あららすじ。失礼かみました。
2学期初日の朝、羽川翼は通学路で幽霊の少女・八九寺真宵とお喋りする。
その直後、巨大な「虎」の怪異を目撃。同日、自宅が火事で全焼してしまう。翼『悪夢から目覚めるときがやってきた。』

『＜物語＞シリーズ セカンドシーズン』はこれまでの＜物語＞シリーズと違い、
各ヒロインが語り部を担当することもあります。各”ヒロイン”が語り部を担当することもあります。
大事なことなので2度言いました。『猫物語(白)』は羽川翼の語りで紡がれる物語翼『いただきます。』

羽川家に住んでいる3人はそれぞれ別々の調理器具を使って料理を作る。もう家族として崩壊してますね。
というより、元々家族という概念は羽川家に住んでいる3人の中には存在してないんだろうな。ちなみにここ複線になっています。真宵『学業に勤しむというのも並々ならぬ重労働ですよねえ。
かく言う私も小学生の身ではありますが数々の艱難辛苦を乗り込えつつの日々に身をやつしております。』

登校中、まったく噛まない饒舌な迷子の少女に行き会うバサ姉。
八九寺の背中にはトレードマークの大きなリュックサックが無い。あんなに大きいのに忘れたってどういうこと。
阿良々木くんの家に取りに行くも、阿良々木くんは不在だったようで・・・・・。真宵『これから起こるわたしと阿良々木さんとのエピソードは次回作で！』

えーと・・・次回作で。虎？『白くて―――白々しい。』

虎に行き会うバサ姉。サイガーのタイガー。ひたぎ『虎柄の猫じゃなくて？』
翼『うん。虎柄の虎。』

虎の怪異(推測)を見たことをガハラさんに相談するバサ姉。この2人のガールズトーク好きです。『頭の中が真っ白になるくらいの。酷い衝撃を受けた。』

全焼。家が燃えてしまったバサ姉。自分の家だと認識したくなかったのに、燃えて無くなってしまうと、やはりショック。
住む家を失ったバサ姉は、友達の家に泊まらせてもらう、と同居人(戸籍上親)に嘘を付き、学習塾跡で一夜を越す。
阿良々木くんに助けてと言った事がないバサ姉。というより、誰にも助けを求めたことがないのかも。ひたぎ『お・・・・・女の子がっ！ひとりで！こ、こんなところで寝泊りして・・・・・っ！
なにかあったら、どうするのっ！』

翼『・・・・・ごめんなさい。』

この必死さ、すごく良かったですね。涙腺を刺激されました。
『全然痛くない。だけどすごく痛かった。』この文章、とても良い。翼『行きましょうかって、どこに？学校？』
ひたぎ『私の家よ』

シャフ度の極みっ！翼『ルパン風に言わないで。』

ラブコメ風とルパン風のコンボにはやられました(笑)ひたぎ『私は羽川さんの裸を見たいだけで、それ以上のことをするつもりはないわ』

この辺、またエロかと言われそうですけど、ここだけですから。
『偽物語』のようなファンサービスのあざといエロはもうないですから。
原作にも2人でシャワーを浴びるシーンはありませんから。ひたぎ『阿良々木くんのこと、今でも好き？』
翼『うん。今でも好きだよ。』

迷いなく即答するバサ姉。本音で話せる友達って良いですよね。

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章飛びの演出も再現されていましたね。なぜ章が飛んだのかは、後々明らかになります。
「chocolate insomnia」はバサ姉の歌としては初めて明るい曲調でしたね。
「アイヲウタエ」はやはり爽やかで良かった。けれどやはり「君の知らない物語」が神過ぎるんだよなぁ。

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