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Dog photography and Essay

Dog photography and Essay

地震の予知は出来ない


「あなたが傍にいると」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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最近のホープは勢いよく散歩に出ても、
300mほど行くと、それより前に進まない。

原因はホープの後右足付け根の痛みにある。
今までは、足の付け根をマッサージして歩かせた。

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今は、マッサージをしてもあまり効果が無いようである。
立ち止まる場所が、以前は400m地点であった。

必ずと言って同じ場所で停まり、方向転換した。
最近のホープの立ち止まる場所は以前とは違う。

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以前とは違うが、必ずホープが自分で決めた場所だ。
それは、曇りであろうと雨の日でも同じ場所だ。

しかし、自分勝手にその地点で方向転換はしない。
必ず、私の顔を見上げ、私が同意をしてから向きを替える。

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家に帰り着くと言っても、直ぐに帰り着く。
いつもの通りに、車の後部ドアーの前に行く。

車の後部座席の高さは68センチある。
昨年までは、1回で飛び乗れた。

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今年に入ってから、1回で飛び乗る事は少ない。
走り高跳びと同じで、踏み込む位置が悪い。

今年に入ってから、踏み込む位置が遠くなった。
後部シートに乗れなくて、ゴロリとひっくり返る。

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私は見ているだけで、一切手を出さない。
ホープは、2度3度と挑戦している。

ホープの病名が分かってからは気の毒で、
後部座席へ乗れなかった時は手を貸している。

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あまり手を貸してばかりでは私を当てにするので、
本当に調子の悪い時だけにしている。

時には、シートに前足を置いて顔を押し付けて、
「もう駄目だ~」と言うような表情をする。

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そんな時には、片手をお腹に当てサポートする。
車を走行させている時は、前に来たりする。

シートベルトはしていないので、自由に動き回る。
ウインドウから頭を出して景色を眺めている。

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走行中、急ブレーキを踏まなければならない時がある。
しかし、急ブレーキを掛ければホープは耐えられない。

なので、エンジンブレーキを使い自然な停まり方をする。
エンジンブレーキならばスムーズに速度を落とせる。

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とにかくホープは車が好きである。
何時間でも文句一つ言わずに乗っている。

近所の家のワンちゃんは車に必ず酔う。
お出かけの時は、ワンちゃん一人でお留守番。

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ホープを家に置いて行くならば大変な事になる。
私が帰って来るまで、探すように吠えているそうだ。

3軒ほど向かいのご主人がノイローゼになりそうと、
何とかできないものかと言いに来た事がある。

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私に「あなたが傍にいると吠えないね~」と、
私を手招きして、その方の家まで行った。

ホープの「ワン、ワン」「ワン、ワン」と吠えている。
「ほらっ、聞こえるでしょう?」と聞いてくる。

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私は「私は気にならないですけど、気になります?」
その方に愚問を投げかけてしまった。

ホープの吠える声が気になるから来ているのである。
吠え方は、攻撃している吠え方ではなかった。

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私ひとり残して何処へ行ったの~って言う吠え方。
要するにさびしい思いをしているのだろうと思った。

ときどき、その後主人の家に行き挨拶する。
わざわざ玄関のチャイムを押して入って行く。

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相手にしてみれば、ホープより私の方が気になるだろう。
私は、ホープの最近の吠え方が気にならないか聞く。

私が家に居ても、猫が庭に居れば吠えるからである。
最近は気にならないらしいと奥さんにも聞いている。

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私の住む自治会には170世帯ある。
マンションやアパートを除けば、100世帯余りである。

その中で、犬を飼っている家は4世帯だけである。
高齢化しているのも犬を飼う人が少ない原因である。

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車道を隔てて隣の自治会に苦情を言いに来た人が住む、
隣の自治会には、マンションが無いので100世帯ほど。

その中で、7・8世帯の家で犬を飼っている。
家に3匹飼っている家は、結構吠える声が聞こえる。

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だが、1匹しか飼っていない家に苦情を言いに来るので、
ホープの吠え方は突発的ではなく、リズム正しい。

