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テーマ:アニメ!!(3880)
カテゴリ:ライトノベル・アニメノチカラ
力を手にするためには光も闇も操らなければ。
せめぎあう二つの心。 「エスタブール反乱」 あらすじは公式からです。 「誰もが笑ってくらせるような、幸せになろうと思えば、誰もが幸せに なれるような… そんな国が作りたい…出来るかな、サラウェル?」 「出来ますとも、姫様」 「これより、ローランドとの戦闘を開始します。 エスタブールの独立を、この手に取り戻すのです!」 ローランドに属しているはずのエスタブールが反乱を起こした。 反乱の首謀者は、かつてのエスタブール国王の一人娘で、国民から 絶大な人気を得ているノア・エン。 作戦会議の中、シオンは「自分が鎮圧に行く」と言うフロワードを制し、 クラウ・クロム少将を反乱鎮圧に向かわせたのだった。 ************************************ ラストのシオンとイリスの場面が印象に残りました。 「ねえ、泣くの?」 「泣かないよ。」 「イリス、邪魔しちゃった?」 本当は民を失いたくなかった。 無駄な血を流したくなかった。 誰もが笑い合える国に。 でも、反国王派や貴族たちを退けたり、属国の騒乱を鎮めるためには 闇の手段を選ばなければならないことも分かってる。 ミランを使うことを選んだのは自分。 もう引き返せない。 すでにネルファまで手を出してしまいましたからね。 シオンは自分で自分を追い込んでいるように感じます。 ☆ライナとフェリス ネルファの遺物を回収し損ねた罰として フェリス、大量の団子セットを希望!!! 断れば剣の露となる運命のライナ! 初めて見た遺物を使いこなせなかった=無能、ということで 懐が大変なことに!!! シオンを恨むライナだけど、汚い言葉はフェリス的にNG!!! ☆エスタブールの姫 ローランドの属国になったのは攻められたエスタブール王が自分の保身のために 国を売ったためなのですね。 残された旧臣、守役サラウェルが担ぐのはノア・エン王女。 でも彼女は戦争には否定的。 サラウェルは国力があるうちにエスタブールをローランド支配からの脱却を 主張する。 皆、覚悟は出来ている。 その言葉に 「これよりローランドとの戦闘を開始します!」 決意する王女! ☆エスタブール討伐軍 情報を持ってきたミランではなくクラウを司令官に任命するシオン。 この騒乱はミランが画策している。 反国王派の殲滅、属国の騒乱の一掃。 それを分かっていてクラウにしたシオンの”保険”とは・・・。 ミランを快く思っていないクラウは何とか犠牲を少なくしようと 圧倒的な力を見せ付けて降伏を選択するような流れを作っていく。 指揮官を倒した! 「紅指のクラウ」 相手が勇将と分かって動揺がエスタブール軍に走る! ☆民を犠牲に 劣勢になったエスタブール。 「英雄王シオン」は民を犠牲にすることを好まない。 それを逆手に取って、捕虜を解放しなければ自国の人質を殺す、と 民を盾にする作戦に出る。 納得できないノアは自分が傀儡なのだと思い知る。 「私は担がれただけの傀儡の王・・・。」 交渉が進まないうちにクラウの指揮を無視して要塞に突撃する一団が!!! 驚くクラウ。 サラウェルが人質を殺そうとローランド軍を揺さぶりに出たところで ノアはそれを良しと思わず、自分の命を投げ出そうとする。 が、眼前に現われたのはミラン!!! エスタブールが起こした騒乱のツケはノア・エン王女の命だけでは 足りないというミランはその場にいた側近を全部、殺してしまった!!! 「闇よ、あれ!!!」 逃げるノアとサラウェル!!! しかし、ノア・エンと重臣たちを売ったのはほかならぬサラウェルだった。 ここで王女の命を取れば自分はローランドに英雄として引き立ててもらえる。 剣で抵抗するノアにささやくサラウェル! 「可愛いよ、姫様。でもこれでお終いです!」 サラウェルの剣にノアが目を閉じた時・・・現われたのはミラン! サラウェルを一閃!!! これを仕組んだのは自分、シオンはこういうやり方は好まないので 今回の騒動は自分の独断だというミラン。 「ノア・エン皇女は人質を殺した後自決、 それが筋書きです。」 ミランの力を止めたのはクラウ!!! 「おい、嬢ちゃん。怪我はねえか?」 嬢ちゃん!ってオスカー様なら(違)「お嬢ちゃん。」(笑) だって、本当に似てるんだもーん! シオンには必要ない、仕える資格もない、とミランに言い放つクラウ。 2人の会話を聞いていて、本当に黒いのはミラン、シオンとクラウは違うのだと 考えるノア。 ミランの力はまずい、ここでクラウを死なせるわけにはいかない。 割って入るノア!!! 「私が説得します!」 開戦派も独立を扇動する一派も。 自分は保身のために国を売ったと誹られても。 全面降伏・・・民がそれで守られるなら。 悲劇的な筋書きを描いていたミランだが、ここは王女の申し出を受け入れる。 ローランドの評判を落とすよりも王族が降伏した。 そのほうが効果があると。 兵を退いてもらう、と言って姿を消すミラン。 「クロム少将、貴方と貴方の主を信じます。」 腰が抜けてしまったので手を貸して欲しいというノア! クラウ、ここはお姫様抱っこでしょ!!! 「貴方ならエスタブールの民をきっと・・・。」 ☆闇とともに 騒動の報告を受けるシオン。 犠牲を出したくなかった。 だからミランの非情な采配に対してクラウならやってくれると・・・ 二つの思いがせめぎあって苦悩するシオン。 泣きそうな表情を報告に来たイリスに見られてしまった。 でも、悩んでいる暇は無い。 彼女の報告書(お絵かきとも言う!?)から勇者の遺物をライナたちが 見つけたのだと知ったシオンはイリスをすぐライナの元に返す。 ということでノアとクラウの出会いなお話でした!(そこ!?) クラウにとってはシオンは理想の君主なんでしょうね。 仲間思いで正義を貫き、国を守る王。 なのに実はシオンは不良(ミラン)の頭目になっていたなんて! シオンの周りは皆年若く、理想に溢れた人物で固められている。 老獪な貴族たちと同じような手は使いたくない。 そう思うのも分かりますけどね。 光と闇を使い分けて、シオンの茨の道は続きます。 ライナには団子の道!? 伝説の勇者の伝説 第2巻 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月20日 14時06分56秒
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