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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

伊勢神宮に行ってきました&nbsp 

一昨日、1月4日の夕方に あるお客さん(一応)から
「去年の正月に伊勢神宮で買った福矢を返して
新しい福矢を買いに行くので
今日25時(5日の午前1時)に
内外環状線こと479号線の
「緑1」交差点のローソンに来い」と
呼び出しを食らいました。

福矢というのは お守りと
干支が描かれた絵馬が付いた破魔矢のことで、
去年のものは辰が描かれた絵馬が付いていました。
これを、巳(へび)が描かれた
今年のものに買い替える自走ツアーというわけです。
緑1交差点で待ち合わせなのは
国道163号線と交差しているからで、
大阪から出る峠を
163号線でもある清滝峠にするためです。
ずっと163号線を走ると三重県の津のほうに行ってしまうので
あるところから松坂→伊勢となる道を選ぶ必要がありますが
それは同行者が過去に走ったブルべの
神戸~伊勢神宮のルートがガーミン1040の中に
残っているというので おおむね その通りに走りました。
午前1時集合で伊勢に行くぞ!と言って
人数が集まるわけもなく 参加者は2人だけです。
帰りは輪行です。

ise010502amxx15x.jpg
↑スラムのカルーのログです。
ルート上にある紫色の丸2つは
ラップタイムを採った箇所ですが
どちらも誤操作です。
ゴールとして指しているピンと
実際の記録を終了した地点が少し違うのは
ピンを設定したのが内宮、
走行記録を終了したのが外宮の駐輪場で
これが数km離れているためです。

最初にある峠が清滝峠です。
50km地点に3つほどある
ノコギリのようなアップダウンは
163号線の北大河原バイパス(北大河原トンネル)が
自転車通行不可なので それの迂回ルートですが、
「いま登った標高分を すぐに無駄にする下り」
というのを反復させるようなコースです。
迂回ルートと書きましたが バイパスが通る以前でも
この道しかなかったわけで
自転車にとっては迂回ではありません。
そのあとのダラダラ登りが長野峠で、
大阪から行く場合は ゆるく長い道ですが
逆側は かなりの勾配となっています。

北大河原バイパスを回避したあたりで
午前2時半くらい、
長野峠のトンネルの出口で
午前5時くらいですが
その間の気温が カルーによれば
-2℃から-6℃で、
グラベルバイクのナイナーで行きましたが
ひとつだけ付けているボトルケージを
普段から ツールボトルで埋めているので
ハイドラパック(商標)の水タンク入りのバッグに
輪行用品も詰めるという運用をしたところ
ホースの中と飲み口が凍って
日が完全に上った午前8時の松阪のあたりまで
水タンクの水が飲めませんでした。
同行者のボトルは ポーラーボトル(商標)の
保温ボトルですが、フタが断熱素材ではないので
中身が凍り ほぼ飲めなかったそうです。
道中で コンビニに3回ほど寄り
温かい飲み物を買ったりしています。

ウェアも軽装で、私は たいてい一冬を
つま先だけのトゥシューズカバーで
通すと言っていますが
この日は冷気がシューズカバーを貫通しました。
グローブも冬用ですが 右手の薬指と小指の感覚が
一時 無くなりました。

RIMG0826amxx15x.jpg
伊賀上野のファミリーマートで
午前4時42分に ネックウォーマーを買っていますが
これが無ければ凍死していたかもしれません。

路肩の雑草がライトに照らされると
やたらと キラキラ輝いており、
霜がシャーベット状に凍っています。
長野峠の登りで 地熱のない橋の上だけが
うっすら凍っており、その上をゆっくり走ると
シャリシャリ感がしたので
下りで高速で突っ込んでは危ないと思い
知らない道なので ゆっくり下りましたが
橋が ほとんど無く 杞憂に終わりました。

カルーの記録によれば
上り標高が1129mで
下り標高が1140mとなっています。
スタート地点は淀川に近く、伊勢は海に近いので
どちらも海抜0mより ちょっと高いくらいです。

RIMG0824amxx15x.jpg
↑これは のむラボから伊勢神宮までの
カルーのナビに従った場合の
コースプロフィールです。
予想獲得上り標高が1796m、
長野峠の最高標高が500m超となっていますが
これは旧道を案内しているためで、
今回 長野峠は自転車通行可なバイパス(トンネル)を
通っており カルーの実測の最高標高は366mです。
これ以外にも 旧道回避のトンネルをいくつか通り、
そのたびに このコースプロフィールが修正され
クライム認定されている区間も 当初16個あったのが
実際には13個に減り、

ise010503amxx15x.jpg
長野峠以降で カルーのナビではなく
同行者のガーミンのルートに従ったときに
道中でクライム認定された区間が1つ増えたので
最終的には14個となりました。
コースの標高のグラフの下にある青い部分が
クライム区間となります。
ガーミン1040にも クライム認定区間を
告知する機能がありましたが、
カルーがクライム認定している上りが
ガーミンでは検知されないということが たまにあり
逆は全く無かったので
カルーとは 判断基準が やや違うようです。
ただ、どちらもクライム認定している上りの最中で
残り距離と残り標高を お互い確認すると
残り距離は ほぼ同じ、
残り標高は ガーミンのほうが
わずかに大きく出る傾向となっていました。

ise010501amxx15x.jpg
ポラールの心拍計の走行記録です。
カルーもポラールも 表示しているスピードの根拠は
GPS準拠なので 長いトンネルに入ると
スピードが出なくなり 走行距離が更新されなくなります。

