キッキングホース★ラプソディ のばらルート

ラスト3ルート目は、メインヒロインなロリ巨乳・織奈のばらちゃんを攻略。

CVは、聞いただけでわかる民安ともえ。
「リトルバスターズ」の棗鈴・「グリザイア」シリーズの入巣蒔菜を始め、「ジブリール」シリーズのマイマイ・「らぶらぼ」の真島サキ・「よめはぴ」の黒河まりあなんかでお世話になっている。
色んな声が出せる声優さんではあるけれど、このザラついたロリ声が一番馴染み深い。

のばらの声からは、リトバスの鈴ちゃんを連想する人も多そうだ。
のばら自身も、鈴をしっかりさせたような女の子。

のばらルートは、聖ちゃんのキッキン密通疑惑を聖と恋仲にならずに晴らし、そのせいで聖が主人公に惚れるところから始まる。
志乃も聖も主人公がダイスキな、一歩間違えばハーレムエンドになりそうな感じの。

彼と彼女の恋愛は、周りのみんなにとっても一大事でありまして。


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のばらは、そもそも恋愛に興味のない女の子だった。
彼女の家は貧乏で、自分のことのみならず、妹弟の世話もしなくちゃいけない。
今が精一杯で、余計なことはしていられない。

主人公は、そんなのばらのひたむきさに惹かれていく。
そうして、抱えている問題を共有するのではなく、そのままの彼女を受け入れる存在として、二人は恋仲になるのだった。

「好きな人同士がくっつくのって、本当は、嬉しいことのはずなのに」
「どうして、そう簡単には収まってくれないのかな、気持ちって……」


けれど、主人公のことが好きなのはのばらだけではなくって。
どうしても、志乃や聖とは、今までみたいな付き合い方ができなくなってしまう。

このエンディングは、「二人の恋愛はみんなのもの」というカタチで迎える。

前みたいな関係には戻れない。
――なら、前のほうがよかったのだろうか?
志乃も聖も「そうじゃない」ことに気づいていく。

二人とも、のばらと主人公のことが好きだった。
そして、恋して輝いている二人のことは、もっともっと好きになった。
だったら、それでいいじゃないか。素直に祝福しよう。
そう思うことができるようになったのだった。

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シナリオ的には、聖ルートと同じく、☆2凡作レベル。
ハーレム展開が好きな人なら、もっと評価は高くなるのだろうけど、私は生憎……。

ただ、エロゲーの場合、この「ヒロインみんな主人公が大好き!」な展開、すぐハーレムエンドに逃げようとする傾向にある気がする。
確かに、そっちのほうがエロゲーらしいし、シナリオを書くのもラクなんだろうけど。
その「ラク」なほうに流れずに、きちんと向きあう姿勢には好感が持てるね!

このエンドは、「理屈じゃない」ものに重きが置かれている。
場の雰囲気というか、空気感のようなものだね。
だから、それが生まれる前提に共感できないとハマれないかもしれない。感想も書きづらいし!

付き合い始めたあとののばらちゃんは、志乃や聖ほど豹変しなかった。
元から垣間見えていた誠実さを、さらに強調してくる感じ。

Hシーンは、他ヒロインより1回多い、4H8CG。
初体験で3枚使ったせいで、水着シーンがパイズリ1回のみだった。くそ
髪の毛を下ろしたのばらちゃんはとてもかわゆす。
しっかりした子がしっかりエッチをしてくれるのには、なんとも言えないエロスが漂っていると思いませんか?
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