リトルバスターズ! 19、20話

第19話 きっと、ずっと、がんばるのです

クドリャフカルート、日常回。
実力試験に向けて、みんなでクドに勉強を教える話。

この「面白珍しクオーター」「簡単なことができなくて、難しいことができる」というクドのキャラ紹介は、もっと早めにやってもよかったようにも思う。
これがないと、クドが単なるアホの子にしか見えないような……。

英語を教えるこまりんのしっかりした一面は、とても可愛らしい。
そして美魚に全スルーされたはるちんは、「女は愛嬌」を体現していたね!
かなたんと仲よさげだったところもほほえましい。

結局、クドは試験本番で焦りからマークを一個ずらしてしまう。
みんなの厚意を無駄にしたと落ちこむクドだけど、はるちんを始めとしたみんなは、クドはそのままでいいとフォローする連携プレーを見せるのだった。

第20話 恋わずらいをいやせ

鈴ルート、レノンのミッションその3。
佐々美に恋する男子の仲を取り持とうとする過程で、鈴と佐々美が少しだけ仲良くなる。

アバンでは、佐々美の取り巻きが猫に乱暴したことに怒った鈴が、佐々美との1打席勝負で「ライジングニャットボール」を習得するくだりも。
けれど、尺のせいか、いまいち映えないシーンになってしまっていた。
原作では「2球連続剛速球→疲れてへにょへにょボール」で、チェンジアップも覚えていたはずなんだけどな。
……あれ、そういえばまだ鈴は一つも変化球を習得していない気がする。

ヒップホップのくだりはともかく、打倒謙吾作戦はアニメーションのほうがよかったね!
ああいう動きのあるシーンは、アニメの強みだ。
ざざ美が謙吾にアプローチするくだりはもっとほしかったかもだけど。これも尺の問題か

このエピソードは、人見知りな鈴と、プライドの高い佐々美の距離が縮まる、私のお気に入りな話。
ただ、冷静になると「笹瀬川佐々美」を噛まずに言えただけで感動モノなシーンにできる鈴って、ものすごいキャラクターだと思います。
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