外食の回数がめっきりと減った。
コロナ禍のせいもあるけれど、最大の理由は「周囲に飲食店が少なく、コロナに関係なく早じまい」である。
ファミレスもない。ガストはかろうじてあるけれど、ロイホもデニーズもない。オーマイガー。
ということでほとんど家でご飯を食べています。
家でご飯を食べると、やはり気になるのは洗い物。油を使った料理はどうしても洗い物がたいへん。年齢的にも、あまり脂っこいものは苦手になってきた。
ということで最近のカオル家の夕食は、蒸した野菜と肉、納豆、味噌汁、サラダ、玄米といった感じになっています。うーん、ヘルシーと言えばヘルシー、お年寄りっぽいといえばお年寄り。
こんなんでいいのかなあ、と思っていたらこんなウェブ記事を発見。
日本食スコアと認知症、腸内細菌との関連
認知症の人とそうでない人を比べて、典型的な日本食をどのくらい摂取しているのかの差を調べた研究。
非認知症患者は、認知症患者と比較し、JDI12の魚介類(64.5% vs.39.1%、p=0.048)、きのこ(61.3% vs.30.4%、p=0.015)、大豆・大豆製品(62.9% vs.30.4%、p=0.013)、コーヒー(71.0% vs.43.5%、p=0.024)を摂取する割合が高かった。
認知症患者は、非認知症患者よりもJDIスコア(中央値)が低かった。
JDIスコアというのはこの研究で使われた「どれだけ日本食っぽいか」の目安。もとのリンクを見ると、rJDI12という総合的な日本食っぽさ目安で言うと認知症のひとはJDIがかなり低かった。
つまり、日本食中心の人はそれだけ認知症になりにくいかも知れないってこと。
まとめとしては
著者らは「伝統的な日本食を順守すると、認知機能低下を予防できることが示唆された。これは、腸内微生物の代謝産物の濃度の低さと関連している傾向があることが明らかとなった」としている。
とのことなので、日本食っぽいご飯→腸内美声淵の代謝産物が低い(アンモニアかな?)→認知症リスクが低まる
という可能性がありそう。
やっぱり日本食で正解だ!
でもとんかつとかカレーとかじゃなくて、あくまで米、味噌、魚介類、緑黄色野菜、海藻類、漬物、緑茶、牛肉・豚肉、コーヒー、大豆・大豆製品、果物、きのこ類みたいです。
しかし、認知症リスクの話を実感をともなってする日が来るとは、このブログを立ち上げたころには思いもしなかったことですよ。
光陰矢のごとし。
原文はこちら。
Relationship between the Japanese-style diet, gut microbiota, and dementia: A cross-sectional study - PubMed
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