<静岡市駿河区にある小さな酒屋の、お酒関連の話とオタク系趣味な話とかのブログ>
2013年01月29日 21:48
酒米(さかまい)の王様「山田錦」の親にあたる米「山田穂」(やまだぼ)のことを調べているうちに、気が付いたらこんなの作ってしまってました(゚∀゚)
ふむふむ、なるほどねぇ
ろくにお米の知識もなく、「純系分離」とか「純系淘汰」とか、よく分かってないままネットで情報集めただけなので間違いやお叱りはご容赦頂けると幸いですが、こうやって図にして見てみると、なんかちょっと感動かもと自画自賛でございます(笑)
こうやって見てみると「雄町」(おまち)は多くの酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)の祖先になっているということが分かりますね~。当初は「二本草(日本草)」と呼ばれていたそうですよ。
その雄町から選抜されたのが「渡船」(わたりぶね)で、その渡船の中から、稈(かん:イネの背丈)が短いものを選抜した品種が「短稈渡船」(たんかんわたりぶね)。
酒造好適米の中で最も人気があり、心白(しんぱく)が多く、豊潤なお酒ができる、かの「山田錦」(やまだにしき)は、この短稈渡船と「山田穂」(やまだぼ)を交配させて誕生した、ということですねぇ
…ここ、テストに出るから覚えとくよ~に 'ω')ノシ
で、我らが静岡が誇る酒造好適米の「誉富士」(ほまれふじ)はと言うと、その酒米の王様「山田錦」にガンマ線照射を人為的に行い、そこから有益な突然変異種を選抜していき、何年も何年もかけて選抜や絞り込み、育成を行いながら、山田錦とよく似ていながらも背丈が低く倒れにくいこの酒米が誕生したってわけだ
…なお、この品種選抜の規模やプロジェクトは、過去50年間の中で国内最大規模のものだった、とのことですよ、へぇ~
ここもテストに出るから覚えとけよ(・ω<)
酒米のこと知って、皆様の地酒ライフが少しでも楽しく美味しくなりますよ~に
ふむふむ、なるほどねぇ
ろくにお米の知識もなく、「純系分離」とか「純系淘汰」とか、よく分かってないままネットで情報集めただけなので間違いやお叱りはご容赦頂けると幸いですが、こうやって図にして見てみると、なんかちょっと感動かもと自画自賛でございます(笑)
こうやって見てみると「雄町」(おまち)は多くの酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)の祖先になっているということが分かりますね~。当初は「二本草(日本草)」と呼ばれていたそうですよ。
その雄町から選抜されたのが「渡船」(わたりぶね)で、その渡船の中から、稈(かん:イネの背丈)が短いものを選抜した品種が「短稈渡船」(たんかんわたりぶね)。
酒造好適米の中で最も人気があり、心白(しんぱく)が多く、豊潤なお酒ができる、かの「山田錦」(やまだにしき)は、この短稈渡船と「山田穂」(やまだぼ)を交配させて誕生した、ということですねぇ
…ここ、テストに出るから覚えとくよ~に 'ω')ノシ
で、我らが静岡が誇る酒造好適米の「誉富士」(ほまれふじ)はと言うと、その酒米の王様「山田錦」にガンマ線照射を人為的に行い、そこから有益な突然変異種を選抜していき、何年も何年もかけて選抜や絞り込み、育成を行いながら、山田錦とよく似ていながらも背丈が低く倒れにくいこの酒米が誕生したってわけだ
…なお、この品種選抜の規模やプロジェクトは、過去50年間の中で国内最大規模のものだった、とのことですよ、へぇ~
ここもテストに出るから覚えとけよ(・ω<)
酒米のこと知って、皆様の地酒ライフが少しでも楽しく美味しくなりますよ~に
記事投稿者: 鈴木酒店 2013年01月29日 21:48
▼この記事に対して書かれたコメントです
こんにちは
山田穂(新山田穂一号)や短稈渡船(渡船2号)は白鶴酒造の流している誤情報ですので、修正された方が良いかと思います
特に山田錦の母本が新山田穂一号というのは完全完璧に誤りです
(山田錦の育成者である兵庫県からの回答です)
山田穂(新山田穂一号)や短稈渡船(渡船2号)は白鶴酒造の流している誤情報ですので、修正された方が良いかと思います
特に山田錦の母本が新山田穂一号というのは完全完璧に誤りです
(山田錦の育成者である兵庫県からの回答です)
Posted by クロネコ大和 at 2020年02月19日 23:09
> クロネコ大和 さん
コメントありがとうございます。
この画像作ってた当時、私の勉強不足もあって大変申し訳ありませんでしたm(__)m
短稈渡船は滋賀渡船2号ではなくて滋賀渡船6号でしたっけ?
あと新山田穂一号についてはますます勉強不足で私の方では正否が分からないのですが…、時間ある時にでも調べてみようと思いますm(__)m
コメントありがとうございます。
この画像作ってた当時、私の勉強不足もあって大変申し訳ありませんでしたm(__)m
短稈渡船は滋賀渡船2号ではなくて滋賀渡船6号でしたっけ?
あと新山田穂一号についてはますます勉強不足で私の方では正否が分からないのですが…、時間ある時にでも調べてみようと思いますm(__)m
Posted by 鈴木酒店 at 2020年02月19日 23:32
『短稈渡船』は兵庫県の記録に記載されているのみで、
現存しませんので、正体は「不明」です。
『山田穂』=『新山田穂一号』白鶴酒造の(誤)情報を踏襲したものが氾濫しているのがネットの環境となっています
これを正しているような情報はひとつも見たことがありません
現存しませんので、正体は「不明」です。
『山田穂』=『新山田穂一号』白鶴酒造の(誤)情報を踏襲したものが氾濫しているのがネットの環境となっています
これを正しているような情報はひとつも見たことがありません
Posted by クロネコ大和 at 2020年02月20日 18:45
> クロネコ大和 さん
情報ありがとうございました(^o^)
情報ありがとうございました(^o^)
Posted by 鈴木酒店 at 2020年02月20日 19:25
▼お気軽にコメントを入力してって下さい(・∀・)