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2021.12.31 Fri
「そらのおとしもの劇場版 時計仕掛けの哀女神」
2012年2月24日DVD&BD発売!そして!
アニメ版第3期放映決定!アニメ版公式サイトはこちらこのサイトは水無月すう先生原作の漫画作品「
そらのおとしもの」とそのアニメ版の考察サイトです。
そらのおとしものとは?
月刊少年エースで連載中の漫画作品。少女漫画を彷彿とさせる決めの細かいタッチの作画やちょっぴりエッチで強烈なギャグと重たいシリアス描写の波状攻撃が魅力の「パッと見ハートフルラブコメディ」です。
このサイトでは、そんな「そらおと」の魅力をより楽しんで頂くことを目的にした個人ファンサイトです。
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2012.03.06 Tue
ネタバレ上等感想です。
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第59話 兄妹!!
▼確執
義経「フゥ・・・晴れた朝の朝食はまた一段と・・・ん?」
朝日に輝く鳳凰院家。庭先で優雅に朝食をとる義経。
しかし、いつも朝食を共にする妹・月乃の様子がおかしい。義経をよそにさっさと外出しようとしているのだ。
義経「どうしたんだい月乃?朝食は・・・」
妹の肩に手をかける義経。それに対し月乃の反応は無言でその手を振り払うという冷ややかなものだった。
無理もない。義経は前回、あろうことか私立の美麗な女の子相手に暴走する智樹に対抗するべく空美中の女子のスカートをめくるという暴挙に手を出している。
義経「ち、違うんだ月乃!あれは・・・!」
月乃「お兄様・・・汚い!」
最愛の妹からの三行半とも言うべき一言。
・・・かくして、義経は失意のどん底に立たされることとなった。
▼嫉妬?
そんな義経が訪れたのは桜井家。
どうしたものかと手をこまねく桜井家の面々+英四郎。
義経「触らないでくれたまえ・・・僕は汚いからね・・・フフ・・・」
人ん家に上がりこんでおいてこの台詞である。
どうにか慰めようと智樹が声を掛ける。
智樹「大丈夫だって・・・可愛い妹なんだろ?」
義経「ああ!まるで天使さ!」
智樹「ずっとお兄様と仲良かったんだろ?」
義経「そうさ!小さい頃からずっとボクの後ろを付いて来てて・・・そりゃもう可愛くて」
イカロス「でも・・・汚いと・・・」
イカロスの予期せぬ鋭いツッコミに現実を突き付けられ鳳凰院キング義経再び失意。あんまり湿っぽくてキノコまで生えてしまっている。
美香子「嫉妬させてやればいいんじゃないかしら~?」
どうにか兄妹仲を取り戻してやりたいと悩む智樹に美香子が助け舟(?)を出す。
月乃は他の女の子の下着に目を奪われた兄に幻滅しているわけではなく、ブラコンなあまりに嫉妬しているだけなのだ、と。
いっそのこともっと嫉妬させてやれば義経の下に戻って来るのではないのかという理屈から来る発言だった。モチロンの事美香子の出任せなのだが智樹と義経は鵜呑みにしてしまう。
▼作戦決行
というわけで翌日。登校中の月乃の前に二つの影が現われる。
トモ子「授業に遅れちゃう!遅れちゃう~ん!」
義経「チキショー!また寝坊しちまったぜ!またセンコーに怒られちまうぜ!HAHAHAHA!」
バンカラを身にまとった義経と・・・わざわざ作戦のために女体化した智樹・・・トモ子だった。
曲がり角で出会い頭に衝突し、恋に落ちる二人。コテコテのラブコメを演じるトモ子と義経だったが、目の前で見ていた月乃の反応は冷たいままだった。
美香子「まだよ!前回何をしたか思い出して!」
義経「そ、そうか・・・!!」
義経は美香子に煽られるままトモ子やそこら中の女の子達のスカートをめくるも、月乃の膝蹴りの前に頓挫してしまう。何もかもを通り越してただの変態である。
トモ子「こうなったら・・・ヤツも同罪にするしかない!!」
月乃にもスカートめくりをやらせれば義経と同罪。良くわからない理屈だが、兎に角やるしかないと二人は作戦を変更するのだった。ちなみに美香子のデマカセにはまだ気付いていない。