そのリズム正しい吠え方が、余計に耳に付くらしい。
確かに私が温泉に行っている間など吠えているようだ。

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私の行く時間の多くは夜中なので気になるのかも知れない。
仕方なく、ホープを連れて温泉に行き車に乗せておく。

私が温泉の入口に向かって歩き出しただけで「ワン、ワン」と
吠え出し、1時間半後出て来るまで吠えている。

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そして、私の姿をウィンドウ越しに見つけると吠えるのをやめる。
1時間半の長い時間吠え続ければ疲れるのではと思う。

だが、水も飲まず、一心に吠え続けている。
やはり、捨てられたかも知れないと思うのだろうか?

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「黄昏のビギン」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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今日は帰宅が遅くなってしまった。
夕方ホープと散歩の後に温泉に行こうと計画。

温泉七つ道具を用意し袋に入れた。
夕方早い時間にホープと散歩に行って来た。

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以前から忘れ物が増えたと思っていた。
隣の部屋まで来て、何をしに来たのか?

行動を起こした隣の部屋まで戻ってから
椅子に座って、やっと思い出す始末だ。

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うっかりと言う言葉があるがうっかりではない。
ホープと散歩に行った後、ホープを車に乗せた。

エンジンを掛けようとして、温泉のあとに飲む
お茶をと思い出しキッチンまで取りに行った。

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ホープは私を呼ぶように「ワン、ワン」と吠えている。
玄関を開け、私の姿を見るとおとなしくなる。

私が運転席に座ると、ホープは後部座席から
助手席と運転席の間に来て前足で私の左腕を叩く。

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今の時間は退社時間と重なり混んでいるかなと、
思いながらも、裏道を通らず表通りを走行した。

夜中なら5分ほどで来られる道のりも車が混み、
13分ほど掛って温泉駐車場へ着いた。

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温泉入口に近い所が空いており車を停めた。
ポケットの財布から温泉の回数券を出した。

その他、首に掛けたホープのリードをつなぐ為の、
リードと首を指圧する健康グッズ共に車に置いた。

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ホープに「待っていなさいよ」と言いながら、
バスタオルなどの七つ道具を入れた袋を探す。

助手席にも後部座席にも何処にもなかった。
洗うナイロンタオルなら買えばいいが七つである。

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七つとは、ブリーフ、Tシャツ、ナイロンタオル、
バスタオル、靴下、長袖シャツ、ボトムインナー。

この七つをいつも数えながら袋に入れている。
時折考え事をして、Tシャツ2枚入れている事がある。

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温泉から出て、体を拭こうとしてバスタオルが無く、
Tシャツが2枚入っておりTシャツで体を拭いている。

今日は、七つの全てを忘れて来てしまっていた。
今来た道を引き返し、また同じ道を来るのかと思った。

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何とも言えない虚しい思いで温泉駐車場から出た。
心を落ち着かせるために、ちあきなおみのCDを掛けた。

曲は「黄昏のビギン」 ♪雨に濡れてた 黄昏の街♪
段々と心が落ち着いて来て時間を気にしなくなった。

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家の駐車場へ停めて急ぎ七つ道具を取りに入った。
廊下やキッチンを見たが何処にもなかった。

一体袋に入れてから何処へ置いてしまったのか、
袋に入れる動作をし、ソファーの所へ来て見つかった。

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レザーのソファーが、この梅雨で少しカビが出ていた。
カビキラーをウェットティッシュに付け拭いた。

その時に、何気なく置いた袋をホープの散歩にと、
慌てていたので、そのまま忘れてしまって温泉まで行った。

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何かをしている時に他の事をすれば、忘れてしまう事がある。
妻の療養する病院へ乾いた寝間着を届ける。

しかし、1時間掛けて走って行った病院に着き、
寝間着を家に忘れてホープと来てしまっている。

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認知症にはまだまだ早過ぎる。
誰でも、こんなに忘れる事があるのかと思った。

