ランナーの筋持久系トレーニングについて
こんにちは。
都内、神奈川県でパーソナルトレーナーをしている野原です。
今回は、ランナーが筋持久力系の筋力トレーニングを取り入れる必要がない理由を書いていきます。
一般的に持久系スポーツでは、低重量×高回数の筋力トレーニングが多く実施されています。
20回×3~5セット
50回×3セット
100回×3セット
このような回数設定が多く、合計回数は最大で300回ぐらいかなと思います。
(300回でも多すぎですけどね)
300回ってトレーニングの量としては多いですし達成感もありますが、これでは長時間走り切る筋持久力は付かないと個人的には思っています。
その理由として、
走っている時の歩数の方が圧倒的に多いから
です。
歩数は人によって異なりますが、仮にハーフ、フルマラソンを走るとしたら何万歩になります。
少なくても歩数分は筋肉の収縮と弛緩が繰り返し行われていますし、何万回も筋力トレーニングをしていることになります。
これが筋持久力系のトレーニングと考えてもらっていいと思います。
もし、筋力トレーニングで筋持久力を強化したいなら歩数分より回数を多く実施しないと強化されないと思います。
これは、難しいですよね。
何万回もスクワット出来ないですし。
なので、筋力トレーニングで筋持久力を強化する必要はない、出来ないと考えてもらってもいいのかなと思います。
では、走る事と別に筋力トレーニングをわざわざ取り入れる目的は何なのでしょうか?
それは、
筋肉の発揮できるレベルを上げて少ない力で走れるようにする
という目的があります。
この話は次回書いていきますので、今回はここで失礼します。
ありがとうございました。
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