つい先日”電気事業法”の改正案が成立しました。
これによって2つの項目が実施されます。
・「小売全面自由化」
・「発送電分離」
これにより競争原理が働くようになります。
一見ユーザーには安価に電力を調達できる可能性があり、非常に大きなメリットだけが享受できるように見えますが、デメリットもないとは言えません。
起こりうる可能性としては
・競争原理が働くにも関わらず値段が上がる可能性
こちらは発電をするためのコストに起因しますが、詳細は割愛します。
.安定しない電力が供給される可能性
送電用の電気は一般的に蓄積することが出来ないため、余裕をもちつつ計画的に発電することが必要になります。
裏を返すと事業者の規模が小さいと、 一気に使用電力量が増えた場合に対応が出来なくなる=停電 となる可能性を秘めています。
ではこの対策方法としてはどうするか?
発電と仰る方も居られそうですが、残念ながらコンピュータに必要となる、安定した電力を確保するには小型の発電機では難しく、大規模になってしまいます。
必然的に導入の為のコストも猛烈に高くなってしまい、個人や中小企業では導入はほぼ不可能です。
短時間のバックアップしか出来ませんが、無停電電源装置が一つの解決方法になると思います。
コンピュータの安定動作と保全のために欠かせない無停電電源装置、日本は電力事情が非常に良いこともありついつい導入を先延ばしにしがちです。
これを機に導入されていない方は検討されてはいかがでしょうか?
当社では無停電電源装置としては2つのメーカーをお勧めしています。
・オムロン
オムロンタワー型
オムロンラックマウント型
・シュナイダーエレクトリック(APC)
ご使用環境に適しているかどうかの判断が難しい場合はスタッフまでお気軽にご相談ください。