七つ道具の入った袋をシッカリ持ち、同じ道を走った。
結局温泉に着きフロントで時計を見ると40分遅くなった。

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温泉内で焦って入っても癒されるどころかストレスになる。
それでも温泉内の時計を何度も見ながら時間を気にする。

今日は、夕方でも蒸し暑く、温泉に入ると汗が噴き出す。
それでも20分間は温泉に入っていた。

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ホープは、いつもと変わらず私の姿を見るまで吠えている。
帰宅しホープに鶏の手羽先を圧力鍋で煮てから食べさせた。

サーロインも煮て、私が噛んでから食べさせた。
何も楽しみなんてないだろうホープが気の毒になる。

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「もどかしい思い」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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今日は30度を超える暑さだった。
下水道工事に携わっている人達は口々に暑いを連発。

とりわけ警備会社のガードマンは辛そうだ。
冬の警備は上に羽織れば良いが夏は辛いという。

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部屋の中でも熱中症の温湿度警告計のアラームが鳴る。
温湿度警告計は娘からの父の日のプレゼントである。

温度と湿度を計測し、熱中症とインフルエンザの危険性が、
高い空気の状態をアラームで知らせる温湿度警告計だ。

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スーパーでブルーベリーやイチゴの冷凍を買って来た。
イチゴよりブルーベリーの方が価格が高い。

冷たい物は問題なく食べる事が出来る。
アイスクリームでも一度に5個でも食べられる。

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昨夜、黒酢ブドウとベリーミックスが無くなってしまった。
USM茶で黒酢を6倍に薄めて飲んでいる。

6月13日から飲み出しており、既に5本を飲んでしまった。
1本1000ml入っており6倍に薄めると6リットル出来る。

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既に5リットルの黒酢を飲んでしまった事になる。
USM茶を沸かして、冷まし冷蔵庫で冷やしている。

USM茶は私の特別ブレンド茶で、コーヒー、青汁、
プーアル、ウーロン、緑茶、麦茶等で4リットル沸かす。

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黒酢は1対5で薄めればよいが、私には酸味が強過ぎる。
なので、1対6にして、6をUSM茶を入れて飲んでいる。

温泉に行く事が多いので、温泉から出て来て車の中で、
一度に500mlを飲んでしまってから帰宅する。

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温泉に浸かり、1キロ痩せたと思っても、
USM黒酢茶を0.5リットル飲み、直ぐに体重が戻る。

ダイエットを志すならば、サウナから出ても、
1時間は水を口にしない事を徹底しなければならない。

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ダイエットはしなければならないが風呂上がりに、
お茶を一気飲みしゲップが出る事で幸福感を感じられる。

ビールではなくUSM茶とアルコール抜きである。
今や接触事故でもアルコールを飲んでいれば摘発される。

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妻が倒れた4年前からアルコールは一切口にしていない。
車で1時間の道のりをリハビリの練習のため通った。

介護する事は、生半可な事では出来ない。
妻の介護のため、一切の酒を捨てた。

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そのお陰で、体重も大幅減量ができた。
血圧も大幅に下がり健康面では自然に出来た。

1日200回のスクワットと屈伸運動で下半身も強化。
多種の健康グッズを使って自分でマッサージした。

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ただ心配要因は立ち眩みであり、軽い貧血に悩む。
小さい頃から急に立つと、めまいを起こしていた。

今でも、めまいの現象は治り切れていない。
急に立つと目の前が暗くなる事は誰にもあるのだろうか?

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昨夜、amazonへ黒酢ブドウミックス1000mlを注文した。
明日には宅配便で届けられる予定である。

黒酢を豆乳で割って飲むと、これが思いの外旨い。
だが、節約の意味も兼ね、USM茶で割り飲んでいる。

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明日は朝7時過ぎから側溝掃除と環境整備の日である。
2年前の環境整備の朝に妻は3回目の脳出血で倒れた。

その後は、私がいくら声を掛けても言葉を返してくれない。
看護師の奥さんは聞こえていますよと言う事を信じるならば、
一番もどかしい思いをしているのは妻なのかも知れない。

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「避難生活は想像を絶する」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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今日も暑い一日で気温も30度を超えた。
7月第2日曜日は環境整備の日になっている。

