ニューヨークのストリート・ベンダーがよく売っているものの代表格に『プリッツェル』っていう、なんでしょうか、おっきな硬いパンみたいなのがございます。子供の頃から慣れ親しんでいるためなのか、ニューヨーカーの皆さんはこのプリッツェルが結構好きでして、よく道端でかじってる人を見かけます。あんまりよく見かけるので、これはきっと美味しいに違いない！なんて思って買ってみると、味は主に塩味・・・というか、味がしなかったりして！？ソフト系のパンを好む日本人の口にはちょっぴり合いそうにないお味だと思っていました。
しかぁ～し、今回、そんなプリッツェルのイメージをがらりと変えてしまう美味しい「プリッツェル屋さん」を発見しちゃいました。その名は、
Auntie Anne's。ネットで調べてみると、1988年にペンシルバニア州で誕生したプリッツェル専門のチェーン店だそうです。
現在、全世界に850店舗が展開中！だそうですので、すでにかなり有名なお店なのかもしれません。私が訪れたのは、タイムズ・スクエアに程近い、8 th Avenueの42～43丁目間にあるお店。かなり小さなお店なので見過ごしてしまうかもしれませんが、ウェスティン・ホテルの横です。
さて、ここのプリッツェル、何が他のとは違うかというと、まず、ソフト・プリッツェルなのです。硬いアメリカ版お煎餅みたいなものがプリッツェルだと思っていた方には、衝撃のモチモチ・ソフトぶりなのです。次に、すべてのプリッツェルがハンドメイドです。レジ横で、コネコネしてますので、タイミング良く行けば出来立てにありつけるかもしれません。さらにフレイバーは、シナモン＆シュガー、アーモンド、ガーリック、レーズン、ハラペーニョなど多彩に揃ってます。食べやすいスティック状のものもありますよ。お値段は、１つ2ドル50セント～3ドル程度。今なら3個買うと、1個無料でもらえるキャンペーン中ですので、グループで行って試してみるといいかもしれません。
オススメ度
★★★☆
写真はアーモンド・フレーバーです。モチっとした食感とほのかな甘さがグッドでした。だいたいどれも美味しいんですが、ガーリック・フレーバーは、モチモチしたガーリック・トーストみたいでかなり美味しかったです。甘いものと交互に食べるとまた妙に美味しく感じたりしていいですよ（笑）。
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