Designer's Digital

~デザイナーとカメラマンが気になるに違いない、デジタルに関するあれこれ~

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【サードパーティーは難しい…】 ロワジャパンのバッテリーグリップ【追記】

前にロワジャパンのバッテリーグリップについて書きましたが…
以下3点(前回記事より一項目追加)については、間違いないと考えてよさそうです。
http://pctune.blog136.fc2.com/blog-entry-10.html

原因を究明したわけではありませんが、
・装着時のみに発生
・外すと回復
なので。

毎回ではなく、発生頻度は記録していませんが、上がってきたような・・・?

1.高速連写を多用するとフリーズ
連写中にフリーズ。しかも、シャッター切れてたつもりでも、バッファメモリに入ってる分までデータが無くなる。

2.大きいF値で撮影すると、エラーが出て停止
F16くらい以上に絞って撮影した瞬間、絞りが絞られた状態でフリーズ。

2.短いSSで撮影すると、エラーが出て停止
1/4000くらい以下のSSで撮影した瞬間、フリーズ。


どれも、機構的に負荷がかかる動作ですね。。
電池そのものは純正だし、劣化もしていないのですが、
瞬間的に何かが起こっているのかもしれません。

7Dは高速移動モノを追いかけるためのカメラなので、これでは困る。
必要になったら、純正を買います。

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【BradeRunner-ish nightscape 1】 HDR-like image with LightRoom4

Flickrに載せてた写真に、コメント欄でレタッチの仕方をご質問頂いた。
This post is an answer for a comment for my Flickr photo.

「Shibuya new "Hikarie" View from 9F / night」
http://www.flickr.com/photos/mike-papa/7317105854/in/photostream/lightbox/

仕事でこういうイメージで仕上げることはほとんどないけれど、個人的に好きなので時々作る。
一枚のRAWが、厳密にHDR(High Dynamic Range)といえるかは意見の分かれるところだが、
8bitのjpgに比べればHighなわけだし、用途によってはこれで十分。

撮影場所は渋谷ヒカリエの9Fホワイエ、西向きの窓から。
派手な建物はないけれど、高速道路や線路とカマボコ屋根の平行線が面白い。

IMG_2975_fll_500.jpg

僕は通常Rawで撮り、LightRoomでざっと調整して、Photoshopで仕上げをしている。
この写真はまず、LightRoomでRAWファイルから全ダイナミックレンジが見えるように取り出し、色調整。
次に、Photoshopでボカシたレイヤーを重ねてすこし霧っぽいイメージに仕上げた。
I usually use LightRoom for Raw processing and Photoshop for finishing.
First, I adjust the exposure with the LightRoom to capture all the dynamic range in the RAW.
Then, adjust the color temperature and increase saturation.
Second, to add slight foggy glowing, lay a duplicated and blurred layer, with the Photoshop.

今回はLightRoom上での現像について。ノイズ軽減と、Photoshopのぶんは次回。
This post is about the processing with LightRoom. about Noise reduction and Photoshop part will be posted next week.



まず、無調整の撮影イメージ。
Processed image without any adjust.

ちょっとアンダーかなと思うくらいの露出で撮ったほうがいい。
看板の輝度が相対的に高く、RAWの輝度レンジでも簡単に飛んでしまうからだ。
IMG_2975_blog500-6.jpg



下のバス停とかの、ゴチャゴチャした感じを見せたいので、まず全体と暗部の明るさを持ち上げる。
To show up the jumble in the rotary, slide up the "exposure" and "shadow"

日本語環境だと、"exposure"は「露光量」、"shadow"は「シャドウ」。
必要があればblacks(「黒レベル」)も。
IMG_2975_blog500-5.jpg bars_shadow_up.jpg



看板の文字や照明の表情を見せるため、白トビしている部分のコントラストを下げる。
To show up the letters on the signs and expression of the lighting,
slide down the "highlights" and "whites".

日本語だと、"highlights"は「ハイライト」、"whites"は、「白レベル」。
左端の看板を見てほしい。発光体の表情を十分に取り出すには、めいっぱい下げる必要があることが多い。
IMG_2975_blog500-4.jpg bars_highlights and white_down



全体的にはっきりしない感じになるので、"contrast"と"clarity"でくっきりさせる。
Clarityは色の境界を検出して強調をかけるので、ヒストグラムを大きく変えずに画像を締めることができる。
To add the contrast, slide up the "contrast" and "clarity".
"Clarity" is the more important, as it enphasises the boundary edge of colors.
It can add sharpness of the detail, without changing the histogram.
日本語環境では、"Contrast"は「コントラスト」、"Clarity"は「明瞭度」。
今回は後でPhotoshopで光のにじみを追加する予定なので、目いっぱい強めにかけている。
IMG_2975_blog500-3.jpg bars_contrast and clarity_up



全体の青みがかった色調を出すため、Vibranceで彩度をあげる。
To add bruish atmosphere, slide up the "Vibrance".