昨夜寝る前に6時55分に目覚ましをセットした。
しかし、1時間ほど寝てから後が眠れなくなった。

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毎回同じ現象だが、次の日に何かあると眠れない。
性格の問題だと思うが、気になると眠れなくなった。

夜中3時半ごろに、もう1錠睡眠誘導剤を飲もうとして、
思い留まり、睡眠誘導剤を薬入れに戻した。

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今飲んでしまえば、眠れるだろうが時間までに、
起きれないだろうと思ったからであった。

それから1時間ほど眠れなく、眠りに着いたのは、
新聞配達のオートバイの音が聞こえる頃だった。

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朝ハッと目が覚め、何時だろうと時計を見た。
7時半を針が差しており、私は時計を見直した。

携帯電話のタイマーを見るが鳴り終わっていた。
全く聞こえなかったと思いながら側溝掃除の用意をした。

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ホープのベッドをみるとよく眠っていた。
ホープを起こさずに玄関から出てモップを手に取った。

組の側溝掃除が奥から始まっていた。
庭の水道蛇口にホースを繋いで水を出した。

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側溝に中には下水工事の為に出た泥が入り混んでいた。
奥からモップブラシで泥を押しながら掃除をして来た。

泥は山になり一度取り除く必要があった。
私が家の袋とスコップを持って泥をすくって袋に入れた。

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奥さん達は「一気に楽になったわ」と口々に話す。
私の家の側溝も奥さん達が掃除をしてくれた。

大勢で掃除をすると早く、続いて別の6人が引き継いだ。
私は駐車場出入口と人の出入口をブラシで擦った。

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側溝掃除が一段落してホープを散歩に連れ出した。
午前7時30分ごろだったが、日差しが夏の太陽だ。

ホープはやはり途中で散歩をやめ帰って来てしまった。
家に入り、急ぎ朝食の用意をした。

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時間が無いので、レトルトカレーにうどんを入れ、
スライス牛肉も入れレンジでチンして食べた。

ホープの器にも、ドッグフードの上に牛肉を置き、
食べるように促し、匂った後、食べていた。

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時計を見ると8時15分過ぎになってしまっていた。
慌てながら、自治会館へホープを連れ向かった。

今日は環境整備の日で自治会館周りの草引きと、
自治会館内の蛍光灯から床まで掃除した。

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自治会会計が6つの組の冷えたお茶を買って来た。
手に取ると実に冷たく、暑さも手伝い美味しかった。

1時間ほどで掃除を終了し、会館内で防災DVDを見た。
地震対策のDVDで、地震の予知は出来ないとの事。

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最近は、防災意識薄れているようだと話から入り、
地震に備えて食料や飲料水の備蓄を見直すこと。

保存食料は、保存期間の長いものを選ぶようにし、
温度・湿度の低い場所で保存するようにする。

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子供のいる家庭では、レトルト食品など、
子供が嫌がらずに食べるものを用意すると良い。

チョコレートは、カロリーが高く体力の消耗を防ぐ。
トイレットペーパーや生理用品なども役に立つ。

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万が一地震を想定し、枕元に運動靴を用意しておく。
ベッドから逃げ出す時にガラスで足を切ってしまう。

地震後に足裏を切って動けなくなる人が多いという。
停電、断水などで炊き出しも儘ならないという。

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最低、1週間分の食糧を備蓄するよう指導された。
大人の分だけではなく、ミルクなど子供の分も用意する。

自治会館や小学校体育館など避難場所に指定。
大勢の人が来て避難生活は想像を絶するストレスという。

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消防署の人も来て実際に目にして来た避難場所の模様を、
スライド写真を取り入れ説明してくれた。

冬は体調を崩しても薬の調達が難しく自分で持参する。
夏は脱水症状の人が多く出るので水を持参する。

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「厳密に言えば犯罪」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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午前11時過ぎに妻の療養する病院へ行く段取りをする。
ホープの部屋へ行くが、まだ眠っていた。

