fc2ブログ

リビング・パズル

近所の子供(6才と4才)がたまに遊びにくる我が家の人気者は、コレ。

moblog_8d9a03b5.jpg
<カナリヤパズル/ライオンパズル>

それぞれ、檻から出すパズル。個人的にカナリヤの脱出は半ば諦めていましたが、
子供といっしょに遊びにきてくれるママさんがライオンを出し、カナリヤにトライ中との
話を聞いて、これは負けられないと最近何とか脱出に成功。


これが、我が家の今のリビング・パズル達です。


リビング・パズルとは、 私の勝手な造語(おそらく)。 
名前のまま、リビングに置いてあるパズルです。

せっかくいくつかのパズルを持っているので、面白そうなパズルをリビングに出しておいて
少しは布教活動(?)もしたいなぁなどと思いいくつか試行した結果、

 1.かわいらしい(コミカルな)風貌

 2.何をすればいいかわかりやすい

 3.すぐにできそうに見える

こういうパズルが、来客のときに盛り上がりやすくて、リビング・パズルになっています。



さてさて、このパズルたち、最近特に良いと思うのはその頑丈なところ。
チビっ子の乱暴な扱いにもまったくめげません。

からくり作品で有名な「卵」をリビング・パズルにしていた時期もありますが、
チビッ子の手にかかれば、あっという間に傷だらけ・・・・
それでも「卵」は傷も味になる、と半ば無理やり納得するものの、
その後に「サイコロ」を出す勇気はありませんでした。

パズルは遊ぶためのものであろうし、特に子供には良質な材料・しくみのパズルで
遊んでほしい、という気持ちは大いにあるのですが。。。

パズルにとって何が幸せか、ちょっぴり考えてしまいますね。

遊び倒されて傷だらけのパズルこそが、まさにLIVING PUZZLEと呼べるのかもしれません。



実は、このあたりの疑問は割りと早い時期から心の隅に漂っていることでもありました。

あるパズル作家の方に、それとなく聞いてみたことがあります。
コレクターに死蔵されるパズルは幸せなのでしょうか? と。

いつお会いしても穏やかなその方は、YESともNOともお答えにならず、
ただ、コレクターさんは大変ありがたい存在だとおっしゃっられました。
「コレクターの方が大事にしてくださるので、自分の作品は後世に残ることができるんです」と。

考えてみれば、たしかにその通り。

世に言う美術品は、死蔵とは言わないまでも大切に保管・保存されてきたからこそ、
何百年も経過した今でもガラス越しかもしれませんが、愛でる事ができるとも言えますよね。

美術品をパズルに置き換えてみれば、これもまた、一つの”LIVING PUZZLE”。


・・・お酒は、「飲むべし」でFINAL ANSWERなのですがね!

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

サイコローズ (サイコロ型のパズル)

両方とも知っている人は知っているさいころ型のパズル。 片方はからくり箱で、もう一方は匹見の迷路型のパズルです。 両方とも知り合いに預けてあるもの。 からくり箱はちょっとしたヒントを与えてデ...

コメントの投稿

非公開コメント

確かにパズルが傷だらけになるのはちょっと忍びないですね

からくり箱の類は丁寧に作られているので余計に……。
ちなみにさいころ箱(IPPでの工作教室版)は開け方を教えた上で人に預けてあります。
「開け方を見つける」というよりは「動きを楽しんでもらう」というやり方で。
さいころ箱とはちがいますが、匹見の「サイコロ」は「LIVING PUZZLE」に向いていますね。

そうなんですよね・・・微妙な心持ちなのです

> さいころ箱とはちがいますが、匹見の「サイコロ」は「LIVING PUZZLE」に向いていますね。

コメント&情報ありがとうございます。
「リビング・パズル」、ひとつ分野として少し探求してみようかな・・・

先日コメント頂いた「RAKETEE」も候補かなぁと思っています。


ちなみに、意図して試した訳ではなかったのですが、
以前に「の」の字さんも紹介されていらっしゃった「ナイン・パズル」は、
リビング・パズルとして、大人から子供まで好評でした^^。

子供にはそのカラフルな色彩が、大人にはひのきの癒される香りが、
好評だったようです。
(パズル自体は結構むつかしいと思うんですけどね^^;)

プロフィール

いわとび

Author:いわとび
FC2ブログへようこそ!

FC2カウンター
カテゴリ
月別アーカイブ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク