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■授業:通学4割、ZOOM6割(オンライン訓練は約198時間)
■期間:2024年8月-10月
■定員:25人 (応募倍率:1.12倍)
■職業訓練メリット
・退職後、失業保険の待期期間がない(ただし手続きから7日の待機はあり)
・テキスト代のみで、資格の勉強ができる
・受講手当(500円×20日分=20,000円)、通所手当(通学の交通費)支給あり
■職業訓練デメリット?
・授業ペースが速い(3か月でつめこみすぎ)
・全体の8割は出席必須(無理な場合、退校となる)
・欠席する際、やむをえない事情でも証明書を提出しないと、基本手当、受講手当、通所手当が支給されない
※病院の領収書、面接の証明書などあれば支給される
※半日の授業を受ければ、遅刻や早退しても、手当は出る
・休んだ日の授業のフォローはない(自主学習となる)
■訓練内容
日商簿記3級、及び2級知識の理解と定着に加え、事業所担当者へのヒアリングにて事前学習の要望が多かった学習項目(消費税の基礎、会計ソフト・表計算ソフト操作、社会保険手続、給与・賞与計算)のスキルを習得します。
■日商簿記の合格率
日商簿記3級は、8割合格 (訓練前に、3級取得済の人もいます)
日商簿記2級は、訓練中に受験までいく人が2割いるかどうか(先生談)
●学科〔270H〕
・オリエンテーション(初日、最終日)
・日商簿記3級 商業簿記(10日間)
・日商簿記2級 商業簿記(14日間)
・日商簿記2級 工業簿記(9日間)
・簿記問題演習(6日間:3級が2日、2級が4日)
・消費税基礎(1日間)
・経理総務実務(4日間)
●実技〔30H〕
・会計ソフトウェア演習(PCA会計DX)(3日間)
・ビジネスソフトウェア演習(Excel2021)(2日間)
●就職支援〔24H〕(4日間)
・求人情報の収集方法
・応募書類の書き方
・面接対策
・企業説明会(派遣会社、東京しごとセンター、ハローワークの利用紹介)
・ジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティング
※就職活動日:上記とは別で3日間
※確認テスト(10~15分)は、計6回 (出題箇所の問題は事前に先生から連絡あり)
2024年6月18日に管轄のハローワークへ申込書を提出。
約1か月後に、合格の郵便を受領。
TACと大原簿記の訓練、どちらに申込するかは悩みましたが、大原簿記は応募倍率が常に2倍前後のため、不合格の可能性も考えてTACに。
両方の訓練の見学会に行きましたが、大原簿記の方が学校の生徒さん扱いという感じで、面倒見のよい感じ。
TACは社会人向け資格予備校なので自主性に任せる感じ。
後述していますが、オンライン授業ありのTACを選んで、けっきょくは正解だったのかなと思います。
■私の職業訓練・出席状況(ほぼ休まず授業を受けました)
欠席:1日(面接)※面接の証明書提出で手当の支給有
半日の遅刻・早退:4回(2日分に相当)※手当の支給有
職業訓練を受講=就職が確約ではありませんが、結論としては行ってよかったです。
訓練校も自宅からドアtoドアで片道1時間程度、電車も1本で行けたので楽でした。
全体の6割がオンライン授業だったのも個人的にはポイントでした。
(ZOOM生配信の授業でeラーニングではない。午前と午後に出席確認もあり)
往復2時間の通学時間がないので、復習の時間がとりやすかったです。
通学は、8月に10日、9月に4日、10月に9日間でした。
また経理事務科の訓練は、受講生の皆様、真面目に勉強する方が多く、教室の雰囲気も◎
入校式(開始)時点で、25人中、22名が女性。3名が男性でした。
年齢層は、20代~60代まで幅広いですが、30代が最も多い印象。
就職は、正社員希望の人より、家庭との両立で派遣を希望している人が多いようでした。
既に日商簿記3級を取得済の人、前職で経理や財務、会計事務所勤めだった人もいて、結構レベル高いなと驚きました。
10月末の修了式の時点では、21人になっていました(就職決定や体調の関係で退校された方がいる為)
学校とは違うので、退校した人について『●●さんは、9/30付で退校しました』といった知らせもなく、気づいたら人数が減っているという感じでしたね。(ZOOMの授業で、参加者の人数が出るので、それで分かりました)
就職支援の授業については計4日ありましたが、私はあまり満足ではなかったです。
参考になる部分もありましたが、ジョブカードや職務経歴書を書くための自習時間が多かったのが残念でした。
しかもジョブカードは、時間をかけて作成しても、ほとんど意味なし。(訓練中の面談でちらっと見られただけ)
Excel操作の授業は、使える関数の紹介で、思ったよりも良かったので、もう少し日数があってもよかった。
あと全体的に、3か月のコースとしては、詰め込みすぎと感じる部分があり…
簿記とExcel操作の授業だけでも良かったかなと思います。
当初から分かっていましたが、
消費税基礎(1日)、会計ソフト(3日)、社会保険の手続や給与計算(4日)の授業は合計8日で、どれもサワリだけ。
就職支援も4日ありましたが、自習を減らせば実質3日でいけたはず。
その他:
どうでもいいですが、通学日は、荷物が重かったです・・・
2024年8月から10月は、かなり暑くて、私は自宅から500mlのペットボトル2本と弁当(事前に作って冷凍したサンドイッチ)を持参していました。
また日商簿記のテキストと問題集が重い!