予定を変更して、先にホープを置いて温泉へ行く事にした。
私が居ない事にホープが気付いても30分後である。

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炎天下の車の中にホープを待たせるより良いと思った。
私は静かに温泉7セットを用意して行った。

廊下に干していた洗濯物でバスタオルが目に着いた。
温泉用の七つ道具をホープに気付かれないよう用意。

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バスタオル、靴下、長袖シャツ、ボトムインナーを用意し、
ブリーフ、Tシャツ、ナイロンタオルの七つを入れる。

しかし、途中で妻の乾いた寝間着も別の袋に入れながら、
風呂の七つセットも用意していた為、ナイロンタオルを忘れた。

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ナイロンタオルを忘れている事は、温泉の脱衣ロッカーで、
探したが見つからないので、入れるのを忘れたと思った。

温泉内でナイロンタオルは販売されているが300円する。
お金が勿体ないのではなくロッカーの100円しか手元にない。

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財布は駐車場の車の中であるし、その時私は素っ裸だった。
もう一度服を着直し、フロントに訳を話す気力が無かった。

いつもならナイロンタオルを四つ折りにして前を隠すが、
今日は隠す物が無く、胸を張って温泉内に入って行った。

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私は、浴槽内に入る前に体を洗うのだが洗うタオルが無い。
私は悪い事を考えて、棚に乗せてある洗うタオルを手に持った。

初めに、誰のものか、いつ頃風呂から上がるのかなど観察した。
そして、あと5分間は上がって来ない事を確認し手に取った。

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これほどまでに慌てながら急いで体を洗う事は初めてだった。
一通り体を洗い、再度ボディソープを付けて洗った。

時計を見ると、4分が過ぎており、タオルの洗剤を洗った。
素早く棚に戻り、絞ったタオルを籠の中に入れた。

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自分の洗っていた椅子の所へ戻り、シャンプーをし出した。
シャンプーが終わっても、まだタオルの持ち主は来ない。

顔を洗った後、立ち上がり温泉水の溢れる浴槽へ向かった。
そこへ2人が話しながらすれ違うので振り返り見ていた。

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先ほどのナイロンタオルの入った籠を手に取り出て行った。
私は素っ裸のままで温泉内通路に立ち小さく手を振った。

厳密に言えば犯罪になるのかも知れないが借りただけだ。
元に戻しており、本人は何も気づかず去って行った。

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電気の通る石の椅子に座りながら、そんな事を思っていた。
今日も暑い一日なので、温泉に入っていても汗が流れる。

温泉浴場を出て、ロッカー室へ行きバスタオルで体を拭いた。
もし忘れたのがバスタオルなら体を拭けず困っていただろう。

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忘れたものがナイロンタオルで、まだ良かったのかも知れない。
時計を見ると、家を出てから1時間20分を過ぎていた。

ホープは目を覚まして私が居ない事に探しているのではと思い、
急ぎ服を着て駐車場の車まで小走りに向かった。

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車の左右4つのウィンドウを20センチほど開けていたので、
思ったほど車内は熱くはなっていなかった。

帰宅した私はエンジンを止めてから、聞き耳を立てた。
しかし、ホープの吠える声が全く聞こえなかった。

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家の中に入り、まず長袖シャツを網の袋に入れ洗濯機へ。
下着類やバスタオルはそのまま入れ洗剤を入れ回した。

ホープが寝ていた部屋に行ってみるがホープの姿がない。
私のベッドの部屋で眠っているから1度は起きたと思った。

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ホープは人の気配に、そっと目を開けて私を見上げる。
尻尾を振って前足を頂戴頂戴をするように動かしていた。

ホープを抱え上げ、妻の寝間着の入った袋を持った。
妻の療養する病院へ向かう時間は1時半過ぎだった。

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道中、熱中症で緊急搬送されているニュースが流れた。
私は車のエアコンを付け、窓を全開にして走行した。

窓を閉め切り、走行すると寒暖差アレルギーで調子を崩す。
エアコンを付け窓を全開と不自然だが体のためだった。

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「冬瓜のレシピ」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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昨日は買い出しの日で、妻の療養する病院から帰る途中で、
家に直行せず、スーパーへ寄ってから帰宅した。

