黄昏のシンセミア 翔子ルート
シンセミア、メインヒロインの3人目に、中学生ヒロイン・岩永翔子を攻略。
中学生らしいピュアハート全開な、癒し系少女。
すごくジャコスに行きたがる。
CVは、夏野こおりこと田口宏子。
周防天音(グリザイア)、春日野穹(ヨスガノソラ)、宮村みやこ(ef)、柴門水澄(ウィッチズガーデン)、古宮エリス(七つのふしぎの終わるとき)、琥珀(死神の接吻は別離の味)、日向夏咲(車輪の国、向日葵の少女)などなど、たくさんお世話になっている声優さん。
でも、なんか聞き覚えあるかな~? と思うだけで、クレジットを見るまで気がつかない。
これが演技の幅です。青山ゆかりは見習うこと。
翔子ルートは、少女が大人になる段階が、悪い側面から具現化していくお話。
---
……のはずなんだけれど、本当に主人公はわかっていたのだろうか?
翔子が「呪い」に侵食されていき、彼女の悪い心がミズチという化物の形を取って現れてくる。
それは、恋仲になった主人公への独占欲であったり、自分と主人公の世界に害意を持って接する人間に対して害意を返すことであったり。
呪いの力を使えるようになったのは、たしかに天女の遺物のせい。
だから、それを処理しようとする銀子のスタンスもわかるし、恋人を守ろうとする主人公のスタンスもわかる。
けれど、翔子にとって重要なことは、本当に「呪いに侵食されたこと」なのだろうか?
好きな人が他の女の子と仲良くしてるのを見て、嫌だなあと思う心は、誰だって持っている。
好きな人を守るためなら、嫌いな人を傷つけてもいいと思う心だって、誰だって持っている。
そういう心を向き合い、なだめすかして折り合いをつけるのが、大人になるということなんじゃないだろうか?
翔子の問題は、その「夢見る少女じゃいられない」彼女自身の心とどう付き合っていくのか、そこにあったように、私は思う。
翔子には、それがたぶんわかっていた。
だから結果として、感情をコントロールできるようになるまで、主人公と距離を置く――というエンディングになる。
わかっていないのは、主人公だ。
呪いさえどうにかすれば、少女がいつまでも少女のままでいられるなんて、そんなの幻想だ。
翔子にとってのハッピーエンドは、誰かを呪ってしまうような心を持ちながらも、それを受け入れられる優しい人になることだったんじゃないかな。
呪いがなくったって、生きている限り嫉妬や憎悪から完全に無縁でいられるわけがないんだから。
---
シナリオの方向性には不満があるものの、展開自体は悪くない。
今のところ、一番評価できるのではないかな。
特に2Hの逆レイプはすばらしい。これこそエロゲーヒロインだよね!
いろはエンドも銀子エンドも、誰もが納得できるハッピーエンドだった。
なのに、翔子エンドだけは、どこか毛色が違う。
この先のトゥルーに向けて、期待できるなにかがある気がします。
中学生らしいピュアハート全開な、癒し系少女。
すごくジャコスに行きたがる。
CVは、夏野こおりこと田口宏子。
周防天音(グリザイア)、春日野穹(ヨスガノソラ)、宮村みやこ(ef)、柴門水澄(ウィッチズガーデン)、古宮エリス(七つのふしぎの終わるとき)、琥珀(死神の接吻は別離の味)、日向夏咲(車輪の国、向日葵の少女)などなど、たくさんお世話になっている声優さん。
でも、なんか聞き覚えあるかな~? と思うだけで、クレジットを見るまで気がつかない。
これが演技の幅です。青山ゆかりは見習うこと。
翔子ルートは、少女が大人になる段階が、悪い側面から具現化していくお話。
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……のはずなんだけれど、本当に主人公はわかっていたのだろうか?
翔子が「呪い」に侵食されていき、彼女の悪い心がミズチという化物の形を取って現れてくる。
それは、恋仲になった主人公への独占欲であったり、自分と主人公の世界に害意を持って接する人間に対して害意を返すことであったり。
呪いの力を使えるようになったのは、たしかに天女の遺物のせい。
だから、それを処理しようとする銀子のスタンスもわかるし、恋人を守ろうとする主人公のスタンスもわかる。
けれど、翔子にとって重要なことは、本当に「呪いに侵食されたこと」なのだろうか?
好きな人が他の女の子と仲良くしてるのを見て、嫌だなあと思う心は、誰だって持っている。
好きな人を守るためなら、嫌いな人を傷つけてもいいと思う心だって、誰だって持っている。
そういう心を向き合い、なだめすかして折り合いをつけるのが、大人になるということなんじゃないだろうか?
翔子の問題は、その「夢見る少女じゃいられない」彼女自身の心とどう付き合っていくのか、そこにあったように、私は思う。
翔子には、それがたぶんわかっていた。
だから結果として、感情をコントロールできるようになるまで、主人公と距離を置く――というエンディングになる。
わかっていないのは、主人公だ。
呪いさえどうにかすれば、少女がいつまでも少女のままでいられるなんて、そんなの幻想だ。
翔子にとってのハッピーエンドは、誰かを呪ってしまうような心を持ちながらも、それを受け入れられる優しい人になることだったんじゃないかな。
呪いがなくったって、生きている限り嫉妬や憎悪から完全に無縁でいられるわけがないんだから。
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シナリオの方向性には不満があるものの、展開自体は悪くない。
今のところ、一番評価できるのではないかな。
特に2Hの逆レイプはすばらしい。これこそエロゲーヒロインだよね!
いろはエンドも銀子エンドも、誰もが納得できるハッピーエンドだった。
なのに、翔子エンドだけは、どこか毛色が違う。
この先のトゥルーに向けて、期待できるなにかがある気がします。
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