今日は写真展用の作品搬入に行って来ました。
あとで詳細は告知します。
今日は20日。カメラ月刊誌の発売日です。
私はときどきカメラ雑誌の月例コンテストに応募しますが、まず入選しません。一応、「これ入選するかも」と思うから応募するんだけど、私が悪いのか審査員の先生が悪いのか、ともかく入選しません。
今日「アサヒカメラ」を買ったら、組写真の部で「予選通過作品」には入っていました。しかし誌面に掲載されるのは5位までなんですよね。私はタイトルが掲載されただけ。
アサヒカメラの組写真の部は「激戦区」というわけではありません。入選確率は15%位と、結構高いです。誌面に作品が掲載されるのも3%位。で、何万人かに見てもらえる可能性があるんだから賞金は安くとも価値はあるかなぁ、と思うわけです。
今月は何か応募するようなの、あるかなぁ。
この写真、実は失敗写真なんです。
普通にカメラ内蔵のストロボや純正クリップオンストロボを使う分には、いまどき起こらない問題です。
画面の左側、暗くなってますよね。
これは一体何かと言うと、カメラのシャッター幕の影です。
このコマ全体はこうなってます。
画面左1/4くらいが写ってません。
普通の一眼レフカメラなんかは「フォーカルプレーンシャッター」というメカシャッターを使います。
シャッターを押すと先幕を追いかけるように開いていた後幕が閉じるという仕組みです。
この方式だと、高速シャッターでは「画面全体が開いている瞬間」が無くなります。
ストロボは「シャッター画面全体が開いているとき」に合わせて発光させます。それができなくなる限界の速度があります。
スタジオでは「バケペン1/30以外は1/60」と習います。
実際は最高シンクロスピードが1/250秒とかは普通にあるのですが、失敗を避けるため、なるべくコトを単純にします。
ストロボでライティングを組むときは何も言われなければカメラ向きISO100,F8,1/60の露出で組みました。
タングステン(電球)で組む場合はISO64,F16,1秒です。
この写真を撮った時は、よく考えずに1/1000秒とかやってしまったのかもしれませんね。
フイルムですから現像するまで気づかない。
でも、あえてよくわからん黒い影が左にあるのもいいかな、と思って、トリミングして作品にしました。
こないだ写真展に出したものと同カットです。
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