二次元に恋をする108の方法

シナリオ

ハルモニーとクレジットされているシナリオライターだけれど、その中身はみなとそふとのタカヒロだというもっぱらの噂。
言われてみれば、たしかにそんな雰囲気はある。
miraiはみなとそふと系列だしね。

ストーリーそのものは凡作レベルだけれど、ライトな日常シーンには安定感アリ。
時事ネタなギャグをちょこちょこ挟んでくるのは……個人的にはあんまり好きじゃないけれども、これは好みが分かれるところでしょう。

ただ、オナガールのエピソード以外では、鹿子ちゃんのキャラが立つシーンがあまりなかったような気がする。
というか、1での夕里ちゃんのキャラが立ちすぎていた説！？

キャラクター

原画・かんなぎれいの描く女の子は至高のかわいさ。
なので、鹿子ちゃんもとってもかわいい！
（鹿子ちゃんのかわいさについては、個別ルートの記事を参照してください）

ただ、やっぱりおっぱいが大きすぎる（口癖）
3人もヒロインがいるのだから、その辺りでも差別化を図ってくれてもよかったのでは……？
私は鹿子ちゃんは貧乳キャラであってほしいと思っていたのに！
（原画のかんなぎれい氏のデザインするキャラクターは基本小さい子がいないので、これはもはや氏がおっぱいフェチというウワサも……）

グラフィック・Hシーン

全25CG、10H12CG。立ち絵は2種類+ポーズ差分。
ロープライスものだし、ボリュームはこんなものでしょう。

Hシーンも、制服・私服・水着・変身コス・裸エプロンとよりどりみどり。
もちろん魔神コスチュームもありますよ！

女の子だけでなく、背景のクオリティも高いのが、このブランドの特徴。
特に、料理のカット。今回は鹿子ちゃんの手作りお弁当のカットが一枚しかなかったのだけれど、これがまた美味しそうなこと！
私がこんなお弁当を作ってもらったら、まずインスタにあげちゃうね！

とは言え、鹿子ちゃん家の背景はもう少しなんとかならなかったでしょうか。
「女の子とのドキドキ同棲生活」がコンセプトなこのゲーム、鹿子ちゃんが住んでいるワンルームを背景に話をすることが多いのだけれど、これがあまりに殺風景すぎ。

BGM・ムービー・システム

起動時にOPムービーが流れる昭和レトロな設計とか、ちょっと手抜きなスライドショーなムービーとか、この辺りはシリーズ通して変わらないクオリティ。
詳しいことは、宿ガル1のレビューを見てください。

総評

ジャンル「半径1メートルで繋がる青春恋愛ADV」。
お世話好きな後輩ヒロインとひたすらイチャイチャするキャラゲー。

このシリーズは、この子かわいい！　仲良くしたい！って思ったらプレイしましょう。
ヒロインが好みじゃないのにプレイするのはちょっと大変。
（なので、マーヤルートな2作目は、私はスキップしてしてしまいました）

シナリオは駄作、グラフィックは最高なゲーム。
私の評価は★2、凡作評価。
批評空間ベースでは67点です。

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