その挙動には違いがあり、
ポラールでは トンネルに入って
衛星から捕捉されなくなった箇所と
トンネルから出て しばらくして再捕捉した箇所を
直線で結んで、その距離を後から足して
「帳尻合わせ」をします。
なので 再捕捉後は表示データの更新ごとに
一瞬で数十mから200mくらい 走行距離が増えて
それは だいたいトンネルの長さに相当します。

ise010504amxx15x.jpg
↑新長野トンネル付近の拡大図です。
衛星信号の喪失~再捕捉の間が直線になっており、
この直線分は走行距離に加算されます。
トンネルの出口で ログが ちょっと丸まっているのは
フロントライトを交換するのに少しの間停車したため
「ちょうちょモード」に入ったからです。

ちょうちょモードというのは、
動いていればGPSの軌跡が きれいな線になるのに、
静止時間が長いと 完全に静止しているはずなのに
GPSの軌跡が ちょうちょが飛び回っているような軌跡が
ログに残ることを 私がそう呼んでいる現象です。


今回の件とは関係ないですが
去年の11月に 夜に犬鳴山に行ったときの道中、
交差点の横断歩道で スクーターを脇に停めた
大学生(たぶん)の兄ちゃん2人が それぞれ
スマホのライトと キーホルダーに付いている
しょぼいペンライトで 横断歩道の手前の道を照らして
何かを探している風だったので
「何か落としたのか?一緒に探してやろうか?」
と声をかけたことがあります。

そのときに、歩道の柵に
カルーとポラールの心拍計が付いたバイクを
立てかけ(この間は完全に静止)、
最短ランタイム1.5時間で公称1300ルーメンの
USEのアクシスMK10(→こちら)を
ランタイムをハイ2時間/ロー6時間設定に
しているうちの ハイなので
おそらく1100ルーメン以上という明るさで
横断歩道から100mくらいまで さかのぼって
落とし物探しを手伝ってあげました(USEのステマ)

落とし物というのは
フルフェイスヘルメットのバイザーを
上げ下げする支点のパーツで、
コインをネジとして付け外しできるものでした。
信号待ちで バイザーがガタガタと揺れるので
脱落に気づいたということです。
ヘルメットに残った そのパーツを見ると
白と銀色の500円玉大の丸いもので、
黒いものならともかく
横断歩道から100m以内に落としたのであれば
見つからないわけが無いというくらいには
しっかり探しても 見つからなかったので、
駅からの道中のどこかで落としたのであり
脱落に気づいた横断歩道の周辺では
落としてないんだろうという結論に至りました。
もう少しだけ さかのぼって見てみようかと言った
そのときに、兄ちゃんのうちのひとりに
「クリート減るのがもったいないから もういいっすよ」
と言われて びっくりしました。
自転車乗りかと訊いたら、友人が自転車乗りなので
クリートという用語は知っていたそうです。

inunaki001amxx15x.jpg
↑ということがあったときのポラールのログと、

inunaki002amxx15x.jpg
↑カルーのログです。
カルーのほうが ちょうちょが飛んだ軌跡が
グチャグチャになっていません。
私は オートスタート/ストップに設定しておらず
信号待ちや自販機で止まった程度では
計測を切らないので この静止状態のときも
カルーとポラールの双方とも計測を切り忘れています。


ise010505amxx15x.jpg
お伊勢まいりの話に戻ります。
ポラールでは Shinnagano Tunnelという表記でしたが
カルーでは 長野峠バイパスとなっています。
こちらも衛星信号喪失~再捕捉の2点を
直線で結んでいますが、この直線のぶんは
走行距離として計上されません。

ise010506amxx15x.jpg
↑かなり拡大しましたが 再捕捉直後に
ごくわずか ちょうちょモードになっている程度です。

ise010507amxx15x.jpg
↑拡大したポラールのちょうちょモード
再捕捉後の 直線のつなぎ先が
トンネルを抜けた直後の脇道になっていますが
もちろん この道には入っていません。

この仕様の違いにより トンネルを多く走った場合
ポラールとカルーで 計測した走行距離に差が出ます。
今回の走行距離は カルーが138.8km、
ポラールが140.50kmでした。

IMG_8388amxx15x.jpg
伊勢神宮では 撮影禁止ゾーンでなくても
ほぼ写真は撮っていませんし、
同行者や同行者のバイクや
通行人の顔が写っていない画像がほぼ無く
トリミングやモザイクも 面倒なので
出せそうな画像だけ使います。

外宮→内宮の順に お参りして
内宮の前にある おかげ横丁の
スヌーピーヴィレッジ伊勢で
スヌーピーが好きな知り合いのために
伊勢店限定品中心に お土産を買いました。

あと、観光客向けの伊勢うどん屋さんで
伊勢うどんを食べたり

IMG_8392amxx15x.jpg
赤福の本店で盆に乗った赤福2つと
お茶のセットを食べましたが
ここの赤福、お土産に箱詰めされているものと
同じものだと思いますが
餅の固さが まったく違っていました。
こころなしか味も違う気がします。
赤福は 製造日含めて2日(※)という
日持ちの短さですが、
1日目と2日目でも固さが違うので
製造後 おそらく数時間以内だと
こんな食感なのかと驚きました。

※厳密には製造日含めて
夏場2日 冬場3日で、ホームページでは
「2024年10月5日から 3日に切り替わりました」
とあるので この記事時点では3日です。


まったくの偶然、あるいはガーミンに残っていた
ブルべのルートに あえて組み込まれていたのか
伊勢神宮に行く道中に「へんば餅」の本店があり
名物 へんば餅を(店内飲食が休止中だったので)
テイクアウトして道中の補給食として
初めて食べたのですが 非常に美味しかったです。
500円の赤飯弁当も買おうかと思ったのですが
帰りが輪行とはいえ 荷物 増えるしなー、と思い
買いませんでした。今でも後悔しています。

category: のむラボ日記

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2025/01/07 10:09 | edit

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