ティエリア「最後の恃み。エクシアのGNドライヴ」

3ヶ月前、ダブルオーガンダムの起動実験。全てのGNドライヴを組合せて行ったがどれも安定した動きをしなかった。残るはエクシアのGNドライヴによる実験のみ。一縷の望みは世界を旅して周っている刹那とエクシアにかかっていた！



刹那はニール・ディランディの弟、ライル・ディランディに彼がソレスタルビーイングのガンダムマイスターであったこと、そしてその戦いの中で亡くなったこと全てを告白した。

ライル「俺に兄の意思を継げというのか？」
刹那「そうは言わない。
だがお前もニール・ディランディと同じように、この世界を変えたいと思っているなら・・・、
そのために戦う覚悟があるなら・・・。」

刹那はそう言ってメモリーを渡した。

ライル「良いのかい？これを俺が保安局に渡したら・・・」



刹那「保安局は間もなくヨーロッパ中のカタロンのアジトに鎮圧作戦を行う
奴らは本気だ」

カティはアロウズの司令官ホーマー・カタギリに挨拶をした後、ピーリスと再会した。そして一緒に付き添っていた男がセルゲイの息子、アンドレイ・スミルノフと知る。ピーリスが中尉に昇格したんですね！アンドレイより上じゃないですか～。司令官の名前『カタギリ』って・・もしやあのポニーテールの父親？髪しばってるしｗ



そして人の会話を盗み聞き、いかにも場違いな、存在感のある男がコーヒーを飲んでいた！



仮面の男「AEUの作戦指揮官に人革連の超兵まで召集か。
さすがカタギリ司令、対応が早い」

彼の正体を知る者はまだいない！！



ラッセ「だからケジメをつけるのさ」

ソレスタルビーイングの武力介入によって出来た連邦を相手にラッセは再び戦うことを沙慈に伝える。その行いによって人が傷つくことを知りながらも・・・。



沙慈「彼は、刹那はどうしてます？」
ミレイナ「人を迎えにいったデスー」
ラッセ「俺らの仲間をな」



ビリー「おいおい いい加減やめておこうよ。いくらなんでも飲み過ぎだ。
まったく面倒が見切れないよ」

ソレスタルビーイング復活のために活動していたティエリアらをよそに、男の家で酒を飲んだくれている女性がいた！

スメラギ「出てく・・・



じゃあねビリー、2年間ありがとう。さよなら」

2年間も面倒を見てもらっていた女性がいた！

ビリー「まっ待ってくれよ九条。僕はそんな意味で言ったわけじゃ・・・



出てくなら2年間分の生活費、返してくれよ」
スメラギ「あー何も聞こえない」

ピンポーーン

ビリー「お客さんかな



知り合いかい？まさか君がこの場所を教えている人がいるなんて
ちょうどいい、この方も誘って食事にでも。たまには昔話に花を咲かせるのも」

スメラギ「待って！」



そこには男が立っていた！



スメラギ「せっ刹那なの？」



刹那「4年ぶりだな。お母さん」
ビリー「おかあ・・っ！？」
スメラギ「冗談が言えるようになったのね刹那」



ビリー「君、何を言っているんだい？彼女はまだ29歳。君くらいの歳の子供がいるわけ・・・」
刹那「コードネーム スメラギ・李・ノリエガ



ソレスタルビーイングの戦術予報士だ」



ビリー「えっ・・・・・・・・・・」



刹那「これでアンタの逃げ場はなくなった」

刹那はビリーがユニオンの人間っていうことを承知の上で言ったんでしょうか？
マリナの時といい、刹那は口が軽すぎます！



オーガンダムとエクシアのGNドライヴのシンクロは今までの最高値70％を記録した。しかしまだ安定値の80％まであと10％足りない。ティエリアはトランザムで強制的にシンクロさせようと言うが、それでは自爆の可能性があるとイアンは伝える。



沙慈はミレイナが置いて行った赤ハロに入っていた情報を閲覧し、スペインでルイスが巻き込まれた民間人への攻撃がスローネによるものだと知る。



スメラギ「私を連れ戻してどうしようって言うの？
連邦政府が出来ても世界は何も変わらない。あれだけの犠牲を払った上で何一つ。
イオリアの計画に意味なんてないのよ」



刹那「それが酒びたりの理由か？」
スメラギ「悪い？私はイヤなの。やってられないのよ」



刹那「俺は、俺たちは戦う。世界に変革を促したことが俺たちの罪なら、
その罪は再び世界を変えることでしか償えない」
スメラギ「私には無理よ・・・

”私は強くない”そう刹那に行ったスメラギさん。先の戦い相当まいっているようですね＞＜
だからってねぇ・・・。4年前、イアンとフェルトになって言って別れたんだろう・・・・・。



