期せずして、4日連続のアザミシリーズになってしまいました。
このアザミはいまひとつ自信がなかったのですが、勢いで載せてしまいます。
取りあえず名前の後ろに「?」マーク付きなんですけど。
こんな遅い時期に、背の高いアザミが咲き始めています。
ぱっと見は昨日載せたノハラアザミにそっくりです。
でも、花をよく見ると総苞の棘がノハラアザミよりもかなり長く、しかも上の方は開出しています。
よく見ると花の付け根部分の方の棘がやや太くて、上の方に比べてかなり長くなっています。
昨日のノハラアザミの総苞と比較してみると違いが分かると思います。
消去法で行って残ったのがトネアザミなんですが、どうでしょう。
関東では山野に普通に見られるということで、いままで大きなノハラアザミだなくらいに思っていて気付いていなかったんでしょう。
総苞以外にも草丈が1mを優に越えること、開花時期がえらく遅いことからもトネアザミだと思うんですが。
【写真】
トネアザミ(利根薊)
全体的にノハラアザミに似ています。
この個体はようやく開花し始めたところでした。
別名:タイアザミ(痛薊、大薊)
カメラ機種名 Canon EOS 40D
撮影日時 2010/10/14 14:56:23
Tv 1/200
Av 5.6
ISO感度 640
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM
もうちょっと引いたところはこんなです。
白い葉脈がよく目立ちます。
このアザミも葉の棘が鋭いですね。
もうちょっと咲き進むと総苞の棘がより目立つのか・・
心なしか花柱がノハラアザミよりも長めな気がします。
こちらは蕾で、花の付き方も少し違うか!?
お、何かいますね。
大きな女郎蜘蛛が潜んでいました。
きれいですけどちょっと不気味です。
クモといえば、昨日のガガンボはクモではなくて昆虫です。
ハエ目だそうなので、ハエや蚊に近いのでしょう。
脚の数はもちろん6本で、昨日の写真は脚が7本のように見えますが、真ん中の1本は「口」です。
長い口で蜜を吸うのでクチナガガガンボというようです。
蚊の親玉みたいな奴ですが人に危害は加えません。
話は戻ってアザミです。
明日明後日の週末にももう一度観察してみようと思います。