たまに18歳未満の人や心臓の弱い人にはお勧めできない情報が含まれることもあるかもしれない、甘くなくて酸っぱくてしょっぱいチラシの裏。
DESKTOP.Good-Day.netのブログに時々書くLinuxとかオープンソースとかの話題を参照したり、-->RSSによる簡単な更新情報を利用したりすると、ハッピーになるかも知れませんしそうでないかも知れません。
の動向はもえじら組ブログで。
宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能!
(日本語版はこちら)
I recently released version 4.0 of Tree Style Tab (TST) add-on, which provides vertical and indented tab bar UI for Firefox.
The significant change in this version is the performance improvement in responsiveness and CPU/RAM usage, particularly in cases with a very large number of tabs.
Here is reference data regarding resource usage related to TST, measured using about:memory
in my development environment (Windows 11, Firefox 122.0.1, 536 tabs), immediately after Firefox started and restored the last session, and after TST was fully initialized:
TST 3.9.22 | TST 4.0 | Reduced RAM usage between TST 3.9.22 and TST 4.0 | |
---|---|---|---|
Main process | 10.87MB | 6.62MB | 39.1% reduced |
Extensions process | 143.92MB | 83.35MB | 42.1% reduced |
I feel that the responsiveness has greatly improved when opening tabs and collapsing/expanding the tree. You may feel this effect even more if you have thousands of tabs or if Firefox's processes live for an extended period.
There are some compatibility issues with customization by user style sheets and/or helper addons. I have already researched and updated known helper addons, but there may still be some broken behaviors.
Most of improvements in this version are based on a development project sponsored by the Waterfox. Thank you very much, Alex!
先だって、Firefox用の縦型&ツリー表示タブバーアドオンであるTree Style Tab(以下、TST)のバージョン4.0をリリースしました。 このバージョンではサイドバーパネルの設計を大きく変更し、タブの数が多い場面での動作パフォーマンス(消費メモリー、CPU消費、体感速度)が大幅に向上しました。 参考値として、作者環境(Windows 11、Firefox 122.0.1、タブの数536個)で、Firefoxを起動しセッションを復元した直後、TSTも初期化完了した時点でのabout:memoryで計測したTST関連リソースの消費メモリー量は以下の通りとなっていました。
TST 3.9.22 | TST 4.0 | TST 3.9.22→TST 4.0の消費メモリー削減割合 | |
---|---|---|---|
メインプロセス | 10.87MB | 6.62MB | 39.1%減 |
拡張機能プロセス | 143.92MB | 83.35MB | 42.1%減 |
自分の主観的には、タブを開いた時やツリー開閉時などのもたつきも軽減され、体感的な快適さは大きく向上した印象があります。 タブの数が数千個に及ぶような状況や、Firefoxのプロセスが長期間生存する状況では、メモリー消費量の点でも体感的な速度の点でも、もっと顕著に効果が表れるのではないかと思います。
この改善のために、今バージョンでは前の版に比べて、CSSでのカスタマイズやヘルパーアドオンとの互換性が一部損なわれています。 既知のヘルパーアドオンについては問題無さそうなことを一通り確認済みですが、僕の把握していない物は動かなくなってるかもしれません。
なお、後述しますが、今回のTSTの改善はWaterfoxプロジェクトからの支援によって実現されました。 この場を借りて、プロジェクト主催のAlexさんに感謝の言葉を述べさせて頂きます。 改めて、ありがとうございます!
Android版Firefox(開発コード名Fenix)用のアドオンを作る上で必要になる、実機での確認の仕方について。 一通りのことはDeveloping extensions for Firefox for Android | Firefox Extension Workshopに書かれていて、それをWindows 11上で実際に自分でやってみたという記録。
注意点。
まず必要なソフトウェアをインストールする。
Path
にC:\Program Files\nodejs\
を登録しておく。(Node.jsのインストーラが自動で設定してくれるかもしれない。ちゃんと確かめてない。)Path
にC:\Users\piro\AppData\Roaming\npm
を登録しておく。(Node.jsのインストーラが自動で設定してくれるかもしれない。ちゃんと確かめてない。)cmdline-tools
フォルダーを、C:\Program Files\android\sdk
に置く。
Path
にC:\Program Files\android\sdk\cmdline-tools\bin
を登録しておく。platform-tools
フォルダーを、C:\Program Files\android\sdk
に置く。
Path
にC:\Program Files\android\sdk\platform-tools
を登録しておく。JAVA_HOME
にC:\Program Files\Java\jdk-21