▼作戦その2
またもや月乃の前に躍り出るトモ子と義経。
ただし義経は私立の制服であるセーラー服で女装していた。しかもミニスカとニーソックス標準装備である。
しかも二人とも股間のあたりでスカートが尖っていた。しかもなんだかぴくぴくしている。
そはら「ちょ、トモちゃんそれはさすがに・・・!」
ニンフ「いえ、待って!」
そはらの勘違いも無理はなかった。だがトモ子たちのベルかと思われたソレは、だんだん形を変えて行き・・・
?「クルッポー」
鳴いた。何だかよくわからないが、兎に角何かが入っていた。
義経「めくってごらん月乃・・・遠慮はいらないゾ?」
トモ子「これなら女の子もめくりたくなるでしょ?」
月乃「いやぁぁぁぁ!!」
当然だ。
義経「どうしたんだ月乃!?ホラ、どんどん増えてくよ!?」
トモ子「あぁんトモ子飛んじゃうー!」
義経「新しい手品だよ!?ホラ、どんどん増えてくよ!?」
トモ子「飛んじゃうー!」
逃げ出した月乃を追う二人。スカートの下、股間の不気味な物体は何故かどんどん増えていく。
それにしてもこの変態共、ノリノリである。
二人「ほ~らめくってごら~ん?めくってごら~ん?」
ターゲットを追い詰めた二人は股間を月乃に突き付ける。流石に見ていられなかったそはらが制裁を加えようとするが・・・
月乃「大っ嫌い!!」
攻め立てられたあまりに月乃は泣き出してしまう。
月乃「だいっきらい・・・お兄様なんか死んじゃえ・・・死んじゃえ!お兄様なんか死んじゃえ!!」
ショックを受け、放心してしまう義経。生まれた時からずっと寄り添っていた妹の口から放たれた、生まれて初めての最大級の拒絶の言葉だった。
▼和解
すると、見かねた英四郎が月乃の頬を思い切り張った。
凍りつく空気。しかし、兄・義経は最愛の妹を傷つけられた怒りのまま英四郎の横っ面をぶん殴るのであった。
義経「貴様・・・月乃に何をする!?」
トモ子「ちょっ、待っ・・・」
アストレア「二人共、何を!?」
英四郎「よく見ろ・・・この兄の姿が汚いか?」
アストレアに起こされたままの姿勢で答える英四郎。
英四郎「お前はこの兄に対して死ねと言ったんだ。お前の兄は・・・本当に汚いか?」
月乃「・・・だって・・・」
英四郎の言葉に心を開き始める月乃。
月乃「お兄様が、他の女の下着なんかに目を奪われるから・・・お兄さまは小さい時からかっこ良くて憧れで・・・なのに他の女の下着なんかに・・・」
と言った月乃は
月乃「そんなにめくりたければ私のスカートをめくればいいじゃない!ホラ!ホラぁっ!!」
思い切り自分のスカートをめくり上げるのだった。しまぱん
とどのつまり、美香子のデマカセ通り極度のブラコンが引き起こしたヤキモチだったというわけである。
月乃の暴走をなだめ、義経は妹との仲直りを果たすのであった。
英四郎「それでいい」
義経「守形クン!すまない、殴ってしまって・・・」
英四郎「バカを言え・・・『当たり前のことだ』」
申し訳なく謝る義経に、謝り返す英四郎。弟妹を守るのが兄の役目だと言わんばかりに。
英四郎「大事にしろ。いい兄ではないか・・・」
英四郎は表情を見せず去っていく。そこに残った一同は引き止めるでもなく、彼の背中を見ているしかなかった。
何者も寄せ付けぬその寂しげな背中に、ただ一人真相を知る美香子は切ない表情を浮かべるのだった。
義経「やはりそうか・・・彼がやはりあの・・・」
間違いない。彼が「守形」の次男坊。守形英四郎・・・彼が、あの・・・
▼テントで
ともあれ、夕焼けに染まる河原のテントに帰宅した英四郎。打たれた頬がまだ痛む。
と、何者かの気配を察知する。
しかし、何者も見当たらない。
英四郎「・・・気のせいか・・・」
そのまま夕食の準備を始める。
カオス「クスクスクス・・・そうなんだ・・・あなたも私と同じなのね・・・?」
気のせいではなかった。Pステルスシステムで姿を隠したカオスが背後から英四郎を見据えていたのだった・・・
感想
予想に反して英四郎の過去編第二弾。どうやら水無月先生は、
