ぱすたけ日記

日記っぽいのを書きます。

インプットしたらアウトプットする

最近、これからプログラミングを学ぼうと思ってる人がプログラミングをすでにある程度習得している人たちの集団に果敢に突撃してコミュニケーションを取ろうとする場面に遭遇する。

プログラミングを学ぼうと思ってる人は学び方とかを知りたがって、どの本が良いとかどういう方法で学んだかを聞こうとするから、話しかけられた方がおすすめの本とかを答えたりする。

最初はそういう感じで暖かく受け入れるから油断して、おすすめの本を聞いたら次は本の買い方を質問する。本の買い方を質問したら、次はその本の内容について質問するのならまだ良いけど、個々人の経歴とかどういうアプリケーションをこれまで書いてきたとかそういうことを質問するようになる。

この辺りで、質問されてる側は「この人はプログラミングを学びたいんじゃなくてそういう知り合いが欲しいだけか?」って気分になるから反応が冷ややかになったりとかする。

ここで手を動かしてるとそのコミュニティから受け入れられるけど、個々人の所属とか経歴とかに興味が向いて、誰かが有名な何かだったり著名な何かだったりするとそっちにガッツイてしまったりする。これだとコミュニティにいる人が積極的にプログラミングをしているという部分を尊重しているんだけど、それを感じ取れなくてその場にいるだけで受け入れられている気になってしまう。

今はコミュニティみたいになってるからそう見えるだけで元々は個々人がブログにそういう話題を書いてたりして、そういうのをお互いに読んでてコンタクトをとり合って輪が広がったみたいなのだから、そこにはプログラミングをしているという文脈があるし、そこに価値を見出しているので、そうじゃない部分に執着的に質問などをすると嫌がられる。

どういうことかっていうと、そういうコミュニティのチャットとか勉強会とかの中にいると、プログラミングをある程度出来る人に囲まれてインプットしてるだけで自身に価値が発生してる気になるだろうし、色んなことを聞きたくなるだろうけど、やっぱり手を動かさずに外側の学び方とかアイデアをどうこうみたいなのとかコミュニティの出来方とかこれまでの人生とかそういうことを質問してると飽きられたりするので、ある程度インプットしたらアウトプットするようにした方が良い。特に勉強会とかに行ってるとハイレベルな話とか意識の高い話をやたらと聞かされてアウトプットするのが怖いかもしれないけど、アウトプットしないとその集団に認められないし受け入れられないと思うから、なんとかしてアウトプットすれば良いと思う。

別にアウトプットしないと集団に認められないのはプログラマーコミュニティに限った話じゃなくて普通に友だちになったり知り合うときに自分の情報を何も出さないとかはないと思うし、プログラマーコミュニティの場合はそういう何らかのアウトプット、学習経過でも良いし、試しに作ってみたサンプルアプリの改造とかでも良いと思う。

そういうのを雑にでも出すとコミュニティの中でその人へのアテンションが生まれて、アウトプットに対するレスポンス、これはマサカリかもしれないけど、があってコミュニティに認められるんだと思う。

今はインプットばっかりしているみたいな場合はそれはコミュニティに入りたてだから許されているだけで、100人いるコミュニティとかならそういう感じで埋もれてても良いかもしれないけど、そうじゃないコミュニティに少しでも属したいならアウトプットしてみた方が良いと思う。

アウトプットしても反応がないとかアウトプットのチャンスを得ることが出来ないとかなら本当にそこに関わっている価値が有るのかを考えたほうが良いと思う。

アウトプットするまで知識がないと思ってる人は周りに騙されているだけなので、代入の書き方とかメソッドの定義の仕方とかそういうことでも書いておけば周りの人も微笑ましい気分になって余計なことまで教えてくれると思う。

インプットばかりでアウトプット出来ないとか仕方が分からないうちに悪い大人にだまされないように簡単なことでもアウトプットしてたらそれでアドバイスをくれるようなコミュニティや大人と出会えてて良かったという気分になってきた。

実際に手を動かしてアウトプットを作るみたいなのまで辿り着かずにインプットを追いかけてそれで満足してコミュニティに従属してるみたいなのじゃなくてアウトプットしたら良いのになぁと思うことが最近ちょくちょくあったのでビールを飲んだ勢いで書いたら良くわからなくなったのでごまかして投稿ボタンを押します