虚ノ少女 その1

"KARANOSHOJO"三部作の二作目、「虚ノ少女」を開始。
「カルタグラ」を引き継いだ前作「殻ノ少女」の続編にあたる作品。
読み方は「うつろのしょうじょ」ではなく、今作も「からのしょうじょ」らしい。

とりあえず、プレイ前に修正パッチを当てましょう。
立ち絵表示のもっさり感がかなり軽減されます。

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今作は「殻ノ少女」のおよそ1年半後のお話。
玲人は朽木冬子を探し続けている。

まずは攻略などを見ずに自力でプレイしてみる。
現状の進捗度は、プレイ時間30時間程度で、エンディング1~8を回収し、タイトル画面が砂月になった。

ENDING NO.01「ヒンナサマの祟り」
年末に人形村を訪れ、由果が殺されたときの推理をミスったときのバッドエンド。
祟りとして玲人が殺される。

ENDING NO.02「冬子を捜しに…」
元旦の早朝、夢に出てきた冬子を捜しに行くエンディング。
紫ちゃんが健気かわいい。

「……止めても無駄なんですよね」
「……行ってらっしゃいませ」


ENDING NO.03「託宣の御子」
雪子が天恵会へ行き、託宣の御子となるエンディング。
行動選択で精力的に雪子に会わないと、このエンドになる模様。
ここから先に進めるのに2時間かかった。
雪子ちゃんてば本当に手がかかる女の子なんだからもう!

ENDING NO.04「消失」
折句で呼び出された雪子を花恋が襲い、それをかばった冬見が死亡。
雪子は記憶が混濁し、真崎は精神を再び病み、何も解決せずに終わるエンディング。

ENDING NO.05「雪緒」
折句で雪子を呼び出した小羽が花恋に殺されるエンディング。
雪子は全てを無かったことにして――幼児退行し、雪緒と一つになる。

ENDING NO.06「花恋」
歩を罠に使わなかった場合のエンディング。
目の前で自殺することで、兄の心をその胸に抱き、煉獄へと旅立つ花恋。結果、真崎は廃人に。
花恋にとっては一番のハッピーエンドなのかもしれない。

ENDING NO.07「二人の紫」
紫を殺すことで取り込んだ雪子が、紫になるエンディング。
孤児院跡に行く際に手間取るとこのエンドになる。

ENDING NO.08「あの日の思い出」
紫を取り込もうとした雪子の罪を、冬見が赦すエンディング。
雪子は死に、冬見が未散を引き取る模様。
現状、このエンドでの話が一番先まで進んでいる。

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ボリュームはかなり多め。過去回想がとにかく長い。
けれど、とても面白いよ、これは。

今作では、様々な登場人物の視点で物語が語られる。
地の文が一人称なのは時坂玲人だけなので、やはり彼が主人公なのだろう。
真崎視点なものも多いが、彼にはあまり感情移入できそうにない。
三人称で語られる且つ、人柄は玲人のほうが私は好みなので。

だというのに、ヒロインが真崎に好意を持っている様子なのがとても気に食わない。
特に紫ちゃんと未散ちゃん。
もし二人のシーンが真崎とのものなら、私は発狂するかもしれません!!
誰かが死ぬよりも、そっちのほうが怖いこのゲーム。

まぁ紫とのシーンは今作もなさそうな気はする。
二人ともそういう関係を望んではいなさそうだし。
ここまで焦らされると、それがキモチヨクなってきてしまいそうだ。
三作目でもシーンがなければ、「よくできた妹」枠でヒロインランキングに入れちゃうかもしれない。

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細かいシナリオについての感想は、次回以降の記事で。
二周目をプレイしてきたいと思います!
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