ねぇ刹那。もう私のことは・・・」
刹那「新たなマイスターが来る」
スメラギ「新たなマイスターって・・・？」



ライル「よぉー 遅かったな」



スメラギ「！！・・・ロックオン！？そんな、生きて？」

ニールと瓜二つ、声優まで一緒なライルの姿に驚くスメラギさん^^



ライル「そんなに似てるかな？俺と兄さんは」
刹那「紹介しよう。彼はライル・ディランディ・・・」
ライル「違うな！



俺の名前はロックオン・ストラトス！ソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ」

兄の意思を継いだかに思えたライル。しかしカタロンの構成員としてソレスタルビーイングに潜入した可能性も・・・。真意はどっち！？



一方でマリナはその身を拘束されてしまった！反政府組織の者と断定されてしまったのだろうか？



アーサー「MS全機発進！
これよりわが艦はガンダムのスペースシップに奇襲攻撃をかける！」

カタギリ司令からアロウズ戦闘艦にトレミーの場所が伝えられた。これは王留美がリボンズに流した情報なのか？そんなトレミーにもアロウズに場所を知られたと王留美から情報が入ったのだった。ティエリアは迎撃するため、再び一人で戦いに身を投じる。



刹那「ロールアウト間近の新型がある」

小型艇よりアロウズのMSを確認した刹那たち。こっちの戦力がガンダム2機だけという事を知ったスメラギはトレミーに戦術プランを送信する。



バラック「敵艦を補足！MSも1機確認！」

プトレマイオスでの経験を活かしてプトレマイオス2には攻撃オプションが備わっている。機雷でアロウズのMSを翻弄する。そしてセラヴィーも・・・。

ティエリア「セラヴィー目標を迎撃する。高濃度圧縮粒子装填



GNバズーカ圧縮粒子、解放！！」



小型艇の操縦をロックオンに任せ、ダブルオーのもとに向う刹那。



ダブルオー・・・。オーガンダムと、エクシアの太陽炉を、載せた機体・・・・・

俺のガンダム！！


刹那「トランザムを使う！

まだ起動テスト中のダブルオー。刹那もトランザムで強制的にシンクロさせることを考えていた。イアンは止めるが、それに聞く耳を持たず・・・。

トランザム、起動！」



フェルト「ダメです！粒子融合率、73%で停滞！」
イアン「トランザムでもダメか！」

自爆こそなかったが、トランザムシステムを使っても安定値には達しなかった。

ミレイナ「敵MS2機！急速接近中デス！」



ティエリア「ダブルオーは！？」



刹那「目覚めてくれダブルオー・・・ここには！！



オーガンダムと！　　　　　　　　エクシアと！



俺がいる！！！」





イアン「きっ起動した！？自乗化のタイムラグか？！」
フェルト「ツインドライヴ、安定領域に達しています！」



刹那「ダブルオーガンダム！刹那・F・セイエイ、出る！！



ダブルオー！目標を駆逐する！！」



「何だあの性能は！」

ついに起動したダブルオーガンダム！その性能はジンクスⅢを圧倒していた！



刹那「これが俺たちのぉーーっ！



ガンダムだッ！！」

ビームを無効化したジンクスⅢ。しかしGNソード2にはライフルモードの他に文字どおりソードモードがあるので両断です！



ロックオン「あれがガンダムの力か・・・」
スメラギ「・・・刹那」



リジェネ「リボンズ、あのGNドライヴは何だい？
分からない？レベル7まで掌握している君が」


リボンズ「・・・イオリア・シュヘンベルグ！」

ダブルオーが参戦によってアロウズの部隊は撤退していった。そしてトミレーに帰還した刹那とスメラギに歓迎の言葉をかけるのも束の間、次に入って来た人物に一同は困惑する。



ラッセ「ロックオン！？どういうことだ？」
スメラギ「弟さん何ですって」



フェルト「・・・ロックオン・ストラトス・・・・・」

フェルトも複雑な気持ちですよね・・・



ティエリア「違う。あの男は彼じゃない」

ティエリアもライルをロックオンと認めていないようです。



王留美「ダブルオーが、起動した・・・」

世界の変革見たさに味方の情報を売る王留美。過去に何かあったんでしょうか？



アレルヤ「・・・マリー」

-END-
ビリーが可哀想ですね。自分を頼ってくれてた元カノと再び幸せな日々を送っていたというのに、突然見知らぬ青年がやってきてカミングアウトして連れて行っちゃうなんて・・・。最後のカットでかなり荒れてました。彼はこの先どうするんでしょう。グラハムと連絡はとっているんでしょうか？あっそういえばセカンドシーズンにグラハム出てきませんね！どこにいってしまったんだろう・・・・・ｗ。

次回
#03 アレルヤ奪還作戦
アレルヤは反政府勢力収監施設に拘束されていた。尋問に立ち会うピ―リスに、アレルヤは「マリ―」へと呼びかけるがその声は届かない。アレルヤが収監施設に捕らえられていることを知ったプトレマイオスクル―。ソレスタルビ―イングへの参加に煮え切らない態度を取るスメラギ