スーパー駐車場ではホープが暑過ぎると思い降ろした。
表側は直接西日が照りつけるので裏側の日陰へ繋いだ。

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裏側の従業員出入り口から中へ入って行った。
ホープは私の姿が見えなくなると「ワン」「ワン」と吠えた。

入口ドアーを閉めてからでも耳を澄ませば聞こえていた。
スーパーに入る為、更にもう一枚のドアーを開けた。

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そのドアーのある所が肉類が置いてある所で、
スーパー内の冷気と相まって寒ささえ感じる程だった。

一旦、表側の自動ドアから外に出て駐車した車から、
ヨットパーカーを取り出し手に持ち中へと入った。

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スーパーの中のお客さん達は半袖の人も見受けられた。
私は、Tシャツ、長袖チェックシャツ、ベストを着ていた。

その上にパーカーを羽織って野菜売り場から見出した。
大きな冬瓜が398円で陳列された横に見切り品があった。

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トウガンの硬い皮に何箇所かヒビが入っていた。
私はトウガンを調理した事は一度もなかった。

買って帰りクックパッドで冬瓜のレシピを見ればよい。
直ぐに作るのだからヒビが入った冬瓜を籠に入れた。

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冬瓜の重さはカメラより重たく3キロはあるのではと思った。
急に暑くなり食欲も落ちた事もあり果物ばかり籠に入れた。

マスクメロン、黄色いメロン、キーウィ、オレンジ、リンゴ。
セロリ、サラダ菜、ニンジン、白菜、大根等を入れた。

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ホープの肉類も買わなければと思い、牛肉スライスと、
手羽元と手羽先も籠に入れ、更にカルビも入れた。

タマゴや豆乳、豆腐に納豆、はんぺんやアゲ豆腐も、
ポンポン放り込んでいくと籠が山盛りになってしまった。

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沢山買っても、冷蔵庫に入らないと思いレジへと向かった。
レジへ向かう途中、知り合いの奥さんに声を掛けられた。

ホープの話になり、元気ですかと聞かれ、何とかと答えた。
奥さんはゴールデン・レトリバーを飼っていたが2週間前他界した。

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子宮の病気になり、まだ9歳だから手術した方が良いと、
承諾書にサインして手術したのだが、2ヶ月後に亡くなった。

こんな事になるんだったら、自然に過ごせば良かったと、
語りかける目には涙が薄らと浮かんで見えた。

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ホープの事は話さず、一礼して私はレジへ向かった。
2週間前かと思いながらレジの列に並んだ。

2週間前では悲しみは癒えていないだろうなと思った。
レジを済ませ、スーパーの玄関から車までカートで行った。

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車の後ろの自分の籠へと移し換えて行った。
ホープの声がしなかったなと思いながらもカートを置いた。

車に戻ってから、ホープを裏側に繋いだ事を思い出した。
裏側へ行き、音を立てずに、そっと近づいて行った。

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ホープは、裏側の広場で子供達が遊ぶのを見ていた。
私が「ワッ!」と言うと、驚いたようにしていた。

尻尾を振りながら私の歩幅に合わせて歩いていた。
車に乗せる前にオムツを着けた。

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ホープの子宮からの出血は少なくなっているようだった。
スーパーから家までは1.2キロほどの距離ですぐ着いた。

冷蔵庫に入れて行くが、まだ中に残っており入り切れない。
先に調理するものを出し、中へ入れて行った。

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冬瓜を3センチほどの大きさに切ろうとしたが皮が硬い。
気を付けなければ、以前ニンジンを切る時、指を切った。

何となくカボチャを切る感じにも似ていた。
冬瓜の半分の量を圧力鍋に入れタイマーを10分に合わせた。

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冷蔵庫の野菜室のトマトが真っ赤に柔らかくなっていた。
6つほど残っていたトマトを出し、それも海鮮と煮た。