英四郎の謎を「そらおと」本編で片付けてしまうつもりなのかも知れません。
といっても前半はほぼギャグ枠だったわけですが・・・
義経は智樹の男友達として遺憾なく変態ぶりを発揮していますね。
髪型や立場がどことなく空のマスターにそっくりだという声もありますが、
たぶんシナプスとは無関係なのだと思います。
それにしても妹さんの下着選びのセンスが素晴らしすぎます(
そういえばトモ子がシリアスな場面に出くわすのは初めてじゃないでしょうか。
いや、だからといって何が変わるわけでもありませんが。
さて、今回一番の見所は兄妹の絆に心打たれる英四郎でしょうか。
前回僕は英四郎のことを長男だと勘違いしてしまいました。次男だったんですね。
長男でも勘当の身になってしまうこともあるんでしょうが、確かに次男と考えたほうが自然なのかも知れません。
家族から疎まれているらしき英四郎の謎は何よりも兄との関係が鍵を握っていそうです。
てことは、アニメ版1期のOPで後ろ姿で立っている男性は父親ではなく英四郎の兄なのでしょうか・・・?
今の状態では何を言っても憶測の域を出ませんが、家族愛に飢える英四郎にカオス(まだ智樹に貰った上履きを抱きしめたままです・・・)がどう動くのかが・・・。また見所が増えてしまいました。
では、また次回。
それにしても・・・3期の新情報はまだでしょうか・・・。
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| 今月のそらおと
| 23:08
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2012.02.24 Fri
今日は「3期決起集会」こと、帰ってきた絶叫ナイトが開催!
てなわけで、僕も参加してきました。叫んで来ました。お話聞いて来ました。
僕達最大の関心ごと、第3期に関わる話ももちろん飛び出しました。
他のレポートは後ほど追加することにして、みんな気になる3期についての話を先に記すことにします。
3期話は追記からどうぞ。
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▼3期が決まったいきさつ
角川書店の偉い人「6部作くらいの形式で劇場版作れない?」
蜂屋P「3期作った方が儲かると思います」
角川書店の偉い人「じゃあそれで行こうよ」
(我ながら結構乱暴な書き方です^^;)
▼3期の展開について、皆から質問!
イカロスツイッターフォロワーの質問コーナーで出た質問の数々。客席から質問が飛び出したりもしました。
Q1.懐メロエンディング期待してます!
A1.期待しておいてください。とのことです。
Q2.3期に日和は出るの?
A2.日笠さん「マネージャー!スケジュール空けとけよー!」
Q3.パンツ回に対抗して伝説のブラジャー回を!
A3.斎藤監督は「オリジナルで作っちゃってもいいのかな?」と笑顔で答えてました。
Q4.そらの少女TAIの再結成はありますか?
A4.前向きのようです。今度は日和役の日笠さんも参加するかも?
▼アニメ版「そらおと」のこれから
3期関連の情報がちらほら飛び出したこのトークイベントですが、一番驚いたのは制作サイドの方々は3期以降の展開にも挑戦するつもりだということでした。
更に言えば、原作漫画版、アニメ版ともに同様の結末を迎えることも構想に入れているとか。口約束とかそんなレベルじゃなく、メディアの取材も来てたので間違いありません。
劇場版のガイドブックで何人かのキャストの方々が3期や4期まで進んで欲しいとインタビューで答えておりますが・・・
多くの原作付きアニメが1クールや2クールで風呂敷を畳まざるを得ない昨今、まさか企画者レベルでそんな構想を練っているとは一体誰が予想出来たでしょうか?観客一同驚きを禁じえませんでした。
「そらおと」とはこれから先とても長い付き合いになりそうです。
ずっと応援していきます!
当たったフィルムブックマークは次の記事で公開しようかと・・・。
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