スナッピングのイディオム
昔「HyperSnapping」
というスナッピング(吸着)編集手法を提案したことがある。
図形をドラッグして編集するとき、
ドラッグ距離に応じて大きさが変化する格子(グリッド)が出現してスナップするようになるというものである。
ちょっとだけドラッグするぶんには制約が無いのだが、
遠くまでドラッグすると距離に応じて大きな格子にスナップするので
「アイコンの整列」みたいなことが簡単にできる。
設定した格子にくっつくように図形を配置できるシステムは多いが、
ドラッグ距離に応じて格子のサイズが変化するところがポイントである。
Alan Cooperの本によると、
一度使うと忘れないインタフェースを「イディオム」と呼ぶらしい。
スライダとかドラッグ&ドロップみたいなGUI操作は、
それまで見たことがなくても一度見れば使い方を忘れることがないから良いイディオムだといえる。
HyperSnappingの手法はタブレットPCで使ってみると非常に具合が良く、
良いイディオムのひとつだと思う。
FlashとかProcessingとかでデモを作って普及させてみたいものだ。
Windowsで動くデモは
こちらに置いておく。
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