Rocksmith 2014のPC版をSteamで買った
Rocksmith 2014のPC版をSteamで買った。日本語対応に問題がないか不安だったが、まったく問題なかった。表示言語は細かいところまで日本語化されているし、ビデオの音声まで全て日本語吹替になっている。
Steamで買うとよくあることだけど、コンシューマ版は日本語字幕/音声吹替の好きな方選べるのにSteam版は字幕だけだったり、そもそも字幕日本語版すらなかったりする。Rocksmith 2014に関してはそういうことがなく、満足。
リアルトーンケーブル(ギターとPCやゲーム機を接続するケーブル)は単体で販売されている。Amazonでは在庫切れだが他の国内のネットショップで買うことができた。
Windows7、Mac OS X Mavericksとも動作した。(但し公式によるとMavericksは動作未保証とのこと)
Rocksmith 2014のPC版とコンシューマ版の比較についてはwikiが詳しいが、特に気にすべきなのはDLCの価格がPC版が割高ということくらいじゃないかと思う。
個人的にPC版を選んだ決め手は、rocksmith-custom-song-creatorというオープンソースプロジェクトの存在で、これはRocksmithで遊べる曲を自作することができるもの、らしい。これがまともに使えるようになれば、往年のBM98におけるBMSのように非公式のソングファイルが流通して、無限に遊べるようになるかもしれない。まあ、旧Rocksmith時代もカスタムソングファイルは出回っていないみたいだし、そもそも2014に対応していないようなので、薄い望みではある。それでも、いつかは自分で好きな曲でソングファイルを作れるようになる可能性が残されていることは良い。コンシューマ版ではその可能性は限りなく低い。
Rocksmithというゲームについての所感
音ゲーだと思って買ったが、あまりゲームっぽくない。Wii Fitとか脳トレみたいな、学習ゲームの系列だと思う。ギター教則ビデオに近い。カラオケっぽくもあるけど、トラックはギターの音も全部入ってるので、その意味ではカラオケではない。
既存楽曲のコピー練習のガイドツールとしてはすごく良い。難しさは
- Rocksmith <= バンドスコア(TAB譜面) < 耳コピ
という感じ。ただしRocksmithだけだと、譜面スクロール等の自由度が低いので、TAB譜面の完全上位とは言いがたい。
たいていコピーって最初はやる気満々で始めるけど、途中で技術不足とかで挫折することが多い。壁を乗り越えるためのやる気継続ツールとしてRocksmithは役に立つと思う。
ミニゲーム系は楽しみながら地味なテクニックを磨けるという触れ込みだけど、どれもクソゲーな上にテクニック磨けない感じがする。たとえばスケール練習なんかは、普通にスケールをRocksmithの譜面で流してくれたほうがよっぽどいいと思った。
「地獄のメカニカル・トーレニング・フレーズ」みたいなのとタイアップしてDLCで出してくれたら嬉しいけど、そういうのは無理だろうなあ。