
SFファンタジー魔王子シリーズ第4巻にして最大の問題作(別にこれだけ読んでも問題なし)。タイトルの意味がわかったときには椅子から転げ落ちそうになりました。
月面で発見された、宇宙服を着た人間の遺体。その遺体は死後5万年を経過していた…という魅力的なオープニングで始まるハードSFミステリの傑作。次々に登場する謎が、論理的に解き明かされていくのは見事。結末には太陽系規模の大どんでん返しがあります。
国産時間SFの最高峰。昭和初期から戦争を挟んで30年代までの時代を背景に繰り広げられる、タイムトラベル小説の傑作です(書かれたのは昭和45年)。複雑な時間のからみあいの果てにたどりつく真相には驚愕のひとこと。
おおおおおお 素敵な回答をありがとうございます!
個人的にはマイナス・ゼロが気になりますね。タイムスリップ作品ですか。
蜂工場は紹介文を読んだだけで欝な気分に(笑)
よくある恋愛のはじまりから終わりまでの話と思いきや、最後の2行で物語が反転します。必ず読み終えた後に、最初から読み直したくなります。
「一緒に本屋を襲わないか?」
進学で一人暮らしをはじめた主人公の隣に住む妙な男。過去と現在が交錯しながら物語はすすむ。映像化はできないだろうと思っていたら、今夏になってしまいまして、すごいいい出来でした。って、これってミステリーになるのかな?
恋愛もののどんでん返し、楽しみですね!
>これってミステリーになるのかな?
う~ん、アマゾンの紹介文からはわからないですね。読んでみます。前から興味はあったのです。
夢野久作『瓶詰地獄』は如何でしょ。難破して孤島に流された兄妹の、悲しい恋のお話……なんて粗筋を述べるまでもなく、既に青空文庫の蔵書で10枚少々の掌編なのでこの場ですぐお読み頂けます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2381_13352.html
ただ穿った言い方をすると、「この作品にはどんでん返しが仕込まれています」とお薦めするのもある意味ネタバレの範疇ですよねえ。ピコピコハンマーか何かで手軽に記憶を飛ばせたら便利なのですけど……或いはM.I.B.の『ピカッ』ことニューラライザーで。
>この作品にはどんでん返しが仕込まれています
た、確かに・・・!
でもまあ、どんでん返しがあるって知っていても、作品を読めば驚きは大きいと信じています(^^)そうか、そういうことだったのか!って思えるといいなぁ。
わたしはともかく、他の人にとってこれネタバレ・・・と思われたのだとしたらひたすらごめんなさい(涙)
引き続き皆様からの回答をお待ちしています。ふるってご参加下さいv
最初はただの推理小説かと思って読んでいましたが…
最後までまったく気付きませんでした。
ネタがバレルとなんてことないような気もしますが…
これは・・・み、ミステリーに該当すると思うのですが、違いますでしょうか。だとしたら条件外になってしまうのですが。何か補足などありましたら、コメントのほうご利用下さい。
今後の回答者様のためにも、一応ここにウィキのミステリーの定義をのっけておきますね。参考になさってくださいませ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A...
既読かもしれませんが、
鈴木光司さんのリングはとても有名なのですが、
その後のらせん、ループへの流れは大どんでん返しの連続で、
話題になったリングからの流れを考えると
メタフィクションなかんじで楽しめると思います。
ご紹介をどうもありがとうございます。
鈴木光司さんといえば、映画で「リング」と「らせん」を見たことがあります。リングは当事中学生だったわたしは映画館で半泣きでした。らせんのほうは正直「?」だったのですが、映画と原作だと印象が違うっていうのはよくあることなので、それを期待してこれを機会にリング→らせん→ループと読ませていただこうかと思います。
ハリー・ポッター最終巻です。
Harry Potter and the Deathly Hallows
すでに英語版を読み終えた人はたくさんいます。
日本語版が出るのは1年先なので、それまでネタバレを目にしないようにするのは大変だろうと思います。
できれば、現在日本語で読める本の紹介をお願いしたかったのですが。ハリポタ最終巻には怒涛の展開・どんでん返し有ですね。覚えておきます。
[rakuten:book:10800833:detail]
有名な作品なので、すでにご存知かもしれません。
知的障害を持った主人公の日記形式でお話が進んでいきます。
はじめはかなり読みにくいのですが、
最後は大泣きしてしまいました。
どんでん返し…とまではいえないかなーとも思いましたが、
ラストは衝撃です。
ぜひおすすめ。
すみません、リンクミスなのかどの本をご紹介いただいているのかがわかりません。
コメントのほうで補足をお待ちしております。説明文から推測するに、「アルジャーノンに花束を」でしょうか。
【追記】
コメントのほうで補足+新たな作品の紹介をいただきました。どうもありがとうございました。
ミステリーの定義(辞書を引くと不思議・神秘 or 奇怪・推理)がちょっと曖昧で推理ものを指しているのであればごめんなさいですが、探偵ものはどうでしょうか?
一番好きなのがドン・ウィンズロウの小説です。
ドン・ウィンズロウの小説はすべてもっていますが、ニール・ケアリーのシリーズが面白いです。減らず口ばっかり叩く元ストリート・キッドの少年が、父親ともいえる探偵のジョー・グレアムにしごかれながら仕事を解決していきます。
S・J・ローザンもおすすめです。
中国人女性と白人男性の探偵コンビがチャイナタウン(新刊では香港だったかな?)で問題を解決して行きます。このシリーズは1冊1冊交互に主人公が男女入れ替わるのも特徴というか、新鮮みがあります。
正直申し上げますと、探偵ものという性格上なんども読み返している訳ではないので、うろ覚えというか性格じゃないところがあるかもしれません。でも、本当におすすめです。
怒号の展開があまりなく、小さいどんでん返しみたいのが沢山あるものといえば、刑事のフロストのシリーズがあります。個人的には好きですが、興味を持たれたら立ち読みでもしてみてください。
【7】にリンクを貼ったウィキにもその記述がありますが、わたしとしてはミステリーは推理小説とほぼ同意義で捉えています。そう考えると、ご紹介いただいた作品たちは条件外になってしまいますね。申し訳ないです。
ですが、ご紹介いただいた本どれも楽しそうなので読んでみますね。ありがとうございました。
>ただ、これまでも皆様からたくさん紹介をいただいていきましたが、アマゾンの紹介文のみが私の判断基準なので条件内か条件外か正しく判断できているかどうか不安です。ある程度は大目に見てください、申し訳ないです。
>引き続き皆様からの回答をお待ちしています。
アゴタ・クリストフの3部作はどうでしょうか。
読んだのが5年ぐらい前で詳しくは覚えてないんですが、
3冊とも面白くてどんどんページが進んだのはよく覚えてます。
悪童日記、ふたりの証拠、第三の嘘と順番通りに読むと驚きを得られます。
人によってはネガティブな感想を抱かれるかもしれませんが、読んで損はしないと思います。
おお、悪童日記三部作有名ですよね。わたしも読了済みです。怒涛の展開の繰り返しですよね。先の展開を知りたいあまり一気に読んでしまう小説だと思います。ご紹介をありがとうございました。
>引き続き皆様からの回答を受け付けております。皆様の薦める【ネタバレ不可!どんでん返し小説】をお待ちしています(^^)
ライトノベルなんですけれども、最後の数行にどんでん返しがある作品です。
繰り世界のエトランジェ〈第1幕〉糸仕掛けのプロット (角川スニーカー文庫)
最後の数行までは極めてありがちなアクション物と言いますか、ボーイ・ミーツ・ガール&バトルのような展開です。しかし、ラスト数行のどんでん返しによって作品全体の様相が大きく変わるという特徴があります。
ライトノベルからのご紹介をありがとうございます!どんでん返し期待して読みますね。ボーイ・ミーツ・ガール&バトルでエンターテイメント度も高そうなので楽しみです。
短編で阿刀田高著の「ナポレオン狂」の特に「甲虫の遁走曲」などは今でも記憶に残っています。
病気で入院中の男に代わって、自動車が一人で稼いでくると話しかけてくるというおとぎ話のような話ですが、ラストで現実的な説明がつきます。
星新一著のショートショートの多くは意外な結末ですが、あえて一つをあげるならば「ようこそ地球さん」収録の「空への門」でしょうか。
宇宙飛行士になるために他の全てを犠牲にして努力を続けた男の話。
小林泰三著の「玩具修理者」収録の表題作も短編ですが、ラストの
衝撃はなかなかのものだと思います。
どんな壊れたオモチャでも直してくれるという玩具修理者に直してもらったものは…
おお、短編に特化した回答をありがとうございます。個人的には玩具修理者が一番気になりますね!夏=怪談の印象の延長でマイブームがホラー作品なのです。ご紹介をありがとうございました。
>回答は今日の17時くらいに締め切る予定です。ご紹介くださる方、是非ともそれまでに回答をお願いします(^^)
これ、ミステリーに該当はしないのですかね。正直、わたしにはミステリーに見えるのですが。違うのかなぁ。
もしそうなのだとしたら条件外になってしまうのですが。
よろしければコメントのほうご利用下さい。