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のりさんのところで報じられている、Firefox 3の仕様変更について、チェックインされたパッチを詳しく調べてみた。
今後拡張機能の自動更新では、以下の2つの段階でセキュアかどうかのチェックが入るようだ。
この二つの条件が満たされてやっと、アドオンの自動更新が行われるという仕組みになっている。
よって、アドオン作者が取れる選択肢は以下の4つになる。
やる方として一番楽なのは1と4なんだけど、1には重大な問題がある。
というわけでもうちょっと素早く対応できる路線として2を検討してみようと思ったんだけど、仮にどうにかしてSSL証明書を手に入れたとしても、そもそもさくらのレンタルサーバじゃビジネス用プラン以外ではSSLは使えないんだってさ……
3はやりかた自体が分からない。XMLに署名するとかハッシュ値得るとか、僕の頭ではちんぷんかんぷんです。
ということでいずれにしても今の野良アドオン天国はオシマイだと言えよう。
追記。須藤さんにお願いして、cozmixngのサーバに置かせてもらえることになりました。よかったよかった。
自分は、基本は1. (Mozilla Add-ons) で、審査待ちの間は自サイトでupdate.rdfなしのXPIをダウンロード可能にし、急ぎの場合はブログとかで手動アップデートを呼びかける、という運用方法になりそうです。
私は「個人で」「install.rdfにupdateURLを記載している」アドオン作者でたぶんほとんど唯一今回特別な対応が必要なかったようです(1の「httpsで始まる」と2の「updateHashでハッシュが示されている」に該当)。方針は示されていたわけで、やっぱりそのときそのときに極力打てる手は打っておくべきだなぁ、と。
http://developer.mozilla.org/devnews/index.php/2007/05/30/add-on-updates/
ただ、XREAのサーバなら無料のスペースでもなんちゃってSSLが使えるので日本人は割となんとかなりそうな……
ただ自動更新使えないと更新が格段に面倒になりますよね。私なんか週平均一、二回は新しいバージョンを公開しているわけですから……
仕様書を読むよりもパッチを読むところがPiroさんらしいなと思いましたがそれはともかく、
重箱の隅的なところもありますがちょっと補足させてください。
> 公開鍵で復号化できること。
アルゴリズムが同じだからいいじゃんという主張は分からなくもないですが、ここは用語的に「復号化」よりも「署名検証」のほうがよいかと思います。
あと、リンクにありますがXML Signatureは基本的には関係ないです。XML(RDF)に署名をしている程度のつながりしかなく、em:signatureはおそらく独自形式と思われます。ついでに
http://wiki.mozilla.org/User:Mossop:Fx-Docs:AddonUpdateSignature
のem:signatureの例は間違ってます。(bugzillaかどこかで指摘されてました)
ハッシュ値の計算にはFirefoxの拡張機能MDHashToolが使えます。
http://mdhashtool.mozdev.org/installation.html
最近更新されていないですが、0.4dpであれば対応バージョンを書き換えるだけで使えるはずです。
最後に、別のところの訳で出てきたのだと思いますがcryptographic keyを「暗号鍵」と訳すのは、encryption key(暗号化のための鍵)と混同されるのであまりよくないと思います。特にこの文脈では暗号化のために使われることはなく、もっぱら署名のために使われる鍵(=署名鍵)ですので。
もともとの"cryptographic"は「暗号技術における」程度の意味で、つまり家のドアを開けるような鍵ではないですよーという前置きだと思います。日本語では略してしまってかまわないと思います。
用語説明がありましたのでもしよろしければどうぞ。
http://www.ipa.go.jp/security/rfc/RFC2828-03CJA.html#cryptographic%20key
12月22日の第八回Mozilla拡張機能勉強会 Wikiに参加してきた。以下覚え書き。 mozilla Japanのエントランスに飾られていた、緑のgoo版Firefox?のクリスマスツリー。 電車の中で無線LANカードと名刺を忘れたことに気がつく。 参加予定者数が22名程と多いので、有線が確保で
の末尾に2020年11月30日時点の日本の首相のファミリーネーム(ローマ字で回答)を繋げて下さい。例えば「noda」なら、「2007-09-04_addon-security.trackbacknoda」です。これは機械的なトラックバックスパムを防止するための措置です。
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