今回失敗したのが、冬瓜を煮過ぎてしまい形が崩れ、
箸では摘まめないほど、柔らかくなってしまっていた。

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油揚げを切り、冬瓜と煮る予定だったが、
これ以上冬瓜が崩れると思い、別の鍋で油揚げを煮た。

冬瓜の味付けは、かつおだしのみで薄味である。
油揚げを混ぜると程良い味に仕上がった。

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「健康保険の税金」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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妻の療養する病院から午前中電話が入った。
電話番号を病院名で登録してるので驚いた。

病状が悪化した内容ではなく、洗濯した寝間着が、
無くなったので病院のを使う内容の電話だった。

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病院のを使用すると使用料金が発生する内容に、
乾いているので、直ぐに持って行きますと切った。

役所の保険年金課と電話のやり取りをしている最中で、
役所の方を終わらせない事には出れないと思った。

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役所から封書が届いており、国民健康保険税の事だった。
今までは、私の銀行口座から引き落とししていた。

その税金を65歳を迎えたので、年金から天引きするか、
銀行口座から引き落としするかを問う書状だった。

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妻が高齢者医療保険に加入になった時に銀行へ走った。
多くの書類に捺印し、私の銀行口座から引き落とす事にした。

その事と私の国民健康保険税の引き落としと交錯した。
職員に以前銀行へ行き手続きをとりましたと告げた。

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職員も、こちらの発送ミスですかね~と要領を得ない。
私が妻の事で勘違いしていることなど職員は知らない。

一度調べてみますのでと言うので通知書番号と保険証番号を、
電話で教え、調べた後、役所から連絡が入る予定だった。

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妻の療養する病院からの電話中に役所から電話が入れば、
混乱してしまうだろうなと思ったが、1分の差で役所から連絡。

初めは混乱していた職員は、冷静な声に変っていた。
奥様の税金の引き落としは、ご主人の口座からになっています。

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今回、送った書状は、ご主人の健康保険税金なので、
全く別の事で、別々で納税して頂くとのことだった。

そして、先程は混乱して、満足に回答できずに申し訳ないと、
電話の向こうで話すが、今まで私はどうしていたかを聞いた。

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今までは、銀行口座から引き落としになっておりましたと話す。
であるならば、これからも銀行引き落としで良いかと問うた。

職員は、その意思表示をして頂くために書状を送ったと言う。
やっと納得した私は、書いて捺印し、直ぐ投函すると約束した。

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そういう事だったのかと独り言を言いながら書き終えた。
捺印し漏れが無いか確認し、封筒に入れ封印した。

妻の療養する病院へ向かう途中のポストへ投函した。
何か忘れていると思い、助手席を見て思い出した。

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妻の乾いた寝間着を持って来ていなかった。
1分ほどの道のりを車で帰宅し、寝間着を袋に入れた。

車に乗り、エンジンを掛けるが、ホープの水をと、
また玄関を開けて廊下を歩いて行った。

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廊下を歩いてキッチンまで来て、何をしに来たのか?
思い出せないので、もう一度車まで戻って行った。

車に乗り、降り返りホープを見てから、水だと思い出す。
今度は、ポケットの中のメモ用紙に水と書いた。

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ホープは、この1ヶ月前から、リンゴ酢、玄米黒酢、柿酢、
梅酢、朝鮮人参などの健康飲料水を水に混ぜ飲ませている。

そのエキスは900mlで2,590円と高価であるが、
薬を飲まないので、苦肉の策であるが、効果はある。

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ホープの子宮からの出血も減って来たようである。
小康状態になっているので、子宮蓄膿症も落ち着いている。

動物病院へは、あれから行っていない。
行けば、手術の事を持ち出されると思うからである。

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水は高価なので、バケツの中に大きなどんぶりを入れ、
その中に、水で薄めたエキスを1回分入れている。

カーブや急停車でエキスが零れては勿体ない。
まず出発前に、注射器で吸い取りホープの口へ運んだ。

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簡単には飲まないので、ぐっとホールドして、
口を開けて、一気にエキス水を入れる。

