PSYCHO-PASS 2 1~3話

1話 正義の天秤 <299/300>



1期の一年半後。
爆弾テロを起こした犯人を追う朱ちゃんたち。

犯人はあっさり明らかになり、ちょっと危ない場面もないではなかったけど、まぁあっさり追い詰めることに成功する。
その犯罪係数は、死刑ラインを少し超えてしまっていた。
犯人を殺すことを良しとしなかった朱ちゃんは、犯人を説得することで、犯罪係数をほんの少し下げて彼の命を救おうとする。

「俺たちはシビュラの作った社会に支配されてるんだ! そんなのおかしいだろ!? 可能性も未来も勝手に決められて、一部の勝ち組だけが得してよ! じゃあ、他の奴はいらない人間だってのかよ!?」
「いいえ、そんなことない。必要よ。あなたも、あなたの作った爆弾も。社会が必ず正しいわけじゃない。だからこそ私たちは正しく生きなければならない。間違いを正したいというあなたの心も、あなたの能力も、この社会には必要なものよ。社会は一人ひとりが集まって作られるもの。あなたが正しくあることが、社会を正しくすることでもある。あなたの正義は尊いものだから」
「おまえは部品なんかじゃない。社会が強制しても、抗う心がある限り、一人の人間だ」


こんなとっても感動的なセリフを言っちゃう朱ちゃんは、とっても真っ直ぐに輝いて見えたのだけれど……けれど、その心は本当はどっちにあったんだろう?
彼を救いたかったのだろうか?
それとも、色相を曇らせずにテロを起こす方法を聞き出すための方便だったのだろうか?

朱ちゃんがかっこよすぎて、なんだかちょっとコワイくらいだよ!

2話 忍び寄る虚実



なんだかいきなり正常値まで下がったりする犯人の犯罪係数と、消えた監視官、やたらと手の込んだホログラフ。
サイマティックスキャンに反応しない「透明人間」の存在を臭わせる。

東金さんはずいぶん朱ちゃんを信頼しているらしい。
どんな過去があって執行官になることにしたのか、気になるところ。

しかし、なんだか自信過剰でナマイキな後輩ちゃんだなーっと思っていたら、弥生さんにちょっとドキドキしていたらしい!?
でも美佳ちゃん、弥生さんってば唐之杜さんとあんなことやこんなことしちゃうタイプの人だよ? そういうの平気なの??
とか思いながら後輩ちゃんを見ていたら、不思議と可愛く見えてきました!
なんでわざわざ壁にトイレ? 行きたいの!? 行けばいいじゃん!!

3話 悪魔の証明



確かなこと。
壁に書かれたメッセージ。一度急落した犯罪係数。

不確かなこと。
「透明人間」の存在。犯罪係数を下げる「カムイ」の存在。

透明人間がいないことは証明できない。
ならば、いることを証明するしかない。

「わずかな可能性でも手を尽くすことの価値を知っている。先生はそういう人です」


そうして、朱ちゃんは「透明人間」の挑戦を受けることにするのだった。

しかし、この一年半の間にずいぶん色々あったみたいですね?
二係の青柳さんもずいぶん参っていたみたいだし?
シビュラさえ免罪体質というイレギュラーの存在を認めているのだから、犯罪係数をすべての根拠としたこのやり方には問題があるんじゃないですかねぇ……。
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