日本語環境では"Vibrance"は「自然な彩度」、"Saturation"は「彩度」。
「自然な」ってなんじゃらという感じだが、人肌から遠い色相のみ彩度をあげる。
Saturationではオレンジ系の光がべっちゃり汚い感じになるのでVibranceを使う。
出てくる色は天気や日時でかなり違ってくるので、色温度をここで再調整することが多い。
As the color differs by weather and time, adjustment of color temperature may be required.
IMG_2975_blog500-2.jpg bars_vibrance_up.jpg



まずはこんな感じで色が出てきた。(直上といっしょ。)
IMG_2975_blog500-2.jpg

ノイズ低減と、Photoshopについてはまた今度 ^^;
Pls wait for next post about noize reduction and photoshop effect :)

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【サードパーティーは難しい…】 ロワジャパンのバッテリーグリップ

先月、サードパーティーの充電池メーカー、ロワジャパンから、Canon 7D用バッテリーグリップを買ってみた。
純正電池を2個入れるタイプ。それほど頻繁に使う予定はないけど、単三電池6本でも使えるので万が一の場合の保険になるかと思ったのである。


サードパーティーっていうとちょっとコンピューター関連の言い方っぽいけど、要はCanonじゃない別のメーカーが製造している代用部品のこと。同等の機能で1/5以下とかの破格なので買う側にとっては助かるし、時には純正品よりも機能が多いこともある。長い目でみれば技術競争的なボトムアップにも貢献しているだろうからこの手の商売自体はあって然るべきだ。
(もちろん、偽ってCanon製とか売られているパチものは「詐欺」であって全く許されない)

ただし使う側も気を付けないといけないことがいくつかあって、特に重要なのは「サードパーティー製品が原因で起こった本体の故障は誰も保証してくれない。場合によっては修理もできなくなることもある。」という点だ。だから使うときには、もしその部品が壊れて暴走した時に本体に何か不具合が起きうるかということを気にしないといけない。

そんなわけで僕はどんなに安くても電池はサードパーティー製では買わない。液漏れがあれば本体には大きな被害があるし、もし過電圧が本体内にかかれば重要な基盤が一瞬で焼き切れてしまうこともある。(昔PC壊したなぁ…)

今回のロワジャパンのバッテリーグリップは判断が難しいところだったが、その中に入れるのは純正の電池であるからまぁ大丈夫だろうと思って購入してみた。装着時のガタつき等もなく動作も悪くなさそう、だったのだが……

IMG_1874_blog500.jpg


えーと、結論を先に書くと、「厳しい条件で不具合がでる(かもしれない)」です。以下2件。

1.高速連写を多用するとフリーズすることがある。
この一ヶ月に2度あった。連写中にいきなり停止する。ボタンも何も受け付けない。一度電池を抜いて再起動すると何事もなかったように復帰。たぶん何千枚かに一度なのだろうが、バッファメモリに入ってる分までデータが無くなるのでかなり悲しい。

2.大きいF値で撮影すると、エラーが出て停止する。
広角でパンフォーカスで撮りたくてF22くらいまで絞って撮影した瞬間、絞りが絞られた状態でフリーズ。レンズの接点エラーとの表示。しかし、接点拭いて再起動してもすぐ再発。バッテリーグリップを疑って外してみると再発しなくなった。
(絞りは撮影の瞬間に絞られるので、大きいF値は機構に負荷がかかる。そのせいかな??)

悩ましいのは、これ原因がよくわからないこと。バッテリーグリップが原因だと実証するのが難しい。
1はめったに起きないので偶然装着時に起きただけなのかもしれない。2は表示としてはレンズ関係の問題ということになっている。ごく微妙な電圧異常や変な信号ノイズが出ているのかもしれないが憶測の域を出ない。
(はずしたら解決したから、黒に近いグレーだと思っているけれども。。。)

同じ症状の人がいないかと思ってみたけれど今のところなさそうだ。
ちょっと時間のある時に発生条件を記録してロワジャパンに送ってみようと思う。(いつになるやら…)

参考までに、いっしょに購入したリモートレリーズは今のところ全く問題なく動いているであります。

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