半分ほどの量が、吐き出されてしまうが、
飲まないよりは良いと思い、続けている。

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病院へ着いたのが、午後3時半過ぎだった。
胃ろうの具合が悪く、栄養食が漏れ出し寝間着が汚れた。

胃ろうから栄養食が漏れる原因が分かったようで、
今後は少なくなるとのことであった。

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妻は病院の寝間着を着ており、他の3人の患者と同じだった。
看護師と交渉し、使用料の請求はしない事で落ち着いた。

あくまで病院側の不手際なので、交渉した。
金額より、責任がどちらにあるか明確にしたかった。

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帰宅してよりホープの散歩に行き、帰って来てからは、
冬瓜の下ごしらえで、種とわたを取った。

前回は、種やわたが着いたままだったので、
冬瓜の形が崩れや易いと、今日は成功したようだ。

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「ピース又吉の火花が芥川賞」

「ワンダーフォトライフ」では、
愛犬との散歩の途中で撮影した写真を公開しています。

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妻の寝間着を毎回洗濯機で洗っていたら袖口が解れた。
ネットに寝間着を入れて洗うべきだったと思った。

4枚の寝間着をネットで購入した。
3,100円の寝間着を4枚注文した。

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病院側では、病院と提携している業者に頼めば、
奥さんの寝間着の洗濯はしなくて済みますよと勧誘して来た。

私が妻にしてあげれる事は汚れたものを持ち帰り、
洗濯して乾いてから、また病院まで届ける事ですと話した。

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それではご主人が大変でしょうと更に勧誘してくる。
もしも寝間着の汚れを洗わず業者にお願いする。

この事はお金以前の問題で、妻のベッドで寝間着を畳み、
その時に妻に話し掛ける事も大切だと思い来ています。

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その事を話しても、他の病室を見てみて下さいなと、
ドアーの小窓から病室の中を見た。

療養患者は病院が提携した寝間着を着ていた。
私は妻に関われれる事は寝間着の洗濯だけと思った。

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やはり、妻の寝間着は私が取りに来て洗濯して、
病院まで運んで来ますからお願いしますと言い切った。

それでも、業者にお願いしたら、ご主人は自由ですよと、
私は自由でなくて良いです、妻はストレスが溜まり倒れました。

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私の妻への責任は大きいので何とかして私の思い通りに、
今後も寝間着だけは、私の手で洗わせて下さいとお願いした。

病院側も私の真剣な訴えに根負けして、今まで通りでと、
仕方なく私の言い分を通してくれた形で決着がついた。

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帰宅してより汚れている個所は漂白剤を掛けて手もみ、
洗いしてから、洗濯機に入れて洗うがネットは使わなかった。

寝間着の袖口や脇の下の縫い代が1センチ有ればよいが、
細くカットし過ぎで、生地端がホロボロになっていた。

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他の前後身頃は何ともなっていないので、自分で修理しようと、
妻が使っていたミシンを見てみたが、糸が抜いてあった。

複雑な通し方なので、リフォームは止めて新しく購入した。
次回から汚れた寝間着の汚れを手洗いしてネットにと思った。

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今回は4枚だけ購入したが、4枚では足らない。
現在でも8枚の寝間着でやり繰りしていた。

あと4枚を購入して、妻に着せようと考えている。
昨夜ネットで注文したので早くて17日には到着する。

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台風の状況にもよるが、新しい寝間着が着き次第、
妻の元へ届けたいと思っているところである。

妻の病室にいた瀬戸の花嫁を歌う84歳の女性は、
部屋を換わって昨日は別の人が入院していた。

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看護師長に換わったのですね、面白かったのにと話すと、
奥さんがいつも歌を歌ってばかりで煩いと言われた。

それで部屋を換わってもらったのよと言う。
私は、もしそれが本当なら小躍りするほど嬉しいと返した。

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なぜならば、妻が歌を聞きとり自分の意思で言葉を話す。
それが出来たような事を看護師長が話すので驚いた。

ラジオのニュースでピースの又吉直樹さんのデビュー小説
笑いとは何か、人間とは何か「火花」が芥川賞に選考された。

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