(パスは実際にインストールしたJDKのバージョンに依存する)を登録しておく。必要な物が揃ったら、adbでの接続を試みる。
adb start-server
を実行してadbのデーモンを起動する。adb devices
を実行する。ここまでの手順が成功していれば、接続しているAndroid端末のデバイスIDが以下の要領で列挙される(数字は例示用のダミー)。
List of devices attached
856392147208461 device
cd
して、web-ext run -t firefox-android --adb-device (先程調べたデバイスID) --firefox-apk org.mozilla.fenix
を実行する。アドオンの側に問題がなければ、これでアドオンがAndroid Firefoxに読み込まれる。
Xに書いた事のまとめ・増補版。
「マイクロアグレッション」に関する香川県の啓発ポスターについての、労ったり褒めたりしてもダメとかどうしたらいいんだよ どうせ触れなかったら「配慮が足りない!」とか言うくせに
というコメントを見かけた。
マイクロアグレッションとは、発話者当人に差別の自覚はなく、ともすれば言われた側にも「差別された」といった明確な被害意識はなかったりすらするけれど、言われた側はなんとなく釈然とせずモヤる、という類の「日常の中にある、社会的・歴史的に見て差別性がうっすらある言い方や接し方」のことだ。という理解の仕方を僕はしている。
これまでも度々書いてると思うけど、僕はこの種の「誉め言葉と思って言ったのに、マイクロアグレッションだと言われる」類の指摘に「どないせえちゅうねん」と途方に暮れる側の一人だった。
正直に言えば、「こっちはこれだけ気をつけてるつもりなのに、これ以上を要求されるなんて、なんてめんどくさい!」という感覚はあったと思う。
先のコメントをした人が僕と同じ戸惑いを感じているのかどうかは分からないけど、僕は、「よかれと思って言った言葉で泣かれ、その相手との縁を絶対切られたくなかったので本気で反省する」というクソダサ経験をするまで、心の底では「よかれと思って言うたのに、何が悪いねん」という自己正当化の思いを捨てきれていなかったな、と今から当時を省みて思う。
反発心がなくならない間は、僕は、理屈では分かったつもりでも本心では腑に落ちてなかったのだと思う。
当時の僕に、人を泣かせずにその事を理解させ得ただろうか? なんとなく、無理そうな気がする。そのくらい、パラダイムの大きな転換を要する事だったように思う。
エッセイ漫画家さん、過去1番共感できない漫画を描いて炎上する【ぬこー様ちゃん】というまとめを見た。人から金を借りて、返す段になって「返したくねーなー」「うわっこいつ(※貸主)、何も言わず受け取るんかよ(※当然です)」と感じる、という件の作者に対して、 「クズ」「最低」等々非難の嵐となっている様子がまとめられたものだ。
まとめられた反応は散々だけど、自分はこの「作者の気持ち」が分かる方だ。
相手を舐めている、世界のすべては自分のためにあると思っている、自分をもてなさない相手に出会うと不機嫌になる……そういうタイプ。
言語化すると「なんて傲慢なんだろう」と思えるのだけど、自分自身ではそれを「当たり前」と思っているから、特段「悪意」があるわけでもない。
悪意も自覚もなしにこう考える人間がいるのだと、我が事として実感しているから、僕は今は他者の善意や返報性に期待しすぎずにいられてるんだと思う。
僕という人間は、ハードウェア的にはそういうクズで、ソフトウェアエミュレーションで社会性を保っている。という自己認識でいる。
むしろ、自分がそうだから「クズに見える人も、やりよう次第で社会的に振る舞えるようになれて、社会の中で問題を起こさず共存できるのだ」と信じられているのだと思う。
「まんがでわかるLinux シス管系女子」1巻と2巻前半にあたる部分を収録した増補改訂新装版の「ITエンジニア1年生のための まんがでわかるLinux」について、後書きでは少し触れてたんだけど、恐らく旧版読者だと思われる方の 「時勢に合わせた感じなのかなあ」というコメントを見かけたので、改めて書き記しておきます。
端的に言うと、これは作者の自分から改題を申し出ました。
「なぜ自発的にOSSやってるの?」という問いへの答えは十人十色だと思うけど、自分の場合は「ヴィジランティズム」が一番大きいんだと思う。
この「他人が言ってた悪口を本人に伝えない」「それを伝えてくる子を信頼しない」が良いとされるのがピンとこない方だった(悪意で不和をばら撒く人扱いされたくもないので、今はしないようにしてる)のだけど、反応の中に自分と同類と思しき人が何人かおられて、変な話だけどちょっとほっとしてる。 https://t.co/U6MRgCtASA
— Piro🎉"シス管系女子"シリーズ累計5万部突破!!🎉 (@piro_or) May 9, 2023
いわゆる告げ口について、受け取った側が取るべき態度・行動について僕は、
と考えてる。
世の中には嘘でも何でもついて相手(僕)の感情や行動をコントロールして自分(相手自身)の利益を最大化しようとする人がいるし、そういう利己的な動機でなく純粋に利他的な善意でなされた告げ口だったとしても、告げ口をした人の主観というフィルターを通したことで情報が変質してしまっている恐れがある。
全く同じ事がマスメディアを通じて届く情報にも言える。 僕への告げ口は、僕個人を狙って届けられる情報だけれど、マスメディアから届く情報も、「自媒体の読者・視聴者の傾向に合った、受け手に喜ばれる(そして自媒体の利益の最大化に繋がる)情報」という観点では、狙い撃ちで放たれた情報と言えるので。
いずれにしても、自分の元に向こうから飛び込んできた情報は(もっと言えば、自分が飛びつきそうな位置にぶら下げられていた情報や、自分がちょっと背伸びしたら届きそうな所に元からあった・アクセスしやすい情報というのも)、鵜呑みにするにはリスクがあると言える。 なるべく一次情報にあたるようにし、正確な事実関係を把握するまで態度を保留する我慢強さを持つ必要がある、と今は考えてる。
――というのは情報を受け取る側の話で、いま考えてるのは情報を送り出す側の話。 告げ口する側のことについてだ。
2019年の25周年LIVE A LIVE A LIVE新宿編に行くくらいにはLIVE A LIVEに思い入れのある自分だったので、2月10日のニンダイでPVが流れたときには、酒場のカットで「もしや……?」、高原日勝の部屋のカットで「うせやろ!!!」となり、タイトルが出た時にはガッツポーズが出てしまいました。(普段ニンダイをリアルタイム視聴する習慣はなかったんですが、兎田ぺこらの同時視聴枠が立ってたのでたまたま見ていて、この体験ができました。色々な巡り合わせに感謝。)
というわけで告知が出て速攻でコレクターズエディションを予約注文し、次いでSwitch本体も購入したのでした。
ただ、商品は手元に届いたものの、まだ本編はプレイできておらず、この先もしばらくは遊べそうになかったため、先に特典のストラクチャーアーツ ブリキ大王だけサッと作ってしまいました。
以下は製作の記録です。