最近、急速にチェーン展開を広げているスープ専門店をご紹介します。その名も、スープ・マン(The original Soup Man)。1984年創業のこのお店は、もともと8 Aveの55丁目にあった行列のできる有名スープ屋さん(Soup Kitchen International)でしたが、1995年に当時大人気だったTVコメディ・ドラマ、"Seinfeld"が、1エピソード全部("The Soup Nazi"エピソードの
説明(Wikipedia)、
台本(Seinfeld Script))を使ってこのスープ屋さんを取上げたことで大ブレーク!!!全米にその名前が知られるようになりました。
Seinfeldのスープ・エピソードがどんな内容かと言いますと、味はニューヨークNo1だけど頑固者のスープ屋さんがあって、お店に入ってから注文するまでの間に注文の最のルールを破ると、"No Soup for you!"と言われてしまうというもの。そのルールとは・・・・、
■Ordering Procedure;
1. When you walk in move immediately to the right
(お店に入ったら直ちに右へ移動する)
2. Order your soup with no enthusiasm at all
(まったく騒がずに自分のスープを注文する)
3. Put your money on the counter and move to your left
(カウンターにお金をおいて、左にずれる)
4. Take your soup and do not give any comments
(何も言わずにスープを受け取って店を出る)
Seinfeldのエピソードでは、このスープ屋のおじさんに「あなたアルパチーノに似てるわ」とお世辞を言っただけで"No soup for you! Come back one year! Next!"
(あんたにスープはなしだ!1年後に戻ってきなさい!次の人!)なんてシーンもありましたが、これが大ウケだったんですね。
ちなみに現在のスープ・マンにも
お客様へのルールがちゃんとありますが、Soup Kitchenのときよりも内容は大分穏やかなものになっていますし、また、このルール通りに注文しなくても"No soup for you!"とは言われませんのでご安心ください(笑)。お値段は種類によって異なりますが、一番小さいCupサイズにパン付で、5ドル程(野菜系)~6ドル程(牛・鶏肉系)~7ドル程(シーフード系)~10ドル程(Lobster Bisque、Crab Bisqueの特別スープ)となってます。
オススメ度
★★★★
〔ご参考情報〕
・The Original Soup Man(公式サイト:www.originalsoupman.com)
2005年からチェーン展開しているので、マンハッタン内にはいくつも店舗が出てきていますが、今回、いったのは42丁目沿いのお店です。
スープマンでスープを買ったら西へ向かって移動します。5番街を超えてパブリック・ライブラリの横を通り超えると、ブライアント・パーク。青空の下、この公園で椅子に座って食べるのがオススメです。
この地図を見ると位置関係が分かりやすいかと思いますが、ブライアント・パークを中継地点(休憩場所)にして、タイムズ・スクエア、ロックフェラーセンター、グランドセントラルターミナルなどを巡ってみるのもいいかなと思います。ミッドタウンはどうしても人込みが避けられませんので、合間合間に公園とかパブリックスペースに立ち寄ると、ニューヨークのお散歩がもっと楽しくなると